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April 9, 2012 space
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Specialized Turbo 速すぎて売れない!最高時速45kmの電動自転車

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スポーツバイクで有名な Specialized が、電動アシスト自転車 Turbo を発表しました。電動自転車といえば日本ではシティサイクルタイプのものをよく見かけますが、Turbo は赤を基調としたクロスバイク寄りデザインです。開発に3年間かけた「史上最速かつ最高のe-bike」を名乗るだけに、アシストされる速度上限は45km/h。人力のみの場合と比べだいたい通常の3倍くらいですので、公道の制限速度には注意が必要です。
 

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仕様はリチウムイオンのバッテリー容量が 342Wh、クイック充電2時間。ディスクブレーキにはマウンテンバイクで人気のMAGURA MT シリーズを採用し、バッテリーへの回生充電も可能です。ハブモーターはリア。視覚面では、LEDを採用したバッテリーインジケーターのほか、速度や距離などを計測する基本的なサイクルコンピューターも備わっています。また、サイコンは無線規格 ANT+ に対応しており、心拍計の導入も容易です。
 

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コンソール周りでは、サイクルコンピューターと一体化されたワイヤレスのパワーコントローラーでアシスト量を変更出来る上に、ANT+センサーに対応している独自のコンソールが採用される。またライト類も標準装備されケーブルがフレームに内臓される上にメインバッテリーから電源を取るため電池の心配が無い。
 
注目したいのは、ブレーキレバー操作で作動する回生ブレーキシステム。
 
295c8d625132eae754a3de6f716d77c9.jpgディスクパッドがローターに接触する前の段階でモーターの回生機能が作動するように設定されており、細かくパワーを回収出来る点は海外製の電動アシストシステムとしては珍しい。日本では元SANYOが発売していたEneloopBIKEがこの回生機能を搭載していた。
 
パワー面で見ると250Wのハブモーターなので国産の電動アシストシティサイクルと大差はないが、大胆な制御システムで45km/hまで対応させて来た点と、バイクとして美しくまとめて来た点が新しい。
 
Turboの販売戦略は、通常と異なりますのでご注意ください。 4月初旬に、ヨーロッパの限定50ディー­ラー宛てに1台ずつバイクを発送します。この最初のTurboは販売用ではなく、ディー­ラー向けの試乗車です。最寄りのディーラーで最初のバイクに試乗してもらったお客­様には、試乗後に特設マイクロサイトにインプレッションを書いてもらう機会を用意し­ました。

5月には、上記ディーラーに最初の販売用バイクが出荷されますが、出荷台数は極めて限定されます。弊社は、シーズン後半まで初期需要には対応しません。9月まで、少しずつディーラーに出荷され、秋シーズンをとおして納車を継続します。


 
アメリカの電動アシスト自転車の法規制は32km/hまでだし、日本では勿論御法度だが、オランダなどの一部の国では、シティサイクル的な電動アシスト自転車よりも一つ上の規格のモーターサイクルとシティ電動アシストの間の規格が存在し、中距離の通勤用途としてこの2年間で大きくシェアを延ばしているという。そのマーケットを狙った製品であるが、市場の意見を聞く意味でもスペシャライズドジャパンには是非1台試乗車を入れて世間にその存在価値を問うて貰いたいと思う。ちなみに欧州での価格は5499ユーロ(約60万円)で値段も Specializedで安くはない。
 

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