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July 24, 2008 space
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ビクター「HP-FX500」は世界初のウッドハウジングを採用

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世界で初めて“木”の振動板を採用した密閉型インナーイヤーヘッドホン「HP-FX500」。木の振動板だけでなく、“ウッドハウジング”を採用し、美しい響きと音の自然な広がりを忠実に再現する。高級ヘッドホン市場で、品切れ状態になるなど人気を集めているのが、世界で初めて木の振動板を採用したインナーイヤーヘッドホン「HP-FX500」。
 

hp-fx500.jpg

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 インナーイヤーヘッドホン開発に2年、その内振動版の薄膜化に1年近く費やした。
 
 日本の伝統工芸に使われる工法で80ミクロンの薄さを実現している。木の振動板はビクターに、20年以上もの歳月をかけた技術の蓄積があった。20年以上前から研究されていて、やっと商品化にこぎ着けた。振動板には木が最も適しているということも分かっていた。もちろん、木を使う難しさも含めて、湿気が多すぎてもダメ。乾燥しすぎてもダメ。とデリケートな素材だ。
 

hp-fx500_2.jpg

 
 80ミクロンの木の振動板を圧縮し、それをドーム型にプレス成形によってバラつきもなく、耐湿性も高く、より薄い35ミクロンのウッドドーム振動板が誕生した。
 
 良い音を出せるかどうかの一番大きなファクターを占める部分になる。一般的にはプラスチック素材が使われているが、ビクターではこの部分の素材を決める時に、重要な二つの要素があった。
 
 一つは伝搬速度。
 これは音が伝わる速さを意味する。そして伝搬速度が大きいほど音の伝わりが速くなり、スピード感と広がりが生まれてリアルな音に近づくことになる。
 
 もう一つは内部損失。
 これは適度な振動吸収性、つまり余分な響きを抑えることを意味する。この余分な響きは音の雑味となりますので、それを吸収することで素直な音に近づく。
 
hp-fx500_3.jpg

 
 理想は伝搬速度も内部損失も大きいものがいい。しかし、一般的な振動板は伝搬速度が大きくなると内部損失は逆に小さくなるといった物性があり、その中で、伝搬速度と内部損失のバランスが最もとれている素材が木となる。
 
 
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HOMENews BlogsAudio | July 24, 2008 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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