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March 4, 2006 space
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SUPER AGURI コースデビュー

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スペイン・バルセロナのサーキット・ド・カタロニア(1周4.627km)では、F1合同テストがスタートした。期間中最大8チームが参加する今回のバルセロナテストだが、この日は今季11番目のチームとしてF1初参戦を果たすSUPER AGURI Formula 1が合同テストに初参加。エースドライバーの佐藤琢磨が真新しいマシン『SA05』のステアリングを握り、グランプリサーキットデビューを果たした。
 

super_aguri_01.jpg
F1合同テストに初参加のSUPER AGURI Formula 1。
エースドライバーの佐藤琢磨がニューマシン『SA05』をドライブ

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 新チームSUPER AGURI Formula 1の門出を祝うように快晴に見舞われたバルセロナだが、午後になると一転して天候が崩れ、激しい雨に見舞われた。最高気温は13.9℃、路面温度は23.9℃で、ドライからヘビーウエットコンディションの中でのテスト初日となった。この日はマクラーレン・メルセデス、ウィリアムズ・コスワース、RBRフェラーリ、MF1トヨタ、そしてSUPER AGURI Hondaの5チーム、計7台が走行を行なった。
 
 
 非公式ながらトップタイムを記録したのはウィリアムズ・コスワースのマーク・ウェーバー。M.ウェーバー、ニコ・ロズベルグの両レギュラードライバーがニューマシン『FW28』をドライブしたウィリアムズ・コスワースは、M.ウェーバーがマシン及びタイヤ開発プログラム中心の走行を行なったが、午後に降り出した雨の影響で周回数は46周に留まっている。一方、N.ロズベルグは午前中にエンジントラブルに見舞われて、エンジンの交換を余儀なくされたことから、タイム計測ができたのは午後のウエットコンディション時となり、ベストタイムはこの日参加したドライバーでは最下位の7番手となった。
 
 
 トップのM.ウェーバーから僅差の2番手は、マクラーレン・メルセデスのキミ・ライッコネン。K.ライッコネン、ファン−パブロ.モントーヤの両レギュラードライバーがニューマシン『MP4-21』をドライブしたマクラーレン・メルセデスは、K.ライッコネンが20周の連続走行を2度行ない、ミシュランタイヤの異なるスペックの評価するロングランプログラムに取り組み、さらにはウエットコンディションで数周を走行する等、トータル59周を消化した。一方、J-P.モントーヤはギアボックスのトラブルに見舞われたこともあり、トータル22周の走行に留まり、ベストタイムは5番手だった。
 
 
 RBRフェラーリはテストドライバーのロバート・ドーンボスがニューマシン『RB2』のマシン開発プログラムに取り組み、3番手のベストタイムを記録。MF1トヨタは、ティアゴ・モンテイロがニューマシン『M16』をドライブし、レースシミュレーション及びブリヂストンのタイヤ開発プログラムを中心にトータル59周を消化。4番手のベストタイムを記録した。
 
 
 この日、サーキット中の注目を一身に集めたSUPER AGURI Hondaは、エースドライバーの佐藤が『SA05』のステアリングを握り、グランプリサーキットでの走行を開始した。しかし、この日はインストレーションラップ後にハイドロリック系のトラブルに見舞われ、マシンはコース上にストップ。午後にはトラブル箇所の修復を終えたマシンで走行を再開ししたが、今度は激しい雨に見舞われたこともあり、トータルの周回数は10周に留まり、ベストタイム1'30.244(チーム発表)で6番手だった。
 
 
 SUPER AGURI Hondaのチーフテクニカル・オフィサーのマーク・プレストン氏は、初のテストを振り返り、「このテストでは『SA05』の電気系、ハイドロリック系、ブレーキ等のシステムを実際のコース上で試すことが一番のプライオリティだ。きょうは、マシンの信頼性はあまり高くなかったが、これらの問題を解決するために我々はここでテストを行なっている。明日はバーレーンに向けてのタイヤをテストするために、我々は夜を徹して働き、よい1日になることを望んでいる」と語っている。SUPER AGURI Hondaのテストは23日(木)まで行なわれ、期間中にはもう一人のレギュラードライバーである井出有冶も『SA05』をドライブする予定となっている。
 
 
スペイン・バルセロナ

1.M.ウェーバー ウィリアムズ・コスワース(ブリヂストン) 1'17.696
2.K.ライッコネン マクラーレン・メルセデス(ミシュラン) 1'17.789
3.R.ドーンボス RBRフェラーリ(ミシュラン) 1'18.438
4.T.モンテイロ MF1トヨタ(ブリヂストン) 1'18.714
5.J-P.モントーヤ マクラーレン・メルセデス(ミシュラン) 1'18.875
6.佐藤琢磨 SUPER AGURI Honda(ブリヂストン) 1'30.240
7.N.ロズベルグ ウィリアムズ・コスワース(ブリヂストン) 1'37.189

タイムは非公式
上記リザルトはマクラーレン・メルセデスのプレスリリースより
 
 
 佐藤 琢磨 ここにいることが信じられないこと
 
 開幕戦まで残り2週間ちょっととなった今、スーパー アグリ F1はようやく本格的なテストを開始するに至った。昨日のバルセロナで数周の走行を行なった佐藤 琢磨は、彼のチャンスについて現実的である。「でも、今日ここにいること自体が信じられないことなんだ」と、佐藤はF1Racing.net に対して語っている。
 
 
 「チーム全体にとってファンタスティックな瞬間だ。チームの全員が準備を整えるために日夜仕事を行なっている。最初のインスタレーションラップはとても特別なものだった。ボクらはいくつか問題を抱え、願っていたほどドライブすることはできなかった。クルマの基盤となるものはとても古いものであり、ボクらはそこからベストを引き出しているけど、現実的にならなければならない。今日ここにいることが信じられないことなんだ。クルマをグリッドにつけることが最初のステップだよ」
 
 
 佐藤は過去2年間においてコンペティティブなBARホンダマシンをドライブしてきたが、今年はスーパー アグリとともにゼロからスタートしなければならない。コンペティティブになることは問題外のように思える。佐藤にとって、現時点ではスーパー アグリのためにドライブすることで十分特別なようだ。
 
 
 「もちろん、これはホンダのときに慣れていたものとはまったく異なるアプローチだよ。まったく新しいチャレンジだからね。ドライバーはいつでもコンペティティブなクルマに乗りたいと思うけど、ボクらに開発できることはたくさんあるよ」
 
 
 ほとんどの新しいチームが成功と言えるコンビネーションを築き上げるためにいくらか時間をかけるが、スーパー アグリは急いで2006年の選手権参戦を決めた。なぜ、チームは2007年からの参戦に備えて1年間の準備期間を持つようなことを選択しなかったのだろうか。佐藤は次のように説明している。
 
 「今年は素晴らしいチャンスだ。レギュレーションにおいて多くの変更がある。みんなが今年は素晴らしいチャンスだと考えた、F1に参入するベストな年なんだ」
 
 
 「ニューマシンがいつ到着するか分からない。シーズンのヨーロッパステージのどこかであることを願っているけど、まだボクらにも分からないんだ」
 
 

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