F1バーレーンGP予選 BMW初のPPクビサ獲得！中嶋16位

　
　公式予選Ｑ１：マッサがトップ通過、琢磨はスピン
　
　ＦＩＡＦ１世界選手権は、第３戦バーレーンＧＰ公式予選Ｑ１がいよいよ始まる。午前中に行われたフリー走行ではロズベルグがトップ、中嶋が６位と好調な走りを見せたが、それを予選結果につなげることができるかが注目される。Ｑ１開始前の天候は、気温が２９℃、路面温度が４５℃、湿度２８％、ドライで、風速約３ｍ以上の強い風が吹いている。
　

　
　今回から予選ルールに若干の変更があり、Ｑ３でのスロー走行が禁止された。インラップ、アウトラップも含めて１分３９秒以内で走行しなければならない。ちなみに、今日の午前中のセッションでのもっとも遅いラップライムは１分３５秒台だった。
　
　１位マッサ、２位トゥルーリ、３位ライコネン、４位ハミルトン、５位バトン、６位グロック、７位クビサ、８位ロズベルグ、９位バリチェロ、１０位アロンソ、１１位ピケ、１２位コヴァライネン、１３位ハイドフェルド、１４位ウェーバー、１５位中嶋、１６位ボーデ。

ここで脱落したのは、１７位クルサード、１８位フィジケラ、１９位ヴェッテル、２０位スーティル、２１位デビッドソン、２２位佐藤。
　
　
　公式予選Ｑ２：再びマッサがトップ、一貴がノックアウト
　
　公式予選Ｑ２が間もなく開始される。セッション開始前の天候は、気温２９℃、路面温度４２℃、湿度１９℃、ドライ。風速３ｍ以上の風が吹いている。
　
　１位マッサ、２位コヴァライネン、３位クビサ、４位ハイドフェルド、５位ハミルトン、６位ライコネン、７位トゥルーリ、８位ロズベルグ、９位アロンソ、１０位バトン。
　
　
　公式予選Ｑ３：初めてのポールポジションをBMWクビサ獲得した。
　
　公式予選Ｑ３が間もなく開始される。セッション開始前の天候は、気温２８℃、路面温度３９℃、湿度１８℃、ドライ。風速４ｍ以上の風が吹いている。
　
　Ｑ２よりも路面温度が低く、風が強くなっている。アロンソがほぼ満タンに給油をした、あるいは燃料の微調整をしたチームがあるという情報もあり、レースを見据えた最後の戦いが展開される。
　

　
　初めてのポールポジションを獲得したのがクビサ。２位マッサ、３位ハミルトン、４位ライコネン、５位コヴァライネン、６位ハイドフェルド、７位トゥルーリ、８位ロズベルグ、９位バトン、１０位アロンソとなった。
　

公式予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 Ｒ・クビサ ＢＭＷ 1:33.096
2 Ｆ・マッサ フェラーリ 1:33.123
3 Ｌ・ハミルトン マクラーレン 1:33.292
4 Ｋ・ライコネン フェラーリ 1:33.418
5 Ｈ・コヴァライネン マクラーレン 1:33.488
6 Ｎ・ハイドフェルド ＢＭＷ 1:33.737
7 Ｊ・トゥルーリ トヨタ 1:33.994
8 Ｎ・ロズベルグ ウィリアムズ 1:34.015
9 Ｊ・バトン ホンダ 1:35.057
10 Ｆ・アロンソ ルノー 1:35.115
11 Ｍ・ウェーバー レッドブル 1:32.371
12 Ｒ・バリチェロ ホンダ 1:32.508
13 Ｔ・グロック トヨタ 1:32.528
14 Ｎ・ピケ・ジュニア ルノー 1:32.790
15 Ｓ・ボーデ トロロッソ 1:32.915
16 中嶋 一貴 ウィリアムズ 1:32.943
17 Ｄ・クルサード レッドブル 1:33.433
18 Ｇ・フィジケラ フォースインディア 1:33.501
19 Ｓ・ヴェッテル トロロッソ 1:33.501
20 Ａ・スーティル フォースインディア 1:33.845
21 Ａ・デビッドソン スーパー アグリ 1:34.140
22 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:35.725

　
ロベルト・クビサはバーレーンＧＰ予選で最速タイムを記録し、チームにとっては３８戦目、クビサにとっては２５戦目にして初めてのポールポジションを獲得した。チームメイトのニック・ハイドフェルドは６番手となった。
　
　
フェラーリはバーレーンＧＰ決勝を１列目と２列目からスタートすることになった。フェリペ・マッサは３回全てのセッションと予選のＱ１とＱ２でトップタイムを記録したが、Ｑ３ではロベルト・クビサのタイムを上回ることができず、ポールポジションを逃してしまった。キミ・ライコネンは４番グリッドからのスタートとなる。
　
　
マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンとヘイッキ・コヴァライネンは、日曜日のバーレーンＧＰを３番と５番グリッドからスタートする。土曜日の予選で、ルイスは１分３３秒２９２をマークし、ポールポジションからわずか０．２秒以内のところにつけた。ヘイッキのタイムは１分３３秒４８８だった。
　
　
ホンダチームはバーレーンＧＰ予選で今シーズン最高のパフォーマンスを披露した。ジェンソン・バトンが目標のトップ１０入りを達成し、９番グリッドを獲得した。ルーベンス・バリチェロは１２番グリッドからのスタートとなる。