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October 10, 2011 space
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F1日本GP決勝 ジェンソン・バトンが優勝ヴェッテル3位で2年連続ワールドチャンピオン

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日本GP決勝は53周のレースが終了し、ジェンソン・バトンが優勝し、フェルナンド・アロンソが2位となった。3位に入ったセバスチャン・ヴェッテルが2年連続でワールドチャンピオンに輝いた。
 

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 2011年F1世界選手権第15戦日本GPは、日曜日の決勝レースを迎えた。午後2時30分に各チームがレコノサンスラップを行い、24台のクルマがスターティンググリッドに着いた。

スターティンググリッドで小林可夢偉のインタビューが行われ、「つらい戦いが続いていたけれど、シーズン初めのペースが戻ってきた。プレッシャーから開放 されたので、フレッシュな気持ちで楽しいレースをしたい。今日は大勢の人が来てくれたけれど、東北の地震で来ることができず、すごく悔しい思いをした人も たくさんいる。楽しいレースをしてみんなが鈴鹿に来たいと思うレースがしたい」と語った。

土曜日に行われた予選では、ヴェッテルがポールポジションを獲得し、タイトル獲得に向けて絶好の位置からのスタートとなった。2位にバトン、3位にハミルトン、4位にマッサが続き、アロンソが5位、ウェーバーが6位となっている。

その後ろ、7番グリッドからスタートするのは小林可夢偉だ。昨年のようなアグレッシブな走りでポジションアップを狙う。

決勝レースのフォーメーションラップ開始まで3分を切った。現在のコンディションは、気温24℃、路面温度35℃、湿度31%、風速2.6m、晴れのドライコンディションとなっている。

午後2時、24台のクルマがフォーメーションラップに向かった。

ほとんどのクルマがオプションを履いているが、マルドナド、ペレス、ロズベルグはプライムを履いている。

シグナルがブラックアウトし、レーススタート!ヴェッテルが1位でターン1を周り、ハミルトン、バトン、マッサ、アロンソ、ウェーバー、シューマッハが続いた。

小林は大きく順位を落とし、12番手となった。

2周目 バトンとヴェッテルの接触が審議対象となった。

現在の順位は、ヴェッテル、ハミルトン、バトン、マッサ、アロンソ、ウェーバー、シューマッハ、ディ・レスタ、スーティル、ペトロフ、ブエミ、小林、セ ナ、マルドナド、バリチェロ、コヴァライネン、ペレス、トゥルーリ、アルグエルスアリ、ロズベルグ、ダンブロシオ、グロック、リチャルド、リウッツィと なっている。

4周目 トップのヴェッテルとハミルトンの差は1秒7となっている。

最終コーナーでトゥルーリがペレスを抜いて、17番手となった。

6周目 ターン1でアロンソがマッサをパスして4番手となった。

ヴェッテルとハミルトンの差は2秒3に開いた。ハミルトンとバトンの差は2秒9、バトンとアロンソの差は2秒7となっている。

7周目 バリチェロがマルドナドをパスして13番手となった。

ヴェッテルは1分40秒070のタイムで前のラップを回り、ハミルトンとの差を3秒1に開いている。

審議されていたヴェッテルとバトンの件はおとがめなしとなった。

8周目 バトンがスプーンカーブでハミルトンをパスし、2番手となった。

9周目 ハミルトン、スーティルがピットイン。ハミルトンはオプションからオプションに交換した。

10周目 ヴェッテル、シューマッハ、リウッツィがピットイン。

ヴェッテルは再びオプションに交換した。

11周目 バトン、アロンソ、小林、ディ・レスタ、ウェーバーがピットイン。

コヴァライネンもピットに入った。

12周目 マッサ、ブエミがピットイン。

トゥルーリとリチャルドもピットに入った。

ここでブエミがS字でクルマを止めた。右フロントタイヤがルーズになり、外れてしまったことが原因だ。

13周目 バトンが1分39秒187のファステストを記録し、ヴェッテルとの差は2秒5となっている。

14周目 現在の順位は、ヴェッテル、バトン、アロンソ、ハミルトン、マッサ、ウェーバー、ペトロフ、シューマッハ、ペレス、スーティル、セナ、ディ・レ スタ、マルドナド、アルグエルスアリ、小林、バリチェロ、ロズベルグ、コヴァライネン、ダンブロシオ、トゥルーリ、リチャルド、グロック、リウッツィと なっている。

ペトロフ、ペレス、セナ、マルドナド、アルグエルスアリはまだピットに入っていない。

16周目 小林はヘアピン出口でアルグエルスアリを抜いて12番手となった。

19周目 ペトロフがピットイン。ヴェッテルとバトンの差は1秒6となっている。バトンとアロンソは2秒8差、アロンソとハミルトンは3秒6差、ハミルトンとマッサはコンマ7秒差となっている。

20周目 ヴェッテル、ウェーバーがピットイン。

21周目 バトンがピットイン。バトンはオプションに交換し、ヴェッテルを抜いて4番手となった。ペレスもピットに入っている。

22周目 アロンソ、ハミルトンがピットイン。ウェーバーが1分39秒026のファステストを記録している。

23周目 マッサがピットイン。バトンが1分38秒498のファステストを記録し、ヴェッテルとの差はコンマ9秒となっている。

24周目 スーティルがピットイン。

25周目 最終シケインに破片が落ちているため、SCが入ることになった。ディ・レスタ、小林、バリチェロ、ロズベルグ、トゥルーリ、リウッツィがピットに入った。

27周目 SCがレースを先導している。現在の順位は、バトン、ヴェッテル、アロンソ、ウェーバー、マッサ、ハミルトン、シューマッハ、ペトロフ、ペレ ス、ディ・レスタ、スーティル、ロズベルグ、小林、バリチェロ、アルグエルスアリ、セナ、コヴァライネン、マルドナド、トゥルーリ、ダンブロシオ、グロッ ク、リチャルド、リウッツィとなっている。

28周目 SCが戻り、レースが再開された。リスタートでは大きな混乱がなく、バトン、ヴェッテル、アロンソ、ウェーバー、マッサ、ハミルトンの順で続いている。

30周目 バトンとヴェッテルの差は2秒に開いた。しかし、このままバトンが優勝してもヴェッテルが1ポイントでも獲得すればヴェッテルの戴冠が決定する。

31周目 バトンが1分37秒519のファステストを記録した。

32周目 ペトロフが12番手にポジションを落とし、スーティルが10番手、ロズベルグが11番手となっている。6番手のハミルトンがマッサにコンマ9秒差に迫っている。

34周目 ヴェッテルがピットイン。プライムに交換し、9番手でコースに戻った。

35周目 ウェーバーがピットイン。プライムに交換し、11番手でコースに戻った。

36周目 ハミルトン、ディ・レスタ、セナがピットイン。

37周目 バトン、マッサがピットイン。アルグエルスアリもピットに入っている。

38周目 アロンソ、ペレス、スーティル、バリチェロがピットイン。ヴェッテルが1分37秒449のファステストを記録した。

39周目 バトンが1分37秒317のファステストを記録した。しかし、直後にヴェッテルがこれを上回り、1分36秒931を記録した。現在のラップリーダーはシューマッハで、バトン、アロンソ、ヴェッテル、ウェーバー、ロズベルグ、ハミルトン、マッサが続いている。メルセデスの2台はまだ2回しかピットに入っていない。

40周目 ペトロフがピットイン。ペレスが1分36秒569のファステストを記録している。

41周目 バトンとアロンソの差は4秒7、アロンソとヴェッテルの差はコンマ3秒となっている。

42周目 ロズベルグ、シューマッハ、マルドナドがピットイン。

44周目 現在の順位は、バトン、アロンソ、ヴェッテル、ウェーバー、ハミルトン、シューマッハ、マッサ、ペレス、小林、ディ・レスタ、スーティル、ペト ロフ、ロズベルグ、アルグエルスアリ、バリチェロ、セナ、マルドナド、コヴァライネン、トゥルーリ、グロック、ダンブロシオ、リチャルド、リウッツィと なっている。

48周目 依然としてバトン、アロンソ、ヴェッテル、ウェーバーの順となっている。

51周目 バトンと3番手ヴェッテルの差は2秒8となっている。このままレースが終われば、ヴェッテルのワールドチャンピオンが決定する。

ファイナルラップ バトンはアロンソに1秒7の差をつけてファイナルラップに突入した。

レース終了!バトンがトップチェッカーを受け、日本GPを制した。ヴェッテルは3位に終わったが、ワールドチャンピオンに輝いた。
 

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日本GP決勝結果は、1位バトン、2位アロンソ、3位ヴェッテル、4位ウェーバー、5位ハミルトン、6位シューマッハ、7位マッサ、8位ペレス、9位ペトロフ、10位ロズベルグ、11位スーティル、12位ディ・ レスタ、13位小林、14位マルトナド、15位アルグエルスアリ、16位セナ、17位バリチェロ、18位コヴァライネン、19位トゥルーリ、20位グロック、21位ダンブロシオ、22位リチャルド、23位リウッツィとなり、 ブエミはリタイアとなった。
 
 マクラーレン バトンの優勝でコンストラクターズに望み
 
 ジェンソン・バトン(決勝1位)
 
「厳しいレースだったよ。残り5〜6ラップは本当にきつくて、クルマをホームに持ち帰るためにタイヤを労って燃料をセーブしなければならなかったけれど、信じられない勝利だったよ。スタートではセバスチャン(ヴェッテル)が僕の前を横切った。彼は前に出続けて止まらなかったから、芝生に乗ってスロットルを戻さなければならなかったんだ。そうしなければターン1でひどい接触をしていただろうね。彼は僕が後ろにつくまで見えなかったと言っていた。それでポジションを落としてしまったんだ。それでも挽回できたことには本当に満足しているよ。
 
 クルマのパフォーマンスは週末を通してよかったしね。僕にとっては感慨深い優勝だよ。このサーキットにはとてつもない歴史があり、ここの観客は信じられないほど素晴らしいんだ。僕にとっては2回目のホームでの優勝だよ。僕をサポートしてくれた日本のみんな全員に感謝したい。今年、日本のみんなは厳しい時期を過ごしたから、みんなの頭の中にハッピーな記憶を残していればいいね。僕たちはベストを尽くしてファンタスティックなショーを見せたよ。
 
 セブはシーズンを通して最高の仕事をしているから、タイトルにふさわしいよ。彼は道具を与えられ、それに乗って彼がなすべきことをやったんだ。でも、僕たちとしては、今年もう少し達成できるものがあると思う。プッシュし続けてもっと優勝するつもりだけど、今はとてもいい位置にいるんだ。それが2012年に成功する鍵だと思うよ」
 
 
ドライバーズチャンピオンシップは、ヴェッテルが324p、バトンが210pとなり、残り4戦で114p差がついたため、ヴェッテルの2年連続チャンピオンシップが決定した。

コンストラクターズチャンピオンシップは、レッドブルが518p、マクラーレンが388p、フェラーリが292p、メルセデスが123pとなっている。

次戦の韓国GPは、1週間後の10月16日に決勝レースを迎える。
 

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HOMENews BlogsF1/2011race | October 10, 2011 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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