J-P.モントーヤ、デイトナ24時間レースで優勝

　
　J-P.モントーヤは今年、これまでのF１からアメリカのモータースポーツで最も高い人気を誇るNASCARの最高峰クラス、ネクステル・カップ・シリーズにチップ・ガナッシレーシングからフル参戦することが決定している。
　

　
　今回は２月のシリーズ開幕に先駆けて、チップ・ガナッシレーシングからデイトナ24時間レースに参戦。レースは最後の１時間を切った時点で同一周回のマシン３台がテール・トゥ・ノーズの戦いを繰り広げ、デイトナ24時間レース史上でも接戦となったが、最後はJ-P.モントーヤのチームメイトであるS.プルーエットがパトリック・カーペンティアのドライブするNo.11のマシンに１分14秒749秒差をつけてトップでチェッカーを受けた。もう１台のNo.10のマシンは終盤にブレーキとクラッチのトラブルで後退。２周遅れの３位でチェッカーを受けた。
　

　
　デイトナ・インターナショナル・スピードウェイはレース後、プレスリリースを通じ、初出場で優勝という偉業を達成したJ-P.モントーヤの「20時間を過ぎて３台のマシンがトップ争いをしているんだ。驚いたよ。３台は本当に速いんだ。全ての周回がまるで予選の時のようだったよ。何度も何度も繰り返したんだ」とのコメントを紹介した。
　
　また、アメリカのカートシリーズでのタイトル獲得、インディ500優勝、そしてF１参戦経験を持つドライバーのデイトナ24時間レース優勝はマリオ・アンドレッティ以来となることについて、「それはすごいことだね。でも２、３週間後にはデイトナ500出場のためにここに戻ってくる。願わくは、同じようにできればいいと思っているよ」と語った。
　
　
■ Pruett, Montoya and Duran Take 45th Rolex 24 At Daytona Victory in Third-Closest Finish