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March 27, 2010 space
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F1オーストラリアGP予選 ヴェッテル余裕の2戦連続ポールポジション!

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2010年F1世界選手権第2戦オーストラリアGPは、公式予選Q3へ進んだ。セッション開始直前のコンディションは、気温21℃、路面温度22℃、湿度60%、曇りのドライコンディションとなっている。
 
開幕戦で1ー2フィニッシュを達成したフェラーリだが、オーストラリアGP予選ではレッドブルにフロントローを独占された。フェラーリはレッドブルの速さを認め、大きな差があることを理解した上で、予測不可能なレースでチャンスを生かせるように準備を整えている。
 

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 マクラーレン ハミルトンのQ2脱落にチームも驚き
 
 オーストラリアGPの公式予選が行われ、マクラーレンのジェンソン・バトンは午前中のフリー走行での不調から見事に浮上し、4位となった。一方ルイス・ハミルトンはQ2でいいラップをまとめきれず、Q3に進出することができずに11位に終わった。ハミルトンは明日のレースでの挽回を願っている。
 

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 レッドブル チーム初のフロントロー独占
 
 レッドブルは無線で雨が降らないことを伝えているが、上空を飛ぶヘリコプターのカメラには水滴のようなものがついている。

セッション開始 まず、ウェーバー、マッサ、シューマッハ、バリチェロ、アロンソがオプションタイヤでコースに出て行った。ロズベルグ、ヴェッテルもコースに出ている。

開始1分 バトンがコースイン。クビサとスーティルがピットに残っている。アルバートパークは日がだいぶ落ちてきており、サーキットに明かりがともされた。

開始2分 クビサがコースイン。アロンソが1分24秒606のターゲットタイムをマークした。ウェーバーが1分24秒035でアロンソを上回り、トップに立った。ヴェッテルはコースオフしそうになったが、カウンターをあててこらえた。また、彼の車載カメラには水滴のようなものがついている。

残り5分 ヴェッテルはセクター1、2で最速タイムを記録し、1分23秒919でトップに立った。ウェーバー、アロンソ、ロズベルグ、バトン、シューマッハ、バリチェロ、マッサ、クビサと続いており、スーティルはまだピットに入ったままだ。

残り4分 スーティルがコースイン。

残り2分 バトンが1分24秒675で4番手にポジションを上げた。

残り1分 マッサは1分24秒837で5番手となった。ウェーバーはセクター1を最速タイムで通過している。アロンソはセクター1、2を自己ベストで通過している。

残り40秒 セクター3も自己ベストで通過したアロンソだが、1分24秒111で3番手に留まった。ウェーバーはセクター3で最速タイムを記録したが、ヴェッテルのタイムを上回ることが出来ず、2番手となった。

セッション終了 結局、誰もヴェッテルのタイムを上回ることができず、一人だけ1分23秒台をマークしたヴェッテルが2戦連続のポールポジションを獲得した。2番手にはウェーバーが続き、レッドブルにとっては初のフロントロー独占となった。
 

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 オーストラリアGP予選で1ー2フィニッシュを達成したレッドブルにとって、フロントロー独占はチーム創設以来初めてのことだった。セバスチャン・ヴェッテルは2戦連続でポールポジションを獲得し、予選のラップレコードを塗り替えるおまけつきだった。ホームレースを迎えたウェーバーは2位に入り、明日は絶好の位置から優勝を狙う。
 
 メルセデス 力を出し切れなかったことを後悔
 
メルセデスGPのニコ・ロズベルグとミハエル・シューマッハは、オーストラリアGP予選でそれぞれ6位と7位を獲得した。シューマッハは結果にそこそこ満足しているものの、ロズベルグはアタックラップでミスを犯したことを後悔しており、チームとしてもクルマの力を最大限発揮できなかったことを悔やんでいる。
 
オーストラリアGP予選の結果
 
公式予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time

1 S・ヴェッテル レッドブル 1:23.919
2 M・ウェーバー レッドブル 1:24.035
3 F・アロンソ フェラーリ 1:24.111
4 J・バトン マクラーレン 1:24.675
5 F・マッサ フェラーリ 1:24.837
6 N・ロズベルグ メルセデスGP 1:24.884
7 M・シューマッハ メルセデスGP 1:24.927
8 R・バリチェロ ウィリアムズ 1:25.217
9 R・クビサ ルノー 1:25.372
10 A・スーティル フォースインディア 1:26.036

11 L・ハミルトン マクラーレン 1:25.184
12 S・ブエミ トロロッソ 1:25.638
13 V・リウッツィ フォースインディア 1:25.743
14 P・デ・ラ・ロサ ザウバー 1:25.747
15 N・ヒュルケンベルグ ウィリアムズ 1:25.748
16 小林 可夢偉 ザウバー 1:25.777
17 J・アルグエルスアリ トロロッソ 1:26.089

18 V・ペトロフ ルノー 1:26.471
19 H・コヴァライネン ロータスF1 1:28.797
20 J・トゥルーリ ロータスF1 1:29.111
21 T・グロック ヴァージンレーシング 1:29.592
22 L・ディ・グラッシ ヴァージンレーシング 1:30.185
23 B・セナ ヒスパニアレーシング 1:30.526
24 K・チャンドック ヒスパニアレーシング 1:30.613

天候が心配される明日の決勝レースは、日本時間午後3時からスタートする。
 
セバスチャン・ヴェッテル(予選1位)
「チームにとって最高の結果だよ。もちろんここはマークのホームレースだけど、彼はドイツでポールポジションをとっているから、今回はリベンジみたいなものだね!でも、明日は長いレースになるよ。今日の予選前はクルマと一緒にいい進歩を果たすことが出来たと思う。最後のセッションは雨が降るか降らないかに全てがかかっていたから、スタートした時は少し待っていたんだ。Q3最初のラップは一番速かったし、最後の3つのコーナーまでは完璧だった。ターン14ではぎりぎりだったけれど、メインストレートに続く最終コーナーでは少し時間を失ってしまったよ。でも、そこまでは本当にいいラップだったし、結果が全てを物語っている。明日が楽しみだよ」

マーク・ウェーバー(予選2位)
「もちろんポールポジションをとりたかったけれど、2位もいい結果だし、1ー2を達成できたことはチームにとって最高の結果だよ。もう1つ上のポジションだったらよかったけれど、セブはいい仕事をした。ほとんど差がなかったからいい戦いだったよ。今日の天気についてはそれほど心配していなかった。みんな同じ状況だし、なるようにしかならないからね!明日は楽しくなると思うけれど、ドライレースのほうが嬉しいよ。降り続くコンディションだとトラックが滑りやすくなるからね」
 
フェルナンド・アロンソ(予選3位)
「予選の進み方には満足しているよ。いつだってポールをとりたいけれど、3位もいい結果なんだ。レッドブルの2台がとても強いことはわかっていたけれど、彼らに近づくことができたし、いいレースペースがあることに期待できるよ。僕たちの目標は、ミスをせずにいい結果を残して完走し、ひょっとしたら表彰台を獲得できるかもしれない。もちろん優勝を争いたいけれど、ホームにポイントを持ち帰ることが重要だから、リスクを冒すつもりはないよ。昨日のフリー走行を終えて、僕たちは日曜日のレースに向けた準備だけに照準を合わせていたから、心配していなかった。ここでは何が起きても不思議じゃないから、不測の事態に備える必要があるんだ。新しいエンジン?交換すれば運が巡ってくるけれど、ジョークは別として、今回のレースに向けて新しいユニットを搭載することはエンジンマネージメントの一環だったんだ」
 
ジェンソン・バトン(予選4位)
「昨日のパフォーマンスは力強かったけれど、今日の午前中は期待していたほどうまくいかなかった。グリップが足りなくて、僕たちより前を走っているクルマはもっとダウンフォースがあるようだったね。それでも午後の予選はよかったよ。Q3の最後のラップ以外は、どのラップもクルマに満足していた。風が強くなったのかどうかは分からないけど、Q3では最初の2回のセッションほどクルマがよくなかったように感じたんだ。それまでのようなバランスが得られなくて、アンダーステアがひどくなってしまった。でもそれで失ったのはわずか0.1秒か0.2秒程度だ。だから僕たちにできた最速のラップは1分24秒4くらいだったと思う。でもそれではまだトップから0.5秒くらい遅い。僕たちはまだトップには届かないけれど、バーレーンよりはかなり近づいたから、これは進歩だね。今週末のチームのパフォーマンスには満足しているよ。今僕たちが持っているパッケージからしっかりとベストを引き出したからね」
 
フェリペ・マッサ(予選5位)
「今回のグランプリに臨むにあたって、予想外の予選だったよ。気温が下がってからずっと、タイヤに熱を入れるベストな方法を見つけることに常に苦戦してしまい、昨日の午前を例に挙げると、暖かくなると状況はよくなるんだ。今日の気温だとグリップが全くなかったから、全く期待が持てるものじゃないよ。明日は暖かくなることを祈りたいね。FP3ではそれが難しいことに気付いたけれど、予選が終わるとまあまあな結果を何とか残すことができた。優勝を期待するという点では決して理想的なものではないけれど、それでもやっぱりたくさんのポイントを持ち帰りたいね。ここでは何が起きても不思議じゃないことを過去に何度も見ているから、今回のレースは非常に厳しいだろうね」
 
ルイス・ハミルトン(予選11位)
「今日は驚いたよ。Q2で脱落するとは思っていなかったんだ。僕はできる限りの力をクルマから引き出したと感じていたんだけど、タイヤからグリップを得ることができなかった。Q2の最初の走行ではトラフィックに捕まってしまい、速いラップができなかった。早めにピットに戻ってクリアなラップができたんだけど、それでもまだ最終セクターでは新しいタイヤでいいタイムを刻めなかった。何が原因なのかは分からないよ。だから今日はあまりいい日ではなかったけれど、ジェンソンがとてもよくやったのを見ているので、励みになる。明日はできれば2人ともいいレースをしたいね」
 

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HOMENews BlogsF1/2010race | March 27, 2010 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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