Ｆ１ アグリ ドライバー 佐藤琢磨、井出有治の日本人ドライバー２人と契約

　
　佐藤は昨季限りで所属していたＢＡＲホンダ（今季はホンダ）を離れており、新規参入した鈴木氏のチーム入りが確実視されていた。
　
　佐藤琢磨選手は、2004年のF1世界選手件において34ポイントを獲得し、シリーズ8位の成績を残し、B・A・R Hondaチームをシリーズ2位まで引き上げることに貢献した。佐藤選手のF1活動は、2001年のイギリスF3選手件に参戦するかたわら、B・A・R Honda（現在Honda Racing F1 Team）のテストドライバーとしてスタートした。その後Jordan Grand Prixチームを経て、2003年にB・A・R Hondaチームの第3ドライバーとして加わった。2004年のアメリカ・グランプリでは3位を獲得。日本人として14年ぶりに表彰台に立った。
　
　
　
　井出は２００５年のフォーミュラニッポンで総合２位の実績を残し、今回がＦ１初参戦となる。
　
井出有冶選手にとっては、SUPER AGURI FORMULA 1がF1活動のスタートとなる。井出選手は1990年レーシング・カートでデビュー。その後フォーミュラ・ドリームのチャンピオンを経て、フランスF3選手権に参戦、2003年からは全日本選手権フォーミュラ・ニッポンとスーパーGT（旧、全日本GT選手権）に参戦、2005年には全日本選手権フォーミュラ・ニッポンでシリーズ2位の成績を残した。
　
　
　両ドライバーはチームを通してコメントを発表。佐藤は「素晴らしい実績を残した亜久里さんと組めることが楽しみ」と語り、井出は「機会を与えてくれた亜久里さんには大変、感謝しています」と喜びを口にした。