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April 3, 2010 space
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F1マレーシアGP予選:ウェーバー混乱の予選を好戦略で制する

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2010年F1世界選手権第3戦マレーシアGPは、雨のために混乱した公式予選となった。セッションごとにコンディションが大きく変わる中、タイヤの賭けに出てPPを獲得したのはウェーバー、2位にはロズベルグが入り、自己最高位グリッドを獲得した。一方フェラーリの2台とハミルトンがQ1脱落、バトンが17位に終わるなど、レースのグリッド順はいつもとは違った並びになっている。
 

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 公式予選Q1:雨による混乱でハミルトンとフェラーリの2台が脱落
 
 2010年F1世界選手権第3戦マレーシアGPの公式予選Q1がまもなく始まる。セッション開始前の気温は30℃、路面温度は30℃、湿度58%で雨が降っている。
金曜、土曜ともフリー走行はドライだったが、予選の5分ほど前から雨が降りはじめた。このセッションがこのグランプリでは初めてのウェットコンディションとなる。雨のため、路面温度が徐々に下がってきている。
 

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路面にはまだ目に付く水たまりはない状況で、チームによってはインターミディエイトタイヤを準備しているところもある。

予選がスタートし、小林を先頭に11台のクルマがピットロードからコースへと出ていった。

路面は、クルマが走ると水しぶきが上がるコンディションとなっているが、多くのクルマがインターミディエイトタイヤで走行している。

コースはセクターによって水の多さがかなり違っており、まったく水しぶきの上がらないところもある。
 
チェッカーフラッグ。

アロンソがアタック中にスピンをするリプレイ。

ホームストレートの最終コーナー付近は後ろのクルマが見えないほどの水しぶきが上がるようになっている。
 

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アロンソ、ハミルトン、マッサの3台はタイムを更新できずQ1敗退が決定した。
 
マレーシアGP公式予選Q1の結果は、1位クビサ、2位デ・ラ・ロサ、3位ヴェッテル、4位ペトロフ、5位小林、6位アルグエルスアリ、7位ブエミ、8位スーティル、9位ヒュルケンベルグ、10位リウッツィ、11位バリチェロ、12位ウェーバー、13位バトン、14位シューマッハ、15位グロック、16位ロズベルグ、17位コヴァライネンとなった。

Q1で敗退したのは18位トゥルーリ、19位アロンソ、20位ハミルトン21位マッサ、22位チャンドック、23位セナ、24位ディ・グラッシとなった。

公式予選Q2はまもなくスタートする。
 

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 公式予選Q2:ヴェッテルがトップ、可夢偉がQ3進出
 
 2010年F1世界選手権第3戦マレーシアGPの公式予選Q2がまもなく始まる。セッション開始前の気温は28℃、路面温度は30℃、湿度71%でQ1を混乱に陥れた雨は今は止んでいる。
 
Q1スタート時よりもかなり気温が低くなっている。空は少し明るくなってきたが、コース上はまだかなり濡れた部分が残っている。

シグナルがグリーンに変わり、セッションスタート。ペトロフが先頭に並び、コースへと出て行く。新チームではコヴァライネンとグロックがQ2に進出している。

多くのクルマがフルウェットでコースを走行する中、ペトロフとコヴァライネン、ヒュルケンベルグがインターミディエイトタイヤを使用している。
 
シューマッハがアタックを終え、タイムは更新したものの10番手のまま。小林が今シーズン初めてQ3進出を果たした。ヴェッテルはタイムを更新し、1分46秒828をマークしている。

マレーシアGP公式予選Q2の結果は、1位ヴェッテル、2位クビサ、3位スーティル、4位ヒュルケンベルグ、5位ロズベルグ、6位小林、7位ウェーバー、8位リウッツィ、9位バリチェロ、10位シューマッハとなっている。

Q2で脱落したのは11位ペトロフ、12位デ・ラ・ロサ、13位ブエミ、14位アルグエルスアリ、15位コヴァライネン、16位グロック、17位バトンの7台。

公式予選Q3はまもなくスタートとなる。
 
 
 公式予選Q3:ウェーバー混乱の予選を好戦略で制する
 
2010年F1世界選手権第3戦マレーシアGPは、レースのグリッドを決する公式予選Q3がまもなくスタートする。セッション開始前の気温は28℃、路面温度は28℃、湿度71%で雨となっている。

コースは場所によってコンディションが異なる難しい状況となっている。

Q3に残ったメンバーは、シューマッハ、ロズベルグ、ヴェッテル、ウェーバー、バリチェロ、ヒュルケンベルグ、クビサ、スーティル、リウッツィ、小林の10台。雨のために混乱した予選となり、珍しい顔ぶれとなっている。

雨がかなり強く降っている模様。セッションごとにコンディションが変化している。

ピットロード出口にクルマが並んでいる。クビサがその横に並ぶような形でクルマを止めた。

シグナルが変わり、セッションスタート。あとから列の横に並んだクビサが、先頭のスーティルをかわして最初にコースに出ていった。レッドブルのヴェッテルは少し遅れてコースへと送り出された。

開始2分10秒 雨が非常に激しくなっており、水しぶきが大きくなっている。

開始2分43秒 ここで雨のために赤旗中断。残り時間は7分17秒となっている。

各車徐行してガレージに戻ってきている。レースのリスタート時間は未定とのアナウンス。

現在の気温は26℃、路面温度23℃となっており、路面が急激に冷えてきている。

中断から11分、雨は止んだように見える部分もあるが、まだリスタートのアナウンスはない。

中断から12分、現地時間17時10分、日本時間で18時10分にリスタートのアナウンス。

リスタートまで3分、フォースインディアの2台がリウッツィを前にピットレーン出口に並んだ。

スーティルがリウッツィの横に並び、リウッツィの少し前にノーズを出した。先ほどのクビサのような割り込みを防ぐ作戦か。

リスタートまで1分 ヒュルケンベルグがリウッツィの後ろにつける。フォースインディアのチームラジオで、ピットレーン出口の横並びが許されたがリウッツィにアドバンテージがあることが伝えられた。

セッション再開。フォースインディアの2台がリウッツィを先頭にコースへ。それにヒュルケンベルグ、クビサが続いた。

残り4分 スーティルがセクター1、2を全体のベストタイムでアタック中。

残り3分30秒 スーティルが1分51秒238でトップタイム。クビサ、ヒュルケンベルグ、リウッツィというオーダー。

残り2分40秒 バリチェロが4番手、シューマッハが5番手タイム。ロズベルグは1分56秒台で10位。

残り1分50秒 ロズベルグがセクター1、クビサがセクター2でベストタイムをマークして走行中。スーティルが1分50秒914でトップタイムを縮めている。

残り1分20秒 ヒュルケンベルグが2番手に浮上。

残り50秒 ウェーバーがインターミディエイトタイヤで1分50秒451のトップタイムをマーク。ロズベルグが2番手タイム。3番手はヴェッテル。ヴェッテルはフルウェットタイヤでのタイムだと思われる。

ここでチェッカーフラッグ。小林が現在9番手。

ウェーバーがセクター1で自己ベスト、セクター2で全体のベストタイム。

トップのウェーバーは1分49秒327とタイムを大幅に縮めてアタック終了。

ここでセッション終了。
 

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第3戦マレーシアGPの公式予選の結果は、ポールポジションがウェーバー、2位ロズベルグ、3位ヴェッテル、4位スーティル、5位ヒュルケンベルグ、6位クビサ、7位バリチェロ、8位シューマッハ、9位小林、10位リウッツィとなった。
 
ロズベルグと小林は自己最高グリッドとなる。
 
11位以下は、11位ペトロフ、12位デ・ラ・ロサ、13位ブエミ、14位アルグエルスアリ、15位コヴァライネン、16位グロック、17位バトン、18位トゥルーリ、19位アロンソ、20位ハミルトン、21位マッサ、22位チャンドック、23位セナ、24位ディ・グラッシとなった。

マレーシアGP決勝レースは、日本時間の日曜日午後5時にフォーメーションラップスタートとなる。
 
 

149825.jpg マクラーレン 判断ミスが高くついた予選
 
 マレーシアGP予選で、マクラーレンは大きな判断ミスをしてしまった。ウェットで始まった予選Q1が終盤にかけてドライになることを予想していたマクラーレンは両ドライバーをピットに待機させていたが、雨は止むどころか激しくなり、例えワールドチャンピオンであっても悪化したコンディションではなす術がなく、ハミルトンとバトンは明日の決勝を20位と17位からスタートすることになった。
 
 メルセデスGP チーム初のフロントローを獲得
 
 メルセデスGPのニコ・ロズベルグは、雨で混乱したマレーシアGP予選でチーム初のフロントローを獲得した。コースに出るタイミングやウェットとインターミディエイトの選択が難しい予選セッションで、彼はポールシッターのウェーバーに次ぐ2番グリッドを獲得し、明日のレースに向けて絶好の位置からスタートする。
 
 

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