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August 29, 2010 space
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ベルギーGP決勝:ハミルトンが優勝、2位はウェーバー

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ベルギーGPの決勝レースが終わった。スタート直後と後半、2回に渡って雨が降ったため、波乱の展開となったレースだが、終わって見ればハミルトンが優勝、2位ウェーバー、3位クビサと、順位が入れ替わったものの予選のトップ3が顔をそろえる表彰台となった。アロンソ、バトンはリタイア、ヴェッテルも大きく順位を落として15位に終わった。また、小林は8位入賞。
 

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2010年F1世界選手権第13戦ベルギーGPは、日曜日の決勝レースを迎えた。レース直前のコンディションは、気温16℃、路面温度20℃、湿度63%、風速3.5m、晴れのドライコンディションとなっている。

土曜日の予選を終えて、シューマッハ、ロズベルグ、ブエミ、グロック、デ・ラ・ロサの5名のドライバーがペナルティを科せられた。

シューマッハは21位、ロズベルグは14位、ブエミは16位、グロックは20位、デ・ラ・ロサは24位からのスタートとなる。

現地時間午後2時、全車がフォーメーションラップへ向かった。

ポールシッターのウェーバーを先頭に、24台のクルマがオールージュを上がって行く。

現在のスパ上空は晴れ間が見えるが、10分後に雨が降るとの予報が出ている。

多くのクルマがオプションを履いているが、バリチェロ、シューマッハはプライムを履いている。

全車がグリッドに着いた。

シグナルがブラックアウトし、レーススタート!

ウェーバーが出遅れる。ハミルトンを先頭に、クビサ、バトン、ヴェッテル、マッサがオールージュを駆け上がる。

ウェーバーは7番手までポジションを落としている。

シューマッハは17番手までポジションを上げている。

雨が降り始めたようで、多くのクルマが最終セクターでコースオフを喫した。

アロンソは他のクルマと接触し、ピットに入った。

他にも、デ・ラ・ロサ、ブエミ、グロック、コヴァライネンがピットに入った。

1周目を終えた時点での順位は、ハミルトン、クビサ、ヴェッテル、マッサ、バトン、ウェーバー、ヒュルケンベルグ、スーティル、ロズベルグ、アルグエルスアリ、リウッツィ、小林、山本、シューマッハ、ペトロフ、トゥルーリ、ディ・グラッシ、セナ、コヴァライネン、グロック、アロンソ、ブエミとなっている。バチチェロはクルマを止めている。

2周目を終え、ここでセーフティーカーが入ることになった。

3周目 セーフティーカーが出動するのを見てピットに入ったのは、小林、アルグエルスアリ、セナ、グロックの4台だ。

4周目 SCが戻りレースが再開された。デ・ラ・ロサ、コヴァライネン、セナ、ブエミが再びピットに入った。

5周目 アロンソとアルグエルスアリがピットイン。アロンソは1回目のピットインでインターミディエイトに交換したが、雨が止んだためプライムに交換した。アルグエルスアリはオプションに交換している。現在の順位は、ハミルトン、バトン、クビサ、ヴェッテル、ウェーバー、マッサ、ヒュルケンベルグ、スーティル、リウッツィ、ロズベルグ、ペトロフ、シューマッハ、トゥルーリ、ディ・グラッシ、山本、グロック、デ・ラ・ロサ、ブエミ、コヴァライネン、セナ、アロンソ、アルグエルスアリとなっている。

6周目 セナがピットイン。トラブルが起きたようで、エンジンを止めている。ガレージにクルマを入れるようだ。

7周目 ハミルトンは1分51秒789のファステストを記録した。2番手のバトンとの差は3秒8だ。バトンと3番手ヴェッテルの差はコンマ6秒、ヴェッテルと4番手クビサの差は1秒6、クビサと5番手ウェーバーの差はコンマ8秒となっている。

12番手のシューマッハは、前を走るペトロフにコンマ3秒差に迫っている。

8周目 アロンソがグロックと山本をパスして17番手にポジションを上げた。

9周目 ハミルトンとバトンの差は5秒5に開いた。バトンのペースはハミルトンよりもコンマ7秒遅い。アロンソはデ・ラ・ロサをパスして15番手までポジションを上げ、更に前を走るトゥルーリに迫っている。

アロンソはオープニングラップでバリチェロと接触し、クルマにダメージを受けている可能性があるが、チームメイトのマッサとそれほど遜色ないペースで走行している。

10周目 9番手リウッツィの後ろに列ができている。コンマ3秒差でロズベルグが続き、ペトロフ、シューマッハもすぐ後ろにつけている。

11周目 リウッツィがピットイン。

ペトロフがロズベルグをオーバーテイクし、ロズベルグは更にシューマッハに抜かれてしまった。その際、ロズベルグの左フロントのエンドプレートをシューマッハが踏んでしまった。

12周目 アロンソとバリチェロの接触事故はレース後に審議されることになった。

13周目 ヴェッテルがバトンをパスしようと狙っている。

ヴェッテルはケメルストレートエンドでバトンに並びかけたが、バトンはポジションをキープしている。アロンソもケメルストレートでリウッツィをパスしようとしたが、リウッツィはストレートエンドでアロンソをうまくブロックし、ポジションを守っている。

14周目 ハミルトンとバトンの差は8秒3に開いた。バトンの後ろには、ヴェッテル、クビサ、ウェーバー、マッサが列をなしている。

ここで山本がピットに入った。

バトンはフロントウイングの左下部にダメージを負っており、これがペースが上がらない原因の1つのようだ。

15周目 小林はロズベルグをパスしようとしたが、オーバースピードでコースオフを喫してしまった。

16周目 アロンソはリウッツィをパスして13番手にポジションを上げた。

ヴェッテルはバトンにオーバーテイクを仕掛けたが、バトンに追突してしまい、フロントウイングを落としてしまった。彼はすぐさまピットに入り、プライムに交換してコースに戻った。

バトンはクルマのリアにダメージを負い、リタイアとなった。

17周目 ヒュルケンベルグとペトロフがピットに入った。 

18周目 ヴェッテルは12番手にポジションを下げた。

バトンとヴェッテルの接触事故は審議対象となった。

19周目 トップのハミルトンと2番手のクビサとの差は10秒8だ。ウェーバー、マッサ、スーティルが続いている。

12番手のヴェッテルは、前を走るリウッツィの真後ろに迫っている。

20周目 現在の順位は、ハミルトン、クビサ、ウェーバー、マッサ、スーティル、シューマッハ、ロズベルグ、小林、アロンソ、ペトロフ、リウッツィ、ヴェッテル、デ・ラ・ロサ、アルグエルスアリ、ヒュルケンベルグ、ブエミ、トゥルーリ、ディ・グラッシ、グロック、コヴァライネン、山本となっている。

ヴェッテルにはドライブスルーペナルティが科せられた。

21周目 ヴェッテルは一度リウッツィをパスしたが、リウッツィはヴェッテルを抜き返してポジションを奪い返した。

ここでヴェッテルがピットに入り、ドライブスルーペナルティを受けた。

22周目 5番手のスーティルがピットイン。オプションからプライムに交換し、8番手でコースに戻った。

23周目 ハミルトンが1分51秒243のファステストを記録した。ウェーバーがピットに入り、プライムに交換した。

ウェーバーは4番手でコースに戻っている。

ここでヴェッテルが1分50秒868のファステストを記録した。

7番手のスーティルは小林を抜いて6番手にポジションを上げた。

24周目 クビサとマッサがピットイン。

クビサは2番手でコースに戻り、ウェーバーの前に出た。ウェーバーはクビサをパスしようとしたが、クビサは譲らない。

25周目 ハミルトンがピットイン。プライムに交換し、トップでコースに戻った。

スーティルが1分50秒800のファステストを記録している。

スーティルはストレートでシューマッハをオーバーテイクし、5番手にポジションを上げた。

26周目 クビサが1分50秒403のファステストを記録した。

リウッツィがピットに入った。

リウッツィはヴェッテルと接触したようで、フロントウイングにダメージを負っている。

ヴェッテルは左リアタイヤをパンクさせており、スローダウンしてピットに向かっている。

27周目 マッサが1分50秒111のファステストを記録した。

フェラーリのスメドリーは、マッサに「次の雨の可能性は20分後だ」と伝えている。

28周目 ヴェッテルがピットに戻ってきた。オプションに交換し、20番手でコースに戻った。

29周目 トップのハミルトンと2番手クビサの差は9秒5だ。クビサと3番手ウェーバーの差は1秒1、ウェーバーと4番手マッサの差は7秒8となっている。


30周目 現在の順位は、ハミルトン、クビサ、ウェーバー、マッサ、スーティル、シューマッハ、ロズベルグ、小林、アロンソ、ペトロフ、アルグエルスアリ、デ・ラ・ロサ、ヒュルケンベルグ、リウッツィ、ブエミ、トゥルーリ、ディ・グラッシ、グロック、コヴァライネン、ヴェッテル、山本となっている。

レッドブルのクルーは、10分後に雨が降るとウェーバーに伝えている。スパの上空には黒い雲が広がっており、この雲がいつどれくらいの雨を降らせるのかが、レースの鍵となりそうだ。

31周目 ハミルトンが1分49秒422のファステストを記録した。9番手のアロンソは小林の真後ろにつけており、オーバーテイクのチャンスを伺っている。

アロンソはストレートエンドで小林に近づいたが、パスできるほど接近することはできなかった。

32周目 ハミルトンは再びファステストラップを記録し、クビサとの差を12秒に広げた。

33周目 ヒュルケンベルグがデ・ラ・ロサにオーバーテイクを仕掛けたが、デ・ラ・ロサはポジションをキープしている。

34周目 レッドブルは軽い雨が20分降り続くと伝えた。グロックがピットに入り、ウェットに交換した。

35周目 山本、ブエミがピットイン。ついに雨が降り始めた。

スーティル、シューマッハ、小林、アロンソ、ロズベルグ、ペトロフ、トゥルーリ、ディ・グラッシがピットイン。

トップの4台はピットに入れず、ハミルトンはコースオフを喫して壁に接触しそうになった。

アルグエルスアリ、デ・ラ・ロサ、リウッツィ、コヴァライネンもピットに入った。

36周目 ハミルトン、クビサ、ウェーバー、マッサがピットイン。全車がインターミディエイトに交換した。クビサはピットで止まりきれず、ウェーバーに先を越されてしまった。

37周目 ヒュルケンベルグはドライタイヤのまま走行している。雨が強い区間の走行は非常に難しく、スピンを喫している。

ピットに入った際に接触しそうになったアロンソとヴェッテルは、審議対象となった。

38周目 ピット前は雨が激しく、クルマが走ると水しぶきが上がっている。

ヴェッテルがピットに入り、ウェットに交換した。

ここでアロンソがスピンを喫して壁に激突し、右フロントサスペンションが折れてしまった。彼はコース上にクルマを止めたため、SCが入ることになった。

リウッツィ、ブエミ、ヒュルケンベルグがピットに入った。

39周目 デ・ラ・ロサがピットに入った。SCが先導し、20台のクルマが一列になって走行している。

現在の順位は、ハミルトン、ウェーバー、クビサ、マッサ、スーティル、シューマッハ、小林、ロズベルグ、ペトロフ、アルグエルスアリ、デ・ラ・ロサ、リウッツィ、ブエミ、ヒュルケンベルグ、トゥルーリ、ヴェッテル、ディ・グラッシ、コヴァライネン、グロック、山本となっている。

40周目 ほとんどのクルマがインターミディエイトを履く中、ヒュルケンベルグ、グロック、ヴェッテル、山本はウェットを履いている。

アロンソのクルマは撤去され、SCがこのラップで戻ることになった。

残り4周 SCが戻り、レースが再開された。ロズベルグがシューマッハを交わし、6番手にポジションを上げた。

トゥルーリがスピンを喫したが、ランオフエリアに逃れてコースに戻った。

残り3周 ウェットを履いたリウッツィが、前を走るアルグエルスアリに迫っている。インターミディエイトでもきついほど、路面は濡れているようだ。

残り2周 ウェットを履いたデ・ラ・ロサがコースオフを喫し、12番手にポジションを落とした。

現在の順位は、ハミルトン、ウェーバー、クビサ、マッサ、スーティル、ロズベルグ、シューマッハ、小林、ペトロフ、アルグエルスアリとなっており、ここまでがポイント圏内だ。

11番以降は、リウッツィ、デ・ラ・ロサ、ブエミ、ヒュルケンベルグ、ヴェッテル、コヴァライネン、ディ・グラッシ、トゥルーリ、山本となっている。

ファイナルラップ ハミルトンはウェーバーに1秒8の差をつけてファイナルラップへ入った。

レース終了! ハミルトンがトップチェッカーを受けた。ウェーバー、クビサが続いている。

ベルギーGP決勝結果は、1位ハミルトン、2位ウェーバー、3位クビサ、4位マッサ、5位スーティル、6位ロズベルグ、7位シューマッハ、8位小林、9位ペトロフ、10位アルグエルスアリ、11位リウッツィ、12位デ・ラ・ロサ、13位ブエミ、14位ヒュルケンベルグ、15位ヴェッテル、16位コヴァライネン、17位ディ・グラッシ、18位グロック、19位トゥルーリ、20位山本となった。

アロンソ、バトン、セナ、バリチェロはリタイアに終わった。

ドライバーズチャンピオンシップは、ハミルトンが182pでトップに立ち、ウェーバーが179p、ヴェッテルが151p、バトンが147p、アロンソが139pとなっている。

コンストラクターズでは、レッドブルが330p、マクラーレンが329p、フェラーリが248p、メルセデスが145p、ルノーが123pとなっている。

雨で混乱したベルギーGPは、両チャンピオンシップを更に混沌とさせ、残りの6レースからますます目が離せなくなってきた。

次戦のヨーロッパラウンドの最終戦イタリアGPは、2週間後の9月12日に決勝レースを迎える。
 

 バトン 「スパでのリタイアは大打撃」
 
 世界チャンピオンのジェンソン・バトンは、ベルギーGPでのリタイアについて今季のタイトル獲得に対する「大打撃」だと述べた。彼はバスストップシケインでセバスチャン・ヴェッテルに衝突されてリタイアした。
 
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2人は1秒を争うバトルを展開しており、ヴェッテルが濡れたサーキットでミスをしてマシンが左に振られ、その後右に振り返してきたときにブレーキングをしていたバトンのマシンのサイドに突っ込んだ。
 
「とても好調だったんだ」とマクラーレンのバトンはBBCスポーツに対して語った。「僕はいいスタートを切って2位を走っていたんだけど、フロントウィングにダメージを抱えていたんだ。他のクルマを後ろに抑えて走るのはとても難しかったけれど、僕はとてもうまくやっていると思っていた。セバスチャンに何が起こったのかは分からないけれど、僕が感じたのはサイドポッドへの大きなインパクトだけで、それによってラジエータが完全にはぎ取られてしまったんだ」

「これは大打撃だよ。大打撃だ。本当に痛いね、これは」


 

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