ＮＴＴドコモ 定額音楽配信ナップスター！携帯向け開始？

　
　定額で音楽聞き放題　ドコモ、夏発売の携帯で
　
　ＮＴＴドコモは、月定額料金で好きなだけ楽曲をダウンロードできる米音楽配信会社ナップスターのサービスを、今夏に発売する携帯電話の新機種で利用できるようにする方針を明らかにした。
　
　
　料金は未定としていますが、月額固定料金としてユーザーが毎月支払える金額とすれば、小額決済を得意としてきたドコモにとっては、千円単位のビジネスモデルはチャレンジとなりそうです。
　
　
　携帯電話の音楽配信サービスは、１曲単位で３００円程度で楽曲をダウンロードできる「着うたフル」などがあるが、月定額制は国内では初めて。多くの曲を楽しみたい若者を取り込み、同サービスで先行するＫＤＤＩ（ａｕ）を追い上げる。
　
　
　ＮＴＴドコモ、タワーレコードを傘下に！携帯向け音楽配信も？
　
　ドコモがタワーレコード株の一部と第3者割当増資を引き受けて、発行済み株式の約4割を保有する筆頭株主となるようです。これでドコモがタワーレコードを実質的に傘下に収めることになり。「おサイフケータイ」普及で手を組むほか、タワーレコードが来春始める音楽配信などを共同で進めることも検討することになるのでしょう。
　
　

　
　このタワーレコードが計画している音楽配信の新会社は、タワーレコードとナップスター社の合弁企業で、名称は「ナップスタージャパン株式会社」で、2006年4月に日本市場でのサービス開始を予定しているとしています。この合弁企業の出資比率はタワーレコードが68.5%、ナップスターが31.5%で、経営者にはタワーレコードの代表取締役社長である伏谷博之氏が、ナップスタージャパン(予定)の代表取締役CEOを兼任する予定。
　
　
　そう言えば、タワーレコードは既にドワンゴと組んで、モバイル配信の会社を設立していますので、ドコモにコンテンツを提供している特定の企業：ドワンゴとも資本関係ができるのでしょうか？
　
　
　今回のドコモの出資額は合計100億円強となるようで、現在タワーレコードの筆頭株主で、発行済み株式の32.24％を保有する日興プリンシパル・インベストメンツから保有株式の一部を譲り受けると同時に、第三者割当増資を引き受けるそうです。
　
　
　ドコモは４月、クレジットカード事業で三井住友カードへの出資を発表したほか、１０月には楽天とネットオークション分野での資本提携を発表している。
　
　
　さてさて！モバイル業界もキャリアとコンテンツ業者の関係から、キャリア主導のビジネスへと変革する時期になったのかもしれませんね。。

　
■ Napster、タワーレコードと共同で日本市場の音楽配信