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August 9, 2010 space
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ドコモ F-06Bで Wi-Fi アクセスポイントモードを試してみる…

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ドコモが2009年モデルから携帯電話に搭載を始めたWi-Fiアクセスポイントモードの利用が広がっています。実際は金額的には、e-Mobile や UQ WiMAX を別に契約した方が月間の費用は安くなりますが、携帯電話と別に持つよりも便利だし簡単だから…と言う理由が多く。私も同じ意見なのですね。でもアクセスポイントモードの設定とかパケ代よく判らないと言うことで、調べてみました。
 

docomo_p_05.gif

 

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 ドコモでは、「パケ・ホーダイ ダブル」について詳しくは「パケ・ホーダイ ダブル」契約者なら、パケット定額の料金ままで利用できるとうたっていますが、実際には128K通信でデータ通信をした場合に限り…なので128kではメールのチェック程度しか利用価値はないでしょう。
 
 もっと高速にWEBなど使いたい場合には、7.2Mの速度を使う必要がありその為には mopera Uなどの(外部機器を接続した通信を利用するための)プロバイダとのご契約が別途必要となり、月額13,650円と利用価格の上限までの費用が掛かります。
 

docomo_18_02-1.gif

 
アクセスポイントモード対応端末
 
 2009年夏モデル : N-06A
 2009年冬春モデル : N-02B
 2010年夏モデル : N-04B、N-08B、F-06B

 
 PCから接続しようとすると3つのやり方があります。
 
 ・USBケーブル接続でモデムとして使用する
 ・Bluetooth 接続でモデムとして使用する
 ・WiFi 接続でアクセスポイントとして使用する。
 
WiFiアクセスポイントモードを標準で持っているところがいいのですが、それよりも安定しているドコモのインフラで使えるってところがポイントでしょう。
 
 接続設定は簡単
 
 プロバイダは事前に端末内に Mopera U アクセスポイントが設定済みです。
 
まず、プロバイダですが、デフォルトでは Mopera-U が設定されています。この Mopera-Uは ID、パスワードが不用なので、Mopera U 契約さえ、すませておけばすぐに使えます。ライトプランとスタンダードプランがありますが、ライトプランで十分でしょう。事前にPCからなら My Docomo のページから契約が出来、端末からも iMode を使って契約が出来ます。
 
パケ・ホーダイダブルに加入しておけば WiFiアクセスポイントモードでの通信が定額に収まります。13650円と高いけど・・・。プロバイダ側の設定はすでにできているので、あとはPCやゲーム機とWiFi接続するための暗号化、セキュリティの設定です。設定はわかりやすくさくさくいけます。
 
 デフォルトでは通信の暗号化はなし。WEP/WPA2-パーソナルが設定で選べます。
 
暗号化方式は WPA2対応なのに WPAはなし。 PSPも使うなら WEPかな?N-06AはWEP と WPA2-PSK/AES に対応。しかし、PSPは最新型の PSP-3000 になっても WPA2ではなく、WPA までの対応となっています。
 
従って、もし、N-06AでPSP を使いたいという場合は暗号化方式は WEP になってしまいます。PSPだけを使うならたいしたデータ扱わないので WEPでもかまわないんですが、PSPもPCもN-06Aで使いたい場合もあると思うのでWPAも対応していれば良かったかも。
 
MACアドレスで接続をフィルタリングすることで他者を接続させないように設定はできます。しかし、盗聴対策としてはちょっと不安という方もいるかもしれません。メーカーとしてはモバイル用だから OK って判断でしょうか。
 
 しかし…同時接続できる機器は1台だけ。
 
N-06Aのアクセスポイントモードで同時に接続できる WiFi機器は1台だけとなっています。
普通の使い方ならたぶんこれでも困らないと思います。先にPCをつないでいるのに、うっかり忘れて、PSPを接続しようとしてしまいBUSYで接続できなくて悩みました。
 
 WiFi接続のステップは簡単
 
 アクセスポイントモードへの呼び出しは、簡単。画面をタッチするかニューロポインターを触るとアイコンが表示されるのでこれをクリック。アイコンをクリックしたらあとはケータイ側の操作は不用。必要最小限の操作に抑えられていてよいと思います。これで N-06AがWiFi機器のアクセスを受け付けられるようになったので次はPCやゲーム機側から接続します。
 
少ないステップで接続できるのはとても良いのですが、ケータイ側をまったく操作せずにPCから接続できるBluetooth DUN 接続と比べるとちょっと面倒かもしれません。Bluetooth DUN ならケータイをカバンの中に入れたままでまったく触らなくても、PCからのダイアルアップ操作だけでつながってくれるわけですから。
 
しかし、バッテリ駆動のケータイで無線LANの電波を常時出したままにしておくのは難しいでしょうから、仕方がないかもしれません。
 
 
 つながってしまえばなかなか快適
 
実測で、2Mbps 以上出ており、満足できる性能ではあります。数時間連続で使っても途中で切れることはなく接続は安定しています。 つい最近まで使っていた P905i の Bluetooth 接続(1Mbps くらいだった)と比べると、体感性能も若干向上しています。 P905i でのBluetooth 接続と比べて1Mbps 以上スピードアップしていて、このおかげで見られるようになる動画はいくつかあるかもしれません。

相手がドコモだけにあまりにヘビーに使うと、ユーザー個別対応でスピード制限をかけれてしまうことがあるかも。

時間帯による速度差はそれなりにあります。
もっと悪いときもあるでしょう。
 
 
 バッテリでの稼働時間は?
 
3時間20分。
ThinkPad W500 での計測結果です。

稼働時間テスト中に行った作業は、Web を見たり、このブログを更新したり、気がつくとメモを取ってオンラインのメモ帳に保存したりといった感じで、割とありがちな使い方であろうと思われます。

WiFiへのアクセス頻度はかなりゆるめな使い方です。数十分の間、無通信状態が続いたこともあったはず。Mopera Uはしばらくアクセスがないと勝手(初期設定では15分)に切断されるはずなので、PCからアクセスが来るとN-06Aが自動的に再接続を行ってくれていたのであろう思われます。
 
バッテリは充電後、一度使い切り、再度充電してから計測作業を行いました。本当は2回ぐらい使い切って再充電してからの方が良かったかもしれません。バッテリが切れそうになるとアラームが鳴り、この段階で接続が切れてしまうようです。
 

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