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August 30, 2004 space
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F1:ベルギーGP決勝:キミ・ライコネンが今季初優勝!!

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2004年F1第14戦ベルギーGPは、マクラーレンのキミ・ライコネンが今シーズン初優勝を達成!

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ミハエル・シューマッハが2位に入り、2004年のドライバーズタイトルを獲得!!

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 多くのチームが予想していた通り、ドライコンディションとなったベルギーGP決勝レース。スタート前の気温は20℃、路面温度は22℃となっている。ポールシッターのヤルノ・トゥルーリを先頭に、20台のマシンがフォーメーションラップへ向かう。

 スタート!ルノーの2台が好スタートで1−2体制へ、デビッド・クルサードもミハエル・シューマッハの前に出ている。そして1コーナーのラ・ソースで何台かのマシンが接触している。そして、オー・ルージュを抜けたところで佐藤琢磨がマーク・ウェーバーと接触し、コース上を横断している!マーク・ウェーバー、佐藤琢磨、ジョルジョ・パンターノ、ジャンマリア・ブルーニはコース上にストップしている。セーフティーカー導入へ。ジェンソン・バトン、フェリペ・マッサ、ゾルト・バウムガートナー、ルーベンス・バリチェロ、ニック・ハイドフェルド、オリビエ・パニスがピットに戻ってダメージを修復し、6台ともにコースへ復帰。

 2周目を終えた時点でのオーダーは、1位ヤルノ・トゥルーリ、2位フェルナンド・アロンソ、3位デビッド・クルサード、4位ミハエル・シューマッハ、5位キミ・ライコネン、6位ファン・パブロ・モントーヤ、7位ジャンカルロ・フィジケラ、8位アントニオ・ピッツォニア、9位クリスチャン・クリエン、10位リカルド・ゾンタ、11位ジェンソン・バトン、12位ゾルト・バウムガートナー、13位オリビエ・パニス、14位ニック・ハイドフェルド、マッサとバリチェロは再びピットに戻っている。バリチェロはリアセクションを修復し、周回遅れになることなくコースへ復帰している。マッサもコースに戻っている。

 5周目、ルノーの2台を先頭にレースが再スタートされる。1コーナーのラ・ソースでバトンがゾンタをオーバーテイク。そして、オー・ルージュの手前でライコネンがシューマッハをパスし、モントーヤもシューマッハに襲い掛かる!そして、バスストップシケインでアウトからモントーヤがパスしていく!そして、ライコネンもケメルストレートでチームメイトをオーバーテイク!

 9周目、まずはジャガーのクリスチャン・クリエンがピットストップへ。次のラップにはトップ走行中のトゥルーリがピットへ。8.2秒でコースへ。

 12周目、トップ走行中のアロンソがケメルストレートエンドのレ・コームでスピン!マシンの後方からオイルが漏れており、それに乗って再びマルメディーでもスピンアウト!グラベルでストップとなった。デビッド・クルサードも右リアタイヤがパンクしてスローダウンしている!クルサードはピットに戻り、タイヤを交換してレースへ復帰。その直後にチームメイトのライコネンがピットストップを完了する。4位走行中のフィジケラもピットへ。

 ファン・パブロ・モントーヤが1回目のピットストップへ。7.7秒でピットアウトする。そして、その翌週にはシューマッハがピットストップを行ない、8.1秒でコースへ復帰する。暫定トップだったピッツォニアもピットへ。

 1回目のストップを終えた時点で1位ライコネン、2位バトン、3位トゥルーリ、4位シューマッハ、5位マッサ、6位モントーヤ、7位ピッツォニア、8位フィジケラとなっている。

 18周目のバスストップシケインでシューマッハがトゥルーリをオーバーテイクし、3位へ浮上。7位のマッサがピットへ入る。チームメイトのフィジケラはセクター2でコースオフし、バージボードにダメージを負う。激しいバトルを繰り広げていたトゥルーリとモントーヤは、バスストップシケインでモントーヤがトゥルーリを弾き飛ばす形で接触!ピッツォニアがモントーヤを先行、トゥルーリは8位まで転落する。

 2位のバトンがピットストップを行ない、7.7秒でコースへ復帰。フィジケラ、バリチェロの後ろに入る。その直後、バリチェロがケメルストレートでフィジケラをオーバーテイク。

 レースコントロールより、トゥルーリとモントーヤの接触に関してレース後に審議が行なわれると発表された。バージボードを失ったフィジケラは、ラ・ソースでバトンにも先行される。レースのちょうど中間の時点でトゥルーリが再びピットストップへ。5位のバリチェロもピットストップを行ない、11.3秒でコースへ。どうやら、これが最後のピットストップになったようだ。

 24周目終了時点でのオーダーは、1位ライコネン、2位シューマッハ、3位ピッツォニア、4位モントーヤ、5位バトン、6位フィジケラ、7位ゾンタ、8位マッサとなっている。

 26周目、6位のフィジケラが2回目のピットストップを行ない、13.2秒でピットアウト。28周目、1分45秒503のファステストラップをシューマッハが記録、ライコネンを追い上げていく。

 29周目、トップ走行中のライコネンが2回目、最後のピットストップへ。8.4秒でコースへ復帰する。4位のファン・パブロ・モントーヤもピットに入り、8.3秒でコースへ。コース上、ケメルストレートでジェンソン・バトンの右リアタイヤがバースト!横を併走していた周回遅れのバウムガートナーを巻き込みながらスピンアウトしていく!その間にシューマッハが最後のピットストップを行ない、7.6秒でコースへ。ピッツォニアも7.7秒でレースへ復帰する。ここでセーフティーカーが導入される。これによってライコネンとシューマッハの差は一気に短縮される。

 3位走行中のピッツォニアのマシンがスローダウンして、オー・ルージュをのぼったところでマシンを止めている。現在のオーダーは1位ライコネン、2位シューマッハ、3位モントーヤ、4位バリチェロ、5位ゾンタ、6位マッサ、7位フィジケラ、8位パニス、9位クリエン、10位トゥルーリ、11位クルサード、12位のハイドフェルドは1周遅れとなっている。

 残り10周、セーフティーカーがピットに戻りレース再スタート!1コーナーでクリエンがパニスをオーバーテイクし、初のチャンピオンシップポイント獲得へ向けて8位へ浮上。その後ろではクルサードがパニスをかわし、クリエンのポイントを狙っていく。

 残り8周、3位走行中のモントーヤがケメルストレートでスローダウン!またしてもミシュランの右リアタイヤがパンクしている。ハイドフェルドもピットで長期滞在している。モントーヤはなんとかピットへ戻るが、マシンを降りてリタイアとなる。コース上ではケメルストレートでクリエンをオーバーテイクしようとしたクルサードが追突!フロントセクションにダメージを負って、スローダウンでピットへ。今日3度目のセーフティーカーが登場する。ハイドフェルドがピットアウト。クリエンは問題なくそのまま周回を続けている。クルサードもレースへ復帰。

 現在のオーダーは1位ライコネン、2位シューマッハ、3位バリチェロ、4位ゾンタ、5位マッサ、6位フィジケラ、7位クリエン、8位パニス、9位トゥルーリ、10位クルサード、11位ハイドフェルドとなっている。

 残り3周、今日4度目のレーススタートが切られる!4位走行中のゾンタのトヨタエンジンがケメルストレートでブロー!貴重なポイントを失ってしまう。その際にクルサードがトゥルーリをオーバーテイクして8位へ浮上、さらに次のラップにはパニスもかわして7位へ戻ってくる!

 ファイナルラップ。ライコネンが3.397秒の差をシューマッハへつけてトップチェッカーを目指す。

 チェッカー!キミ・ライコネンが今シーズン初優勝、通算2勝目を獲得!2位にはミハエル・シューマッハ、3位にルーベンス・バリチェロが入ったため、シューマッハのドライバーズタイトル獲得が決定した!4位はフェリペ・マッサ、5位ジャンカルロ・フィジケラ、6位に初ポイント獲得のクリスチャン・クリエン、7位デビッド・クルサード、8位デビッド・クルサードとなっている。完走10台。

決勝結果
Pos. ドライバー コンストラクターズ Time Points
1. K・ライコネン マクラーレン 1:32:35.274 10
2. M・シューマッハ フェラーリ + 3.132 8
3. R・バリチェロ フェラーリ + 4.371 6
4. F・マッサ ザウバー + 12.504 5
5. G・フィジケラ ザウバー + 14.104 4
6. C・クリエン ジャガー + 14.614 3
7. D・クルサード マクラーレン + 17.970 2
8. O・パニス トヨタ + 18.693 1
9. J・トゥルーリ ルノー + 22.115 0
10. R・ゾンタ トヨタ + 3 laps 0

リタイア
12 J・P・モントーヤ ウィリアムズ + 7 laps 0
13 A・ピッツォニア ウィリアムズ + 13 laps 0
14 J・バトン BAR + 15 laps 0
15 Z・バウムガートナー ミナルディ + 16 laps 0
16 F・アロンソ ルノー + 33 laps 0
17 M・ウェーバー ジャガー + 44 laps 0
18 佐藤 琢磨 BAR + 44 laps 0
19 G・ブルーニ ミナルディ + 44 laps 0
20 G・パンターノ ジョーダン + 44 laps 0


 F1第15戦イタリアGPは、9月12日にイタリアのモンツァで決勝レースが行なわれる。

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