ヘッドホン娘！？「萌えるヘッドフォン読本」「ヘッドフォン少女画報」が売れてる

　
　商業誌に匹敵するクオリティで大人気、「幻のプレミア同人誌」とも呼ばれていた「萌えるヘッドホン読本」が大幅にパワーアップして商業化。掲載機種も26種から41種に、そしてヘッドホンアンプ6機種のレビューや各業界の方へのインタビューなど新規コンテンツも大幅追加。あと、もともと豪華メンバーだった絵師さんにKEIさんやえれっとさんなども加わりさらに豪華な事に。
　

　
　同人誌で話題となっていた「ヘッドフォン少女画報」が、商用化されて学研より7月28日発売「ヘッドフォン少女画報」最強の画集が満を持しての登場したことが、ヘッドホン娘を一般に認知させたと言われてます。
　
　メイド萌えや猫耳萌え、妹萌えなど、世の中にはさまざまな“萌え属性”があり、それぞれが1ジャンルを築いていましたが、昨今の１００年に一度の不況の影響か？萌えは終わったと言われてきました。しかし萌えは永遠！？萌え属性の1つのジャンルとして、同人誌で人気の「ヘッドフォン萌え」を詰め込んだ書籍「萌えるヘッドホン読本」（岩井喬）が、2008年6月25日に白夜書房から出版されて、ヘッドフォンを着けた女の子のイラストと、ヘッドフォンの硬派なレビューを組み合わせがヒットし続けました。
　

　
　3000円〜20万円以上のヘッドホン40モデルを、ヘッドフォン娘イラスト付きで解説
　
　そもそもこの本は何なのか簡単に説明すると、まず右ページに各ヘッドホンの詳細なレビューがあり、そして左ページにそのヘッドホンを装着した女の子のイラストが載っています。写真はありませんが、どれも精緻に描かれたイラストなので実際に装着したイメージが湧きやすいです。イラストは全てフルカラー。
　
　対象機種は3,000円以下のものから20万円を超えるものまで41機種と幅広いので、ヘッドホン入門者にも、上位機種への買い替えを検討している人にもおすすめできます。もちろん「ヘッドホンには興味が無いけどヘッドホン娘に萌えられればそれでいい」という人にも激しくおすすめなのは言うまでもありません。
　
　これだけ充実の内容で1,800円とかなりお買い得。ヘッドホンに興味のある人には迷わずお勧めできる1冊です。あと、本書はソフトカバーですが、カバーを外すと同人誌版と同じ装丁になるという心憎い演出も。

　 　 ■新・萌えるヘッドホン読本 ■ヘッドフォン少女画報