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January 18, 2009 space
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テレビ朝日「嘘ブログを自作」1ヵ月間も嘘をネットに放置し番組で正義を演じる!

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テレビ朝日が、番組用に自作したブログを、いかにも情報サイトのように番組で捏造して放送した。しかし17日午後8時50分から、10日に放送された「情報整理バラエティー ウソバスター!」の中で「インターネットで流れている情報」として紹介したブログが、実際には番組制作スタッフが作成したものだったとして、「誤解を与えかねない表現となり、申し訳ない」と謝罪のテロップとナレーションを放送して、事の終了を勝手に宣言した。
 
 嘘を自作自演して、そして嘘のブログを1か月も放置し挙句にテレビ番組までスポンサーのお金で製作し丸儲け。最後は謝罪すればすべてが終わると思いこんでいる放送局は、必要なのか?
 

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 この1か月も嘘を書き込んだブログ記事は1か月もの間、ネット上に放置され、テレビ番組で放送されたことから、サイトを見た純粋な視聴者や子供たちがウソを信じ込まされていた人もいた。ネットの嘘情報だけではなく、テレビでいかにも本当のような番組が作られたことから、視聴者だけでなくネット利用者をも、テレビ朝日が視聴者を欺き騙していたことになる。
 
1か月も嘘の情報を流していたブログを番組ではネット上にあふれるウソを見破るとうたって紹介していた。それにもかかわらず、自らが自作自演のウソをネットのせいにしていたことになる。
 

 NEWSの語源は「実は、『North,East,West,South』のアタマ文字から取った言葉だったんです 東西南北、様々な場所からの情報を扱っているからだと納得できるよね」
 
 この情報は全くのウソだった。そして番組では、嘘を暴くといった演出をして、真実はフランス語のヌーベルがNEWSの語源だと紹介している。番組は正義では、ブログの情報=ネットは嘘ばかりと印象づける為に製作したような、インチキ番組だ。
 
 この捏造されたブログのエントリーは、08年12月10日に同時に数件の嘘が書き込まれており、1か月後にテレ朝側の書き込みが発覚して削除されるまでネット上で放置され垂れ流されていた。
 
 話題の6作のうち、「地下鉄にカーブが多いのは運転手のいねむり防止のため」「サケとシャケの呼び名は加工前と加工後で違っている」といった内容の4作がウソだった。いずれも、同じ12月10日のエントリーで、テレビ朝日側は1か月の間いくつものウソをネット上でばらまいていたことになる。
 
テレ朝の番組「ウソバスター!」では、ネット上にあふれるブログなどのウソを見破るとうたっていた。同社広報部では、「実際に元になるブログはネット上にあり、撮影許可が得られなかったり、連絡がつかなかったりして、撮影用に同じ趣旨のブログを作った」と説明している。

とはいえ、元のブログが何なのかについては、「敢えてそこまでお答えする必要はありません」と説明を拒否している。


 
 今回の捏造番組は、インターネット上で集めた情報について紹介した六つのブログ画面が、いずれも番組制作会社のスタッフが実在したブログ(その実在したブログの所在を誰も知らない・・・そして捏造した会社もテレビ朝日も公表していない・・・)をもとに自作したものだった。
 
テレ朝のブログ6作で使われた、キーワードをグーグルで検索してみると、いくつか同様な趣旨のほとんどが、Q&Aサイト「ヤフー知恵袋」に同様な質問があり、これをネタ元にして該当のブログを自作・自演したと思われる。
 
 テレビ朝日、ネットは悪=ネットの嘘を暴く捏造番組が、自分で嘘を流布させていた。
 
 ヤフー知恵袋でNEWSについての2008年7月18日付質問では、東西南北が語源というのはウソとベストアンサーで回答されている。ブログでは、例えば、「ヒマジンの家〜いつも頭のすみっこに」の11月5日付エントリーで、「NEWSって north east west south の略なんですか?」と書き込まれている。が、翌日付のコメントには、「ガセだったよね確か」などとあった。

 同様な趣旨のブログには、間違った情報を伝えているケースももちろんある。が、ウソの可能性があることや単なる伝聞を書いていることを明記していることが多い。ネット上にウソがあふれていると言うテレビ朝日の番組は、あまりにも根拠が薄弱だ。

 テレ朝の広報部では、こうした点について、「経緯を細かく検証しており、対応を協議しています」と話している。


 
 このことからも、テレビ朝日は、自分に都合の悪いことは放送・報道しない。そんな会社はこの世の中には不要だろう。しかも捏造を得意とする会社なんだと視聴者やネットの利用者に見られていることを学習する必要がある。
 
 放送倫理基本綱領
 
 放送は、意見の分かれている問題については、できる限り多くの角度から論点を明らかにし、公正を保持しなければならない。
放送は、適正な言葉と映像を用いると同時に、品位ある表現を心掛けるようつとめる。また、万一、誤った表現があった場合、過ちをあらためることを恐れてはならない。
報道は、事実を客観的かつ正確、公平に伝え、真実に迫るために最善の努力を傾けなければならない。放送人は、放送に対する視聴者・国民の信頼を得るために、何者にも侵されない自主的・自律的な姿勢を堅持し、取材・制作の過程を適正に保つことにつとめる。

 
 
放送倫理・番組向上機構(BPO)
 

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HOMENews BlogsTVEntertainment | January 18, 2009 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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