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October 20, 2006 space
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YouTubeに約3万ファイルを削除要請・・・次に活用するの?

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JASRACやテレビ局など利権を保有する各団体・テレビ局や会社が共同で、YouTubeに掲載されている3万ファイルの削除を要請したそうです。即日YouTubeでは、対象となった合計29,549ファイルのすべてを直ちに削除したという。
 
 
 日本では権利の活用よりも、保持と利権の独占が市場を縮小させているとは誰も思っていないんでしょうかね。海外では逆に利用することで、収益の拡大を目指す取り組みを始めていますが、日本は政治も企業も収益よりも利権確保=権利のコレクションすることが目的の体質なのでしょうか?
 
 
 権利を主張するのはいいのですが、その権利を活用して収益をあげる=利用者に楽しんでもらう機会の損失を理解しないで主張ばかりするのは、楽しみにしている利用者を無視していると誰も思わないんですかね。。企業、団体の体質がその企業で働く個人の感覚を麻痺させているのかなと思ってしまいます。
 

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 日本音楽著作権協会(JASRAC)やテレビ局など23の著作権関連権利者団体・事業者は20日、動画共有サイト「YouTube」に対して権利者に無断で投稿された動画の削除を共同で要請し、約3万ファイルが削除されたことを公表した。
 
 
 YouTubeに対して削除を要請したのは、JASRACや日本映像ソフト協会(JVA)などの団体のほか、NHKや日本テレビといったテレビ局など合計23の団体・事業者。
 
 
 これらの団体・事業者では、YouTubeにテレビ番組をはじめとする膨大な著作物が許諾もないままに投稿・掲載されている事態への対処として、10月2日から6日までの5日間を「YouTube対策強化週間」と定め、YouTubeに対して共同で削除を要請。YouTubeでは、対象となった合計29,549ファイルのすべてを直ちに削除したという。
 
 
 権利者側はこれまでもYouTubeに対して、米国のデジタルミレニアム著作権法に基づいて個々の削除を要請してきたが、テレビ番組などの動画が次々に許諾のないままに投稿・掲載される事態が続いていることを深刻に受け止め、9月8日に関係権利者間で意見交換会を開くなど対応を協議。対策強化週間を設け、今回の措置を講じることを決定した。
 
 
 JASRACなどでは、「本来であれば、YouTube社自身が権利侵害が発生しないよう、十分な対策を講じた上でビジネスを行なうべき」として、「今後は必要な対策を講じるよう同社に要請するとともに、国内のインターネットユーザーに対し、権利侵害につながる動画の投稿をしないよう、協力を求めていく」としているそうですが、そんな権利の独占だけ訴えるのはなく、ユーザーに協力を求める前に、市場のユーザーにもっと面白い、ユーザーが求めている物を提供できていない現実を直視してほしいと逆にお願いします。
 
 

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HOMENews BlogsYouTube | October 20, 2006 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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