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August 26, 2007 space
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F1 第12戦 トルコGP 決勝:マッサ2年連続ポール・トゥ・ウィン

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2007年FIAF1世界選手権は、3週間の夏休みを終え、いよいよ第12戦トルコGP決勝レースのときを迎えた。レース開始直前のコンディションは、気温35℃、路面温度51℃、湿度26%で、気温と路面温度が非常に高いレースとなっている。
 

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ホンダのバトンとバリチェロは予選後にエンジン交換を行い、グリッド最後尾に並ぶこととなった。このため、予選16位以下だったドライバーのグリッド順が2つずつ繰り上がっている。

現地時間午後2時、フォーメーションラップがスタート。フェラーリの2台とレッドブルの2台、その他数台のクルマはソフトタイヤを履いているが、その他の多くのクルマは硬いほうのタイヤを履いている模様。
 

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各車グリッドに並び、赤いシグナルが順に点灯し、ブラックアウト! 

先頭で跳び出したのはマッサ。ライコネンが続き、ハミルトン、クビサ、ハイドフェルド、その後にアロンソ。

1周目を終えての順位は、マッサ、ライコネン、ハミルトン、クビサ、ハイドフェルド、アロンソ、コヴァライネン、ロズベルグ、クルサード、ウェーバー、ブルツ、リウッツィ、フィジケラ、デビッドソン、シューマッハ、バリチェロ、ヴェッテル、バトン、スーティル、トゥルーリ、山本、佐藤の順。トゥルーリは1コーナーでフィジケラに接触されてスピンしている。
 
3周目、フィジケラがリウッツィをパスして12位に浮上。山本は最下位に下がっている。また、バトンがヴェッテルをかわして17位、トゥルーリもさらにそのヴェッテルをパスして18位に浮上している。

9周目、マッサの0.7秒後にライコネン、その2.6秒後にハミルトン、さらに3.8秒離されてクビサ、1.9秒後ろにハイドフェルド、その0.6秒後ろがアロンソ。クビサがハミルトンから離されつつあるので、アロンソは早くBMWの2台を抜きたいところである。
 
9周目、ウェーバーがピットイン。そのままガレージに押し戻されて、ここでリタイヤする模様。

11周目、いよいよアロンソがハイドフェルドに揺さぶりをかけ始める。後ろにぴったりとつき、何度も左右に車体を振る。

12周目、ここで早くもクビサがピットイン。これでハイドフェルドが4番手、アロンソが5番手。3番手のハミルトンとハイドフェルドの差は8.5秒。アロンソにとっては厳しい展開となっている。

15周目、ライコネンが1分27秒941のファステストラップ。今のところ、ライコネンとマッサが交互にファステストを更新しあっている状況。

16周目、バトンがバリチェロをパス。

17周目、ハイドフェルドがピットイン。ロズベルグ、クルサードもピットに向かう。

18周目、ライコネンがピットイン。ソフトタイヤを履いて出て行く。続いてアロンソがピットへ。こちらはハードタイヤを装着してコースへ。ブルツもピットに入っている。
 
19周目、マッサがピットストップ。こちらも再びソフトタイヤを装着。またライコネンの前でコースに戻り、実質トップはマッサで変わらず。上位でまだピットインしていないのはハミルトンのみ。

20周目、ハミルトンがピットイン。ハードタイヤを装着してコースへ。ライコネンの後ろでコースに戻り、マッサ、ライコネン、ハミルトンという実質順位には変化なし。ピットストップを行っていないコヴァライネンが現在暫定トップを走行している。

21周目、コヴァライネンがピットイン。

21周を終え、現在の上位陣の順位は1位マッサ、2位ライコネン、3位ハミルトン、4位フィジケラ、5位アロンソ、6位ハイドフェルド、7位コヴァライネン、8位クビサとなっている。

22周目、フィジケラがピットイン。バトン、山本もピットイン。スーティルがピットに入ってそのままリタイヤしている模様。

23周目、スーティルが再びレースに復帰。

27周目、デビッドソンがピットイン。1ストップかと思われたが、短い給油時間でどうやら2ストップの模様。

28周目、ヴェッテルがピットイン。1ストップだと思われる。まだピットストップを行っていないのは、ラルフと佐藤のみ。
 
33周目、シューマッハがピットイン。1ストップなので、今度はソフトタイヤを履いてコースへと戻る。続いて佐藤もピットイン。

レース中盤を終えて、ここまでの上位陣の順位は、1位マッサ、2位ライコネン、3位ハミルトン、4位アロンソ、5位ハイドフェルド、6位コヴァライネン、7位クビサ、8位ロズベルグの順。ハミルトンとライコネンの間はまだ14秒近く開いている。
 
 ハミルトン まだ終わったわけではない
 
 ルイス・ハミルトンは、トルコGPでのタイヤのパンクは、彼が優勝すると予想されるチャンピオンシップにそれほど大きな打撃を与えないと断言した。マクラーレンのハミルトンのクルマは、2回目のピットストップの直前に、ちょうどピットの反対側を走っていたときに右フロントタイヤがバーストした。彼はなんとかピットに戻り、2つしか順位を落とさずに、最終的には5位でフィニッシュした。
 

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 「ちょっと運が悪かっただけだよ。でもチームはこの週末、素晴らしい仕事をしてくれたね」とハミルトンは語った。「僕たちはずっとフェラーリの2台と同じくらいのペースで走っていたんだけど、彼らの後ろについて走るとエアロダイナミクスを失うので、近づきすぎないようにしていたんだ。何からクルマから外れて飛んでいくのが見えて、僕はグラベルに突っ込んでしまった。クルマを止めることができなかったので、あまり速く行き過ぎないようにしてバリアを避け、コースに戻ってピットに向かったんだ」

「たいした問題じゃないよ。いつだってこうした挫折はあるものだし、僕たちは前回のレースでは勝っている。そしてまだ5レースも残っているんだから、まだ終わったわけではないよ。心配ない」と彼は断言した。

ハミルトンのチームメイトのフェルナンド・アロンソは、彼を追い抜いて表彰台フィニッシュを飾った。これで、チャンピオンシップにおけるハミルトンとアロンソの差は5ポイントにまで縮まった。

 
 

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 マッサが今季3勝目、佐藤は18位 F1トルコGP
 
 F1シリーズ第12戦、トルコ・グランプリ(GP)は26日、イスタンブールのイスタンブールパークで58周(1周5.338キロ)の決勝を行い、ポールポジション(PP)から出たフェラーリのフェリペ・マッサ(ブラジル)が1時間26分42秒161で勝って、今季3勝目、通算5勝目を挙げた。

 2位もフェラーリのキミ・ライコネン(フィンランド)。マクラーレン・メルセデス勢はフェルナンド・アロンソ(スペイン)が3位、ルイス・ハミルトン(英)が5位だった。

 スーパーアグリ・ホンダの佐藤琢磨は18位、スパイカー・フェラーリの山本左近は今季2戦目で初完走し20位。通算100戦目となるトヨタはラルフ・シューマッハー(ドイツ)の12位が最高で無得点に終わり、ホンダはジェンソン・バトン(英)が13位だった。
 

決勝
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time

1 F・マッサ フェラーリ 1:26:42.161
2 K・ライコネン フェラーリ + 2.275
3 F・アロンソ マクラーレン + 26.181
4 N・ハイドフェルド BMW + 39.674
5 L・ハミルトン マクラーレン + 45.085
6 H・コヴァライネン ルノー + 46.169
7 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 55.778
8 R・クビサ BMW + 56.707
9 G・フィジケラ ルノー + 59.491
10 D・クルサード レッドブル + 1:11.009
11 A・ブルツ ウィリアムズ + 1:19.628
12 R・シューマッハ トヨタ + 1 laps
13 J・バトン ホンダ + 1 laps
14 A・デビッドソン スーパー アグリ + 1 laps
15 V・リウッツィ トロロッソ + 1 laps
16 J・トゥルーリ トヨタ + 1 laps
17 R・バリチェロ ホンダ + 1 laps
18 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 1 laps
19 S・ヴェッテル トロロッソ + 1 laps
20 山本 左近 スパイカー + 2 laps
21 A・スーティル スパイカー + 5 laps
Did not finish
22 M・ウェーバー レッドブル + 49 laps

 
 マッサ 見事な勝利に大喜び
  
 フェリペ・マッサは、スタートからフィニッシュまで圧倒的にレースを支配したトルコGPでの勝利を非常に喜んでいた。ここは、彼が2006年にF1での初勝利を挙げた場所でもある。
 
 「素晴らしいね。まだ3回しかイスタンブールでレースをしていないけれど、2回もポール・トゥ・ウィンを果たしたんだ」と、自身のキャリアで5回目の優勝を果たしたマッサは語った。「僕はこのコースが大好きだし、ここは僕のキャリアが転換期を迎えて、そのごレースに勝ってトップランナーたちと戦えるようになった場所でもある。僕にとっては特別な場所だから、ここで2回目の勝利を挙げることができたのは本当に素晴らしいよ」

マッサの午後は何事もなく終わったわけではなかった。彼は、なぜレース中に自分のヘルメットの不具合を直さなければならなかったかを説明した。「ヘルメットの冷却装置にひびが入ってしまって、バタバタしていたんだ。それで集中力を失ってしまったので、はがしてしまったんだよ。その方がいい感じだった。僕たちは素晴らしいスタートを切って、ソフトタイヤでとてもいいペースで走れていたね」
  

 ライコネン レースは予選で決まった。
 
 キミ・ライコネンは、トルコGP決勝は予選の結果で決まってしまったと語った。ライコネンは予選でミスを犯し、チームメイトのフェリペ・マッサの前に出ることができなかった。
 
 「僕たちにはとても優れたクルマがあったけれど、残念ながら最近のF1は抜くのが難しく、レースは昨日の結果で決まってしまったんだ」と、ライコネンは語った。「近付くためにプッシュし、ピットストップで抜こうと思ったんだ。2人のチームメイトが争っているときは前にいるほうが勝つんだよ」

ライコネンは残り1周でファステストラップを記録し、フェラーリは2回目のピットストップ後にポジションを維持するように両ドライバーに伝えていた。キミは予選の最後のフライングラップでミスをするまでポールポジションを手中に収めていた。
 
 

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