jigブラウザ が携帯電話ビジネスを変える

　
　携帯キャリアが提供するサービスと勝手サイトと呼ばれるサイトのが相互にビジネスを確立してきましたが、これからPC向けのWebサービスも携帯プラットフォーム上で戦いに参戦可能になります。また、広告ビジネスもアフェリエイとやRSSの出現で変化していくのではないでしょうか？大手ポータルサイトに広告を出すよりも、確実に売り上げに繋がるサイトと連携することで無駄な広告費用なしに売り上げの数％の費用を支払えばいいのですから・・・さてここに携帯フルブラウザーの参戦で戦国時代の幕開けとなるのでしょうか？

　RSS対応の「チャンネル選択」を開くと、asahi.comやCNET、NikkeiBPなど大手ニュースサイトがチャンネルとして選択可能になっている。ただ、いつもチェックしているRSSを新規で追加することはできないのが残念です。jigブラウザの「お気に入り」はPCから編集できるようになったので、それと同じようにPCから登録するRSSサイトを編集できるようになると便利なのですが残念です。

　サイトごとにRSSの記事総数が表示され、サイトを選択すると記事のタイトルが一覧で見れる。記事を選択すると、そのサイトをブラウザ上で表示する。また、待受けアプリ設定にしておいて、指定した時間にRSS情報が更新されているかチェックするということも可能になっている点も見逃せない機能の一つですね。

　使った感想として、「携帯で使うRSSリーダーのひとつの完成形かもしれないな」という印象です。

　
　今までの携帯RSSリーダーでの問題点として大きかったのが、「RSS内のリンク先の情報が見れない」「全文をフィードしていないRSSへの対応」がありましたが、jigアプリではその問題を、「PCサイトが表示できる」という基本機能によって見事に解決している。RSS内のリンク先が見れるのはもちろんのこと、全文をフィードしていないRSSはページ自体を表示させられるからです。
　
　
　また、jigブラウザを使って多くのサイトを巡回する時に感じていた不便さが、RSSで記事タイトルを一覧できるようになったことで解消されていて、「携帯RSSリーダー＋携帯フルブラウザ」という組み合わせは、いろんな意味で相性がよいということを実感させられました。
　
　
　PCサイトの情報を閲覧するのに、jigブラウザはますます欠かせない存在になりそう。無料お試し版で見れるページ数が3ページから10ページに増えたので、ぜひこの機会に使ってみてはいかがでしょうか？

jig.jp、動画を閲覧できるiアプリ「jigチャンネル」

　jig.jpは、動画を閲覧できるiアプリ「jigチャンネル」を21日により提供する。利用料は無料。映画関連サイトと提携し、当初は新作映画の予告編が閲覧できる。

　今回提供される「jigチャンネル」は、動画を閲覧できるiアプリ。同社開発の圧縮技術により、パケット通信によって映像を受信、再生できる。開始当初は、映画関連サイト「cinemacafe.net」と協力し、新作映画の予告編が用意される。

　携帯電話向けの動画配信サービスは、既に数多く登場しているが、同社は「こういった技術も可能という一例。将来的には、パソコン向け動画コンテンツを持つ事業者に対して、課金も可能なプラットフォームとして提供していきたい」としている。

　対応機種は、900iシリーズと901iシリーズで、定額制サービスの利用を推奨している。なお、SH900iには対応していない。他キャリア向けに対しては、「auは1日当たりの最大通信料が制限されているため、実現は困難。ボーダフォンは、定額制がスタートしたばかりということもあって、今後検討していきたい」としている。

□ 携帯サイトURLhttp://jig.jp/