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January 31, 2010 space
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SilverStone SST-HDDBOOST SSDをHDDキャッシュ高速化アダプタ

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SilverStone からSSDをHDDのキャッシュとして利用するといった発想で、HDDの性能を高めると同時に、SSDの弱点と言われるSSDのライトの遅さや書き換え回数の制約といった欠点を回避できるというSilverStone製アダプタを購入しました。まだ製品が手元に届かないので、現在のPCのパフォーマンスから記録を開始します。
 

silverstone_ssd_hdd02.jpg

 

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 そもそもSSDには発売当初から興味を持って購入の機会を狙っていたのですが、未だ購入していない理由は、その耐久性よりも現在のPCのHDD環境を、Raptor (10000rpm,3Gb/s,16MB)x2台でRAID0環境で構築していることが主な理由です。RAID0でブン回しているので、そんなに体感速度的には不満がなく、SSDのWrite時の遅さを問題視する記事やパフォーマンス評価に躊躇していました。
 

silverstone_ssd_hdd03.jpg

 
 RAID0環境のHDDであれば、READはSSDに比べて確かに遅いのですが、WRITEかんッ橋では十分にその速度が維持できるため、トータルのPCを使う環境としては申し分ありません。しかし、今回のSilverStone SST-HDDBOOSTならば、現在の環境のメリットとSSDの不満点を一挙に解決できると判断したのと、製品の価格が¥4980円と躊躇なく購入できる価格だったことから購入ボタンをポチっと押してしまいました。
 
この製品の魅力は、SSDをHDDの「外付けキャッシュ」として読み込み速度の速いSSDをREAD側として、WRITEはHDDにへと使い分ける事ができるため、読み書き両方ともにデータアクセスを高速化させるというアイデアのユニークな製品です。
 
silverstone_ssd_hdd04.jpg動作手順としてはPCの起動時にHDDのデータを先頭セクタから順にSSDにコピー、リード要求があった場合、SSDにそのデータがあればSSDからリードを行なうという仕組みなので、初期導入時にHDDのCドライブのデフラグを行い、SSDに最適なデータをコピーさせることで動作がより確実に向上するようです。
 
 こうした仕組みのため、特に先頭セクタ部分に対してランダムリードを行なう作業(OSの起動など)で大きなパフォーマンス向上が期待できるという。また、キャッシュが使われるのはリード時のみ。ライト時はHDDに直接データが書き込まれるため、SSDのライトの遅さや書き換え回数の制約といった欠点を回避できるとのこと。
 
また、SSDはREAD専用とも言える形で使うので、「いったんアダプタを利用しはじめた後、アダプタを取り外してSSDを使わないでも、HDDをフォーマットするなどの処理は必要なく、そのままHDDを利用できる」(SilverStone)という特徴があります。
 
利用開始時はアダプタとSSDを取り付けるだけでよく、HDD のフォーマットなどは必要ないが、製品構成は、2.5インチのSerial ATA SSDを装着する3.5インチベイ用マウンタと、ファームウェアアップデート用のUSBケーブル(ピンヘッダ接続)などが付属します。
 
SSDを装着したマウンタを介してHDDとSerial ATAホストアダプタ(マザーボードなど)とを接続する仕組みで、マウンタの内側にはSSD用のSerial ATAポートが、外側にはHDDとホストアダプタに接続するためのSerial ATAポートがそれぞれ用意されている(HDD用ポートはSerial ATA電源ポートも装備)。
 
silverstone_ssd_hdd01.jpg

 
 さて、製品が届いてから現在のHDD環境との違いをレポートしますが、この製品の評価をあげるには、現在のRAID0環境をシングルHDDに移行させてから、次に肝心のSSDをREADが高速なタイプを購入しなければ意味がありません。
 
この製品を活かす意味では、READが高速なタイプとして、Intel X25-E Extreme SATA SSD (SSD,3Gb/s,2.5インチ,リード250MB/s・ライト170MB/s)よりも、READ時の速度は同じでWRITE速度が若干遅い、Intel X25-M Mainstream SATA SSD (SSD,3Gb/s,2.5インチ,リード250MB/s・ライト70MB/s)か、Intel X25-V Value SATA SSD (SSD,3Gb/s,2.5インチ,リード250MB/s・ライト70MB/s) あたりが候補となります。Intel X25-M(G2) (SSD,3Gb/s,2.5インチ,リード250MB/s・ライト70MB/s) あたりもOEM製品ですが、容量的には80GBあり十分ですね。
 
 他にもおススメの高速SSDとしては、高速SSDとしてリード270MB/s、ライト250MB/sをうたうOCZ VertexLimited Editionが、100GBが44,800円、200GBが92,800円。リード/ライト速度260MB/s 2.5インチSSD「G-Monster2 SFV1」100GBのモデルで、実売価格は約7万5千円などが候補としてあります。
 
OSを再インストールせずに、本来のシステムHDD読みスピードを向上
最小のSSDデータ書込み回数によってSSDの寿命を延長
インストールが容易
大部分の2.5インチ SATA SSDと互換
 
■Puissance requise:PCからの+5V入力電源
■インタフェース:SATA 3Gbps
■Application:3.5インチ内部ハードドライブベイ
■対応SSD:2.5インチSATAインタフェース
■作業系統:SATAインタフェース対応の任意のOS
■ドライブインターフェースサポート:3.5インチ内部ハードドライブベイ
■コントローラボード サイズ:98.6x24.5x1.6 mm
■エンク ロージャー
 1 x 7ピンSATAコネクタ、マザーボード接続用
 1 x 7+15ピンSATAコネクタ、システムハードドライブ,周辺装置電源コネクタ接続用
 1x USBコネクタ(ファームウェアアップグレード専用)
■実重量 160g±10g
■寸法 130.5mm(W) x101.6mm(D)x25.4mm(H)

 
■Amazon:SilverStone HDD オプション SST-HDDBOOST
■楽天:SST-HDDBOOST

 

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HOMENews BlogsPCparts | January 31, 2010 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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