au 「Woooケータイ」や「EXILIMケータイ」防水&ワンセグなど夏モデル15機種を発表

　
　15機種の中でも注目は、各社が得意とする機能を独自のブランド展開しはじめたことでしょうか。日立は「WOOOケータイ」、カシオも「EXSLIMケータイ」ブランドケータイとして、5.1メガの手ブレ補正付きカメラを搭載したカシオ計算機製の「EXILIMケータイ W53CA」や、2Gバイト内蔵メモリと高音質化技術「クリアオーディオテクノロジー」を備えたソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の“ウォークマンケータイ”「W52S」の 2モデルが登場する。
　

防水性能＆ワンセグ「W53SA」
　

ウォークマンケータイ　「W52S」
　
　W52H〜高画質エンジンとIPS液晶搭載 美しい映像を大容量バッテリーで存分に楽しむハイパフォーマンス・ワンセグケータイ〜

「ワンセグ」「デジタルラジオ」を美しい映像で楽しむ日立ハイビジョン液晶テレビ「Wooo」の高画質映像技術を結集。
　

　
　大画面約2.9インチの広視野角IPS液晶に加え、高画質処理エンジン「Picture Master for Mobile」を搭載し、繊細で豊かな色彩の映像を描き出します。ヒストグラム伸張型γ補正、画面輝度対応イコライジング補正、彩度補正に加え、屋外での画質を向上させる光センサー連動γ補正でさらに強化した高画質エンジンを搭載し、屋外でも美しく「ワンセグ」を楽しめます。
　
　また、カラーマネジメント機能により、視聴しているTV番組に合わせて、「標準」「シネマ」「色鮮やか」の3種類から好みの画質を選択することができます。「ワンセグ」に加え「デジタルラジオ」も美しい映像で楽しめます。
　
　
　5MカメラとワイドVGA液晶の“EXILIMケータイ”「W53CA」

　「W53CA」は、515万画素のオートフォーカス対応CMOSカメラに約2.8インチのワイドVGA液晶を搭載したカシオ計算機製のCDMA 1XWIN端末。同社のデジタルカメラ「EXILIM」のブランドを冠し、ボディのデザインをはじめカメラのメニュー画面なども「EXILIM」をイメージしたデザインに仕上げられている。
　

　
　3インチVGA、320万画素カメラにワンセグ対応「W54T」
　
　東芝製「W54T」は、ボディにステンレス素材を採用し、ワンセグなどに対応したスライド型CDMA 1X WIN端末。au端末として、初めてステンレス素材を採用している。
　

　
　約3インチ、480×800ドットのメインディスプレイは、東芝のノートパソコン「Qosmio」や液晶テレビ「REGZA」で培われた技術が用いられており、青空や山の風景、肌の色など、さまざまな色味の表現を“記憶色”にあわせてチューニングされている。ディスプレイ表面の強化ガラスと液晶パネル本体を密着させて、光の乱反射を抑える「クリアスクリーン」は、自然光の下でも見やすい。
　
　
　324万画素カメラは、オートフォーカス・手ぶれ軽減機能に対応している。また、広角28mmレンズ（35mmフィルム換算）も搭載する。グラフィックエンジン「T5GP」を搭載したことにより、VGA画面でも30fpsでの動画再生・録画が可能となっているほか、動画の外部出力も利用できる。また、付属のTV出力ケーブルを使って、データフォルダ内の画像や動画、オフィス文書、ワンセグ映像を家庭内・自動車内のテレビで楽しめる
　
　
　新たなサービスとして、「災害時ナビ」「ラッピングメール」「Touch Message」をサポート。
　
　このほか、LISMOやEZ着うたフル、おサイフケータイ、PCサイトビューアー、デコレーションメール、オープンアプリプレーヤー、PCドキュメントビューアー、SD-Audio再生機能、IrSimpleなどに対応する。またモバイル辞典には、「ジーニアス」の英和・和英辞典などが搭載される。外部メモリはmicroSDカードに対応する。
　
　
今回も高速通信規格「EV-DO Rev.A」に対応する端末は登場しなかった。秋冬モデルで、クアルコム製チップセット「MSM7500」を搭載し、auもスマートフォンの開発を進めてRev.A対応機種を投入する意向であることが明らかにされた。