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August 15, 2006 space
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トヨタ ハリアーハイブリッド 250kW(340PS)世界レベルのセレブが認めた「高級と洗練」

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国内メーカー初となるSUV(スポーツユーティリティビークル)のハイブリッドカー。クルーガーハイブリッドとは兄弟車になるが、乗車定員(ハリアー5人、クルーガー7人)やスタイリングなどが異なっている。エコとパワーを高い次元で両立させる「ハイブリッド・シナジー・ドライブ」をコンセプトとした。「高級と洗練」を際立たせた外観は、新世代ハイブリッドにふさわしい力強く先進的なものだ。
 

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 システムは3.3リッターV6エンジンと、小型・高出力化したフロントモーターを組み合わせた「THS II」を搭載した。これにリアモーターで後輪を駆動するE-Four(電気式4WD)、車両安定性システムのVDIMなどを採用することにより、走る楽しさを満喫できる操縦性・走行安定性を実現している。
 

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 より小型化されたバッテリーはベース車と同等の多彩なシートアレンジ、快適な室内空間を確保するため3分割タイプとし、リアシート下に配置されている。
 
 
 SUVの弱点をハイブリッド技術で克服
 
toyotatwinpowerphoto01.jpg SUVはそのデザインや多用途性から世界中で人気が高まっているが、車重が重く走行抵抗も大きいため、動力性能や燃費では、同等の排気量の乗用車より劣る傾向にある。このため、より大きな排気量のエンジンを要することにもなりがちだ。環境面からみれば、SUVは時代に逆行しているともいえる。
 
 
 2006年4月より適用となった「平成22年度燃費基準+20%」を達成しており、「平成17年基準排出年ガス75%低減レベル」の認定とあわせ、グリーン税制の対象車となっている。
 
 
toyotatwinpowermain.jpg 低速走行時や降坂時の軽負荷走行では、エンジンを停止し、フロントモーターのみでEV走行する。室内ではパワーの出入力をキロワット表示するパワーメーター、瞬間燃費軽など走行状態を常時確認できるドット表示式マルチインフォメーションディスプレイ、エネルギーフローを示すエネルギーモニターなどが専用装備となる。
 
 
 駆動用モーターの最大トルクは、825N・mに達する。これを例えれば、世界に比肩する日本の高性能GT、日産スカイラインGT-R(現在は売られていない)に搭載された2600ccツインターボエンジンの392N・mの2倍以上という大きなトルク値だ。したがって、ハリアー / クルーガー ハイブリッドは、車両重量が1.9トン前後と重いクルマだが、その重さを意識させない力強い加速を見せる。
 
 
 GT-Rをフル加速させたときのような、猛然たる勢いはないが、もっと滑らかで、知らぬ間に100km/hに達していて驚かされるというような、爽快な速さだ。知らぬ間に……となるのは、ハリアー / クルーガー ハイブリッドの静粛性が優れるせいでもある。エンジンが高回転まで回り、唸りを上げるような様子は、よほどのことでない限り起こらない。あくまでモーターが主体でクルマを加速させる。エンジン出力の70%を発電に使っているというのだから、まさにエンジンは脇役なのだ。
 
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toyotatwinpower02.jpg 注目はエンジン。新開発のハイパワー「THSII」は、最高出力200kW(272PS)を誇る。排気量V6 3.3Lガソリンエンジンと、高性能モーターを組み合わせ、さらに出力50kWのリヤモーターで後輪を駆動する「E-Four」と組みあわせている。この強力なパワー250kW(340PS)SUV。燃費は17.8km/Lというコンパクトカーレベルの低燃費である。
 
 
 燃費については、ハリアーハイブリッドがカタログデータの10・15モードで、17.8km/lである。これは、ハリアーハイブリッドが3300ccエンジンをベースとしながら、カローラ1500に相当する燃費性能であることを示す。
 
 
toyotatwinpowerphoto04.jpg 標準モデル、装備を充実したLパッケージ、プレミアムSパッケージの3つ。基本的な安全・快適装備に加え、スマートエントリー&スタートシステム、クルーズコントロール、アクセサリーコネクター(AC100V・100W)などが標準装備。分割式リアシートはベーシックが6:4、それ以外は4:2:4と差別化されている。
 
 
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 最上級のプレミアムSパッケージには本革シート、シートヒーター(運転席・助手席)、本アルミ加飾(シフトレバーノブ、シフトパネル、センターコンソール、リヤコンソール)などの専用装備が設定される。
 
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 プリウスの“環境に優しいクルマ”としての地位は世界レベルで、海外のセレブの間では、人気があると聞く。ハリアーは「高級と洗練」。クルーガーは「スポーティと精悍」が、それぞれ特色となっている
 
 
眞鍋かをりのTOYOTA HYBRID CITY
 
 

 

 

 

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