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March 29, 2009 space
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F1オーストラリアGP決勝!バトン優勝!ブラウンGP 初参戦&初優勝1-2!

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波乱の2009年F1開幕戦オーストラリアGPが、日曜日の決勝レースを迎えた。レース直前のコンディションは、気温21℃、路面温度32℃、湿度57%、快晴のドライコンディションとなっている。FIAは、予選後に行った検査でトヨタのクルマのリアウイングに非合法なフレキシブルパーツがあることを確認し、両ドライバーを予選失格扱いとした。これにより、予選で6位と8位を獲得していたグロックとトゥルーリは、グリッド最後尾からレースをスタートさせることになった。

通常、予選をトップ10で終えたクルマは予選後からレース開始までの間に再給油などを行うことができないが、ピットからのスタートによりそれが可能となる。
 

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 レース直前のコンディションは、気温21℃、路面温度32℃、湿度57%、快晴のドライコンディションとなっている。フォーメーションラップが開始された。フェラーリの両ドライバーとハミルトン、ボーデのみがソフトタイヤを選んでいる。
 
 予選失格となったトヨタの2台はピットからのスタートを選んでいる。
 全車がグリッドに着き、ブラックアウトの時を待つ。
 
 シグナルがブラックアウトし、レーススタート!
 
 バリチェロがスタート失敗、バトンは順調にトップを走行。マッサが3番手に浮上、クビサ、ライコネン、ロズベルグが続く。バリチェロはロズベルグの後ろの7番手までポジションを落とした。中嶋は8番手までポジションを上げている。ハイドフェルドがタイヤをパンクさせてピットに戻り、スーティルはフロントウイングをなくしている。ウェーバーとコヴァライネンもクルマにダメージを負っているようだ。
 

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スタート時のリプレイ映像が流れた。バリチェロとウェーバーが接触し、ハイドフェルドが接触し、ウェーバーがハイドフェルドに突っ込んで彼のタイヤがパンクした。そのウェーバーにコヴァライネンが接触したようだ。
 
3周目 ここまでの順位は、バトン、ヴェッテル、マッサ、クビサ、ライコネン、ロズベルグ、バリチェロ、中嶋、ピケ、ブエミ、フィジケラ、ハミルトン、ボーデ、トゥルーリ、アロンソ、グロック、ハイドフェルド、スーティル、ウェーバーとなっている。コヴァライネンはリタイアした。

4周目 ヴェッテルが1分28秒999のファステストラップを記録している。

5周目 9番手のピケにハミルトンがコンマ4秒差まで迫っている。

トップのバトンは1分28秒787で走行し、2番手のヴェッテルに4秒2の差をつけている。

6周目 ハミルトンがピケをオーバーテイクし、9番手にポジションを上げた。

7周目 13番手のトゥルーリの後ろが混雑している。コンマ5秒差でアロンソが続き、その後ろにコンマ6秒差でグロックが続いている。 

ライコネンのペースが上がらない。ロズベルグがコンマ3秒差まで迫っている。
 
8周目 バトンは1分28秒248で走行している。ライコネンは1分31秒548のペースで走行し、その後ろにロズベルグとバリチェロが続いている。

9周目 1コーナーでロズベルグがライコネンをオーバーテイクした。さらにライコネンはバリチェロにもパスされ、7番手までポジションを下げた。

バリチェロがライコネンをパスする際に、バリチェロのフロントウイングがライコネンのクルマに接触し、パーツが飛んだ。

10周目 ライコネンとトゥルーリがピットイン。

5番手に順位を上げたロズベルグは前を走るクビサに迫り、オーバーテイクを仕掛ける。

11周目 マッサとハミルトンがピットイン。ハードタイヤに交換してコースに戻った。ソフトタイヤはかなりつらいようだ。

ロズベルグは依然としてクビサに迫り、コンマ2秒後ろにつけている。その後ろにはコンマ3秒差でバリチェロが続いている。

12周目 クビサがピットイン。ハードタイヤに交換してマッサの後ろでコースに戻っている。

13周目 バトンは1分28秒565のペースで走行しており、2番手のヴェッテルに4秒5の差をつけている。その後ろには27秒差でロズベルグが走行している。

5番手の中嶋が前を走るバリチェロにコンマ7秒差まで迫っている。

14周目 8番手のフィジケラの後ろにコンマ7秒差でアロンソが続き、コンマ5秒差でグロックが続いている。
 
15周目 デビュー戦を迎えたブエミは7番手を走行しており、前のピケまでコンマ8秒に迫っている。

16周目 ヴェッテルがピットイン。32周分の燃料を積んでコースに戻った。ロズベルグもピットに入ったが、フロントタイヤの装着に手間取り、かなり時間がかかってしまった。

ロズベルグはライコネンの間での12番手でコースに戻った。ロズベルグは直後にライコネンにパスされた。

17周目 バトンは1分28秒020でファステストラップを記録した。
 
中嶋がクラッシュし、パーツがコースに飛び散っている。彼はクルマを降りてリタイアとなった。

中嶋は5コーナーの先で縁石に乗ってしまい、自らのミスによってレースを終えることになった。

18周目 バリチェロ、ブエミ、グロックがピットイン。バトンもピットに入った。

ブラウンの両ドライバーはかなり重めに燃料を積んだ。

19周目 ここでセーフティーカーが入った。

ピケ、フィジケラ、アロンソもピットに入った。

フィジケラはピットに入った際に上手く定位置に着くことが出来ず、時間がかかってしまった。

21周目 依然としてセーフティーカーの先導が続いている。現在の順位はバトン、ヴェッテル、マッサ、クビサ、ライコネン、ロズベルグ、ピケ、トゥルーリ、ブエミ、バリチェロ、グロック、ハミルトン、アロンソ、フィジケラ、スーティル、ハイドフェルド、ウェーバーの順となっている。ボーデはピットに入った。

22周目 スーティルがピットに入った。

現在のコンディションは、気温21℃、路面温度27℃、湿度62%となっている。

23周目 夕方になり、路面温度が下がっているため、ドライバーたちはタイヤ温度に気を配っている。

KERS搭載車はブレーキを使ってエネルギーをチャージしている。

セーフティーカーが戻ってレース再スタート!

各車は順調に再スタートをきったが、ピケは大幅にコースオフを喫した。

ハミルトンはグロックをオーバーテイクし、グロックはアロンソにもパスされた。

ハミルトンは11番手、アロンソは12番手にポジションを上げた。

25周目 バトンを先頭に、ヴェッテル、マッサ、クビサ、ライコネン、トゥルーリ、バリチェロ、ブエミ、ロズベルグ、ハミルトンと続いている。ピケはリタイアとなった。

27周目 バトンは1分30秒005のペースで走行している。ヴェッテルはバトンの2秒1後方、その後ろに1秒4差でマッサが続いている。ブエミはポイント圏内の8番手を走行している。

27周目 ロズベルグが前を走るブエミにコンマ4秒差まで迫っている。

30周目 バトンとヴェッテルの差は3秒9、ヴェッテルとマッサの差は2秒2、マッサとクビサの差は1秒、クビサとライコネンの差は1秒4、ライコネンとトゥルーリの差はコンマ7秒となっている。

31周目 マッサがピットイン。ハードタイヤに交換し、10秒9の作業を終えてコースに戻った。

マッサはフィジケラの後ろの14番手でコースに戻った。軽い燃料のボーデ、ハイドフェルド、ウェーバーが彼を追いかけている。

33周目 トゥルーリがピットイン。9秒2の作業を終えてスーティルの後ろの12番手でコースに戻った。
 
34周目 クビサが1分27秒989のファステストラップを記録した。

ここでスーティルがピットに入った。

35周目 10番手のグロックが前を走るアロンソがKERSを使っているので抜けないと無線で伝えている。

36周目 クビサが再びファステストラップを記録した。グロックはアロンソにコンマ7秒まで迫っている。

38周目 トップのバトンから4番手のライコネンまでが1分28秒台で走行している。

39周目 クビサとライコネンがピットイン。二人ともハードタイヤに交換し、コースに戻った。

アルバートパークは日がどんどん西に傾き、路面温度は25℃まで下がっている。

40周目 グロックはアロンソをパスしようと仕掛けたが、スピンを喫して後ろを走っていたライコネンにまで道を譲ってしまった。

41周目 ブエミがピットに入った。トップのバトンと2番手のヴェッテルの差は4秒8だ。

42周目 5番手を走行しているハミルトンは、前をいくロズベルグと1秒2の差となっている。ハミルトンはKERSを駆使しながら差を縮めようとしている。

43周目 ハミルトンがピットイン。ハードタイヤに交換し、コースに戻った。

ライコネンは予定外のピットインを行った。何かトラブルがあったようだ。

残り14周 ロズベルグがピットイン。

ハイドフェルドもピットに入った。

ライコネンはスピンを喫し、壁に衝突した影響で緊急ピットを行ったようだ。

残り13周 ヴェッテルがピットイン。

ソフトタイヤに交換したヴェッテルは、バリチェロの前の2番手でコースに戻った。

残り12周 マッサが急激にペースを落としている。

マッサとバトンがピットに入った。バトンはソフトタイヤに交換し、コースに戻った。マッサはガレージにクルマを入れてリタイアとなった。

コースに戻ったバトンはトップをキープしている。

残り11周 ほとんどのクルマが2回目のピットインを終えている。1回しかピットに入っていないのは、バリチェロ、アロンソ、グロック、フィジケラだ。

残り10周 ロズベルグが1分27秒706のファステストラップを記録した。彼は7番手を走行している。

残り9周 フィジケラがピットに入った。

残り8周 グロックがピットイン。ソフトタイヤに交換し、4秒2の作業でコースに戻った。彼はハミルトンの後ろの9番手となった。

残り7周 バリチェロがピットイン。ソフトタイヤに交換し、コースに戻った。

アロンソもピットに入った。

バリチェロはロズベルグに交わされ、5番手となった。
 
残り6周 トップのバトンと2番手のヴェッテルは1秒6の差となっている。ヴェッテルとクビサの差は2秒5だ。

バリチェロがロズベルグをオーバーテイクし、4番手にポジションを上げた。

残り5周 ロズベルグはペースを落とし、1分34秒台で走行している。彼はトゥルーリとハミルトンに抜かれてしまった。

残り4周 3番手のクビサがヴェッテルに迫っている。ロズベルグはグロックとアロンソに交わされ、9番手までポジションを落とした。

残り3周 クビサはヴェッテルの真後ろに迫り、オーバーテイクを仕掛けたが、クビサとヴェッテルは接触してしまい、フロントウイングを壊してバランスを崩した両ドライバーはクラッシュしてしまった。

ここでセーフティーカーが入った。クビサはレースを終え、ヴェッテルはフロントウイングをなくし左フロントタイヤをパンクた状態でスロー走行している。

残り2周 この混乱の隙にハミルトンが3番手にポジションを上げた。

現在の順位は、バトン、バリチェロ、トゥルーリ、ハミルトン、グロック、アロンソ、ロズベルグ、ブエミ、ボーデ、スーティル、ハイドフェルド、フィジケラ、ライコネン、ウェーバーとなっている。ヴェッテルはクルマを止めてリタイアとなった。

残り1周 レースはこのままセーフティーカー先導で終わりを迎える。

ライコネンは5回目のピットストップを行ったが、最終的にクルマを降りてリタイアとなった。

レース終了! バトンが優勝、バリチェロが2番手となり、ブラウンGPはデビュー戦で1−2フィニッシュを飾った。
  
ピットスタートだったトゥルーリは3位表彰台を獲得し、デビュー戦のブエミは8位でレースを終え初レースで嬉しい初ポイント獲得となった。
 

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オーストラリアGP決勝は、1位バトン、2位バリチェロ、3位トゥルーリ、4位はミルトン、5位グロック、6位アロンソ、7位ロズベルグ、8位ブエミ、9位ボーデ、10位スーティル、11位ハイドフェルド、12位フィジケラ、13位ウェーバーとなった。14位ヴェッテルと15位クビサは完走扱い、ライコネン、マッサ、ピケ、中嶋、コヴァライネンがリタイアとなった。
 
決勝
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time

1 J・バトン ブラウンGP 1:34:15.784
2 R・バリチェロ ブラウンGP + 0.807
3 J・トゥルーリ トヨタ + 1.604
4 L・ハミルトン マクラーレン + 2.914
5 T・グロック トヨタ + 4.435
6 F・アロンソ ルノー + 4.879
7 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 5.722
8 S・ブエミ トロロッソ + 6.004
9 S・ボーデ トロロッソ + 6.298
10 A・スーティル フォースインディア + 6.335
11 N・ハイドフェルド BMW + 7.085
12 G・フィジケラ フォースインディア + 7.374
13 M・ウェーバー レッドブル + 1 laps
Did not finish
14 S・ヴェッテル レッドブル + 2 laps
15 R・クビサ BMW + 3 laps
16 K・ライコネン フェラーリ + 3 laps
17 F・マッサ フェラーリ + 12 laps
18 N・ピケ・ジュニア ルノー + 34 laps
19 中嶋 一貴 ウィリアムズ + 41 laps
20 H・コヴァライネン マクラーレン + 55 laps

 
2009年シーズンは、波乱続きのオーストラリアGPでブラウンGPが1−2フィニッシュを飾り幕を開けた。
 
 ブラウン「おとぎ話のような」1−2フィニッシュ
 
 2009年シーズンの開幕戦はF1史に残るレースとなった。創設からわずか数週間のチームがデビュー戦で1−2フィニッシュを飾り、レースができる保証もないままに約4ヶ月間を過ごしてきた旧ホンダのスタッフやドライバーたちにとって、この信じられないような勝利は彼らの努力と忍耐力に報いる最高のご褒美となった。
 
 ジェンソン・バトン(決勝1位)
 
 「信じられない日だよ!ブラウンGPでの最初のレースはおとぎ話の結末みたいだね。楽な勝利に見えるかもしれないけれど、本当は全く楽じゃなかったんだ。でも、クルマをホームに戻すことができたし、それが一番重要なことなんだ。この優勝は僕や家族、チームのものだ。衝撃的な数ヶ月を過ごしてきたから、これほど強くなったことや信じる心を忘れなかったことに対してみんなに心から感謝したい。今週末はここ数ヶ月間の努力に対する報いとなる全てを成し遂げたんだ。自分自身やチームからもたらされる以上のことが起きたから、本当にエキサイティングだったよ。マレーシアが待ちきれないね!」

 ルーベンス・バリチェロ(決勝2位)
 
 「波乱だらけの午後だったよ!レース中はとても複雑な気持ちで、正直に言うと2位は本当に嬉しいんだ。スタートはアンチストールシステムが作動したせいでポジションをいくつか落としたり、最初のコーナーに差し掛かった時に後ろから激しく追突されて非常にきつかった。レースが終わったと思ったよ。幸いにもクルマは生き残り4位争いができたし、ヴェッテルとクビサの事故によってアドバンテージを得られるポジションにいることができた。諦めてはいけないことを証明したよ!ジェンソンには今日の素晴らしい勝利におめでとうといいたいね。そして、チームにはこんなに素晴らしいクルマを与えてくれたことに心から感謝しているよ。僕たちにとってエキサイティングな旅の始まりだよ」
 
 ロス・ブラウン(チーム代表)
 
 「今日の勝利のために信じられないほどの努力をしてきた。そして献身、傾倒、正真正銘の努力はブラウンGPのシーズン初戦でジェンソンとルーベンスがチームのためにホームに運んできた1−2フィニッシュによって実を結び、本当に報いとなった。チームがこの4ヶ月にやってきたこと全てを考えると、これは非常に単純にセンセーショナルな結果だ。私たちにとっては始まりに過ぎず、様々な意味で完璧なレースではなかったので、今日の出来事から学んで改善を続けるつもりだ。更なる優勝とチャンピオンシップを狙うのであれば、シーズンを通してクルマの開発を続けなければならない。この数ヶ月でこれほどのサポートをしてくれたり、このようなポジションで今年のレースをすることを保証するためにチームと密に働いてくれたノルベルト・ハウグやメルセデスベンツの高パフォーマンスエンジンには心から感謝の意を表したい。また、チームが今日までにやってきたことに対して見通しを持ってくれたり、その仲間入りを望んでくれたヴァージンやヘンリ・リロイド、チームパートナー全てに感謝したい。この勝利がチームにとって意味することを言葉に表現するのは難しいが、この場所やトラック、ブラックレーのファクトリーの一人一人に素晴らしい週末だったと話すのは確かなことだ」


 
表彰台に上がったバトンとバリチェロはとても嬉しそうだ。2006年のハンガリーGP以来2度目の優勝を飾ったバトンは、夕日に映えるアルバートパークの表彰台でトロフィーを高々と掲げて満面の笑みを浮かべた。

歓喜と興奮が冷めないアルバートパークだが、第2戦のマレーシアGPは1週間後に迫っている。
 

 歓喜は一瞬…トヨタ12位に順位落とす/F1
 
 自動車F1シリーズの開幕戦、オーストラリア・グランプリ(GP)は29日、メルボルンのアルバートパーク特設コースで58周(1周5・303キロ)の決勝を行い、トヨタのヤルノ・トゥルーリ(イタリア)は3位のタイムだったが、規則違反により25秒加算の罰則を受け12位に下がった。

 トヨタの歓喜は一瞬だけだった。トゥルーリが3位でフィニッシュしたが、競技中の規則違反でタイム加算を受ける罰則となり、12位まで順位を落とした。

 参戦8年目での初優勝を目指したが、前日の公式予選でも規則違反の指摘を受け、決勝は2台ともピットレーンからスタート。ただ、もう一人のグロックは4位と踏ん張った。チーム関係者は「この先につながる結果だ」と巻き返しを誓った。


 
 マクラーレン ハミルトンが3位獲得
 
 マクラーレンのルイス・ハミルトンは、ヤルノ・トゥルーリのペナルティにより4位から3位に順位を上げることになった。これまで厳しい状況が続いていたマクラーレンにとって、この結果は非常に重要なものだ。ヘイッキ・コヴァライネンは、残念ながらレース序盤の事故によりリタイアを余儀なくされている。

 
 ドタバタ…トゥルーリが3位に復帰 自動車F1の豪州GP

 FIAは2日、F1シリーズ開幕戦、オーストラリア・グランプリ(GP)決勝で、3位でゴールしたが規則違反で12位に降格となったトヨタのヤルノ・トゥルーリ(イタリア)の順位を3位に戻すと発表した。
 
 また、レース終了後に虚偽証言をしたとして3位のルイス・ハミルトン(英国、マクラーレン・メルセデス)のポイントをはく奪した。
 
 トゥルーリはレース終盤、セーフティーカーが走行中にハミルトンを追い抜いた。これが違反対象となったが、FIAはドライバーを含むトヨタ、マクラーレンの両チームを事情聴取し、走行中の交信記録などからトゥルーリの追い抜きを違反としない判断を下した。


 
 オーストラリアGPでマクラーレンのルイス・ハミルトンとヤルノ・トゥルーリの間に起こった出来事について、スチュワードによる詳細な聴取が行われ、その結果マクラーレンチームはオーストラリアGPを失格となった。セーフティーカー出動中にトゥルーリがコースから外れたため、ハミルトンが彼を抜き、その後スローダウンしてトゥルーリを先に行かせてポジションを戻した。
 
レースはセーフティーカーの隊列のまま終了したため、トゥルーリはハミルトンを抜いたことを理由に25秒加算のペナルティを受け、表彰台ばかりかポイントまで失ってしまった。トヨタはこの件に関する控訴を断念したが、トゥルーリは次のように自分の見解を述べていた。「レース終盤にセーフティーカーが出たときに、ルイス・ハミルトンが僕を抜いた。でも彼はそのあとすぐに突然スローダウンして脇に寄ったんだ。彼にトラブルが起こったんだと思ったから、僕は彼を抜いたんだ。それ以外に方法はなかったよ」

ハミルトンは、トヨタのクルマがターン15でコースを外れて芝生に飛び出したときにこれを抜いたことを認めた。そして、このときチームが彼にトゥルーリを抜くようにと指示したと説明した。「僕はセーフティーカーが出たときにトゥルーリの後ろにいた。セーフティーカー中にはもちろんオーバーテイクはしてはいけないことになっているけど、彼は最後から2つ目のコーナーでコースアウトしたんだ」と彼は Speed TV に対して日曜日に語った。「彼は膨らんで芝生に出たんだよ。タイヤが冷えたんだと思った。僕はできる限りスローダウンしたけど、彼を抜かざるを得なかった。それから、チームに彼を先に行かせろと言われた。でも僕にはそれがレギュレーションに違反していないのかどうかが分からなかったんだ。もし大丈夫だったら、僕は3位になっていたはずなのに」

しかし彼のこうしたコメントに反して、レース後にこの一件を調査したスチュワードたちは、ハミルトンがトヨタを先に行かせるためにスローダウンした事実はなかったと述べ、ハミルトンがそのときこの件について触れなかったと主張している。マクラーレンのレース中の無線交信記録を入手したFIAは、「故意に誤解を招くような情報を提供した」として、チーム全体をレース結果から除外した。これはセカンドドライバーのヘイッキ・コヴァライネンも対象となるが、彼は1周目の最後にリタイアしているので、実質的には影響を受けない。

FIAはまた、トゥルーリのペナルティを取り消した。このため、彼はオーストラリアGPの本来の順位である3位を再び手にすることとなった。
 

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