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May 29, 2011 space
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F1モナコGP決勝 ヴェッテルが5勝目、小林が5位入賞

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2011年F1世界選手権第6戦モナコGPは、日曜日の決勝レースを迎えた。レース直前のコンディションは、気温23℃、路面温度42℃、湿度62%、風速1.1m、晴れのドライコンディションとなっている。
 
土曜日の予選ではペレスが大クラッシュを喫し、病院に搬送されるという事故が起きた。彼は脳震盪と大腿部捻挫により病院に入院しており、今日の決勝レースを欠場することが決まっている。ポールポジションを獲得したのはヴェッテルで、バトンが2位、ウェーバーが3位、アロンソが4位、シューマッハが5位となった。ハミルトンは9番グリッドからスタートする。
 

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 現地時間午後2時、23台のクルマがフォーメーションラップに向かった。上位陣はいずれもオプションを履いている。ハミルトンはプライムを履いている。バトンが「ステアリングが重い」と無線で伝えている。

23台のクルマがグリッドに着いた。シグナルがブラックアウトし、レーススタート!

ヴェッテルが先頭でターン1を回る。バトン、アロンソ、ウェーバー、ロズベルグ、マッサ、マルドナド、ペトロフ、シューマッハと続く。

1周目を終えた時点の順位は、ヴェってル、バトン、アロンソ、ウェーバー、ロズベルグ、マッサ、マルドナド、ペトロフ、シューマッハ、ハミルトン、バリ チェロ、ディ・レスタ、小林、スーティル、ハイドフェルド、ブエミ、トゥルーリ、アルグエルスアリ、コヴァライネン、グロック、ダンブロシオ、カーティケ ヤン、リウッツィとなっている。

3周目 ヴェッテルは1分20秒269のファステストを記録した。バトンとの差は3秒2だ。

4周目 ヴェッテルとバトンとの差は3秒7に広がった。コンマ7秒後ろにアロンソがつけている。

5周目 5番手のロズベルグにマッサがコンマ5秒差に迫っている。

6周目 ヴェッテルとバトンの差は4秒6、バトンとアロンソの差は1秒5、アロンソとウェーバーの差は1秒5、ウェーバーとロズベルグの差は3秒6、ロズベルグとマッサの差はコンマ4秒となっている。

7周目 10番手のハミルトンが前を走るシューマッハを狙っている。トップ4が1分19秒台で走行する中、シューマッハは1分21秒台とスローペースだ。

8周目 シューマッハの真後ろにハミルトンがぴたりとつけており、その後ろにバリチェロが追いついてきた。

9周目 アロンソが1分19秒327のファステストを記録した。

10周目 ハミルトンがターン1でシューマッハをパスし、9番手にポジションを上げた。

11周目 ヴェッテルとバトンの差は4秒3、バトンとアロンソの差は1秒6となっている。ロズベルグの後ろに列ができており、マッサ、マルドナド、ペトロフが続いている。

12周目 バリチェロがシューマッハをオーバーテイクした。

13周目 シューマッハがピットイン。オプションに交換し、ノーズも交換した。オープニングラップでハミルトンと接触したことが原因か。

14周目 ロズベルグをパスしようとしたマッサのフロントウイングの左側の翼端板がロズベルグのクルマに接触し、飛んだ。マッサはセクター3でロズベルグをパスし、6番手にポジションを上げた。

15周目 バトンがピットイン。オプションに交換した。ロズベルグもピットに入った。オプションからプライムに交換している。

17周目 ヴェッテルがピットイン。プライムに交換した。ウェーバーもピットに入っている。ウェーバーもプライムに交換したが、レッドブルはピット作業に時間がかかり、ヴェッテルはバトンに先行を許した。

18周目 アロンソがピットイン。プライムに交換した。彼はヴェッテルの後ろ3番手でコース復帰した。バトンが1分19秒072のファステストを記録している。

19周目 バトンは1分18秒091のファステストを記録し、ヴェッテルに6秒2の差をつけている。ヴェッテルとアロンソの差は2秒9だ。ウェーバーはピット作業の遅れにより14番手までポジションを落としている。

20周目 コヴァライネンがピットイン。

21周目 ディ・レスタがピットイン。バトンとヴェッテルの差は8秒8に開いた。5番手マルドナドの後ろにペトロフとハミルトンが続いている。

23周目 ハミルトンがピットイン。プライムからオプションに交換した。彼はウェーバーの後ろ15番手でコースに復帰した。

24周目 現在の順位は、バトン、ヴェッテル、アロンソ、マッサ、マルドナド、ペトロフ、バリチェロ、小林、スーティル、ハイドフェルド、ブエミ、ウェー バー、ハミルトン、トゥルーリ、アルグエルスアリ、ディ・レスタ、ロズベルグ、シューマッハ、ダンブロシオ、コヴァライネン、グロック、カーティケヤン、 リウッツィとなっている。

25周目 トゥルーリがピットイン。

26周目 ロウズでディ・レスタがアルグエルスアリをパスしたが、フロントウイングが接触してしまい、破損した。マルドナドがピットに入った。

27周目 マッサがピットイン。プライムに交換した。先ほどのディ・レスタとアルグエルスアリの接触が審議対象となった。

28周目 バトンとヴェッテルの差は14秒6に広がった。ヴェッテルとアロンソの差は2秒3だ。

29周目 ディ・レスタはドライブスルーペナルティを科せられ、早速ピットに入った。ペトロフがピットイン。プライムに交換した。

30周目 8番手ブエミの後ろに、ウェーバー、マッサ、ハミルトンが続いている。

31周目 アルグエルスアリがピットイン。シューマッハがロウズでロズベルグをパスしたシーンが流れた。

33周目 バトンは1分19秒552、ヴェッテルは1分19秒207、アロンソは1分19秒171のペースで走行している。グロックがコースサイドにクルマを止めた。

34周目 バトン、バリチェロがピットイン。バトンは再びオプションに交換した。彼は3ストップのようだ。

ハミルトンとマッサがロウズで接触したシーンが流れた。マッサは左フロントタイヤがパンクし、コース上でクルマを止めた。ここでセーフティーカーが出ることになった。
 
35周目 シューマッハもピットレーン入口手前でクルマを止めている。アロンソ、ハイドフェルド、ブエミ、ロズベルグ、リウッツィ、ディ・レスタがピットに入った。
 

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マッサはトンネルの中でクラッシュを喫し、左側のバリアにクルマをぶつけてリタイアとなった。

36周目 SCがレースを先導している。ハミルトンが無線でフロントウイングにダメージがないことを伝えている。

37周目 現在の順位は、ヴェッテル、バトン、アロンソ、スーティル、小林、ウェーバー、ハミルトン、マルドナド、ペトロフ、ハイドフェルド、ブエミ、バ リチェロ、アルグエルスアリ、トゥルーリ、ロズベルグ、コヴァライネン、ダンブロシオ、ディ・レスタ、リウッツィ、カーティケヤンとなっている。

38周目 ほとんどのクルマが1回のピットストップを行っている。バトン、アロンソ、ロズベルグは2回入っている。SCはこのラップでピットに戻る。

39周目 SCが戻り、レースが再開された。

40周目 ハミルトンとマッサの接触が審議対象となった。ハミルトンはマッサとの接触後、無線で「マッサがわざと当たってきた」と伝えていた。

42周目 ヴェッテルとバトンの差はコンマ8秒に縮まった。バトンはオプションタイヤを活かしてヴェッテルに迫っている。しかし、バトンはプライムに交換するためにもう一度ピットに入らなければならない。

43周目 ハミルトンにドライブスルーペナルティが科せられた。

44周目 ハミルトンがピットに入り、ドライブスルーペナルティを行った。彼は9番手でコースに復帰した。

45周目 ヴェッテルとバトンの差はコンマ6秒、バトンとアロンソの差は6秒、アロンソとスーティルの差は20秒2、スーティルと小林の差はコンマ5秒、小林とウェーバーの差はコンマ1秒だ。

46周目 ディ・レスタのクルマのノーズから白いカッティングシートのようなものがひらひらしている。

47周目 ヴェッテルとバトンの差はコンマ8秒に広がった。バトンのスーパーソフトタイヤが徐々に摩耗してきたようだ。

49周目 バトンがピットイン。プライムに交換し、3番手でコースに戻った。

50周目 ハミルトンがピットイン。プライムに交換し、9番手でコースに戻った。

51周目 バトンが1分17秒894のファステストを記録した。

53周目 現在の順位は、ヴェッテル、アロンソ、バトン、スーティル、小林、ウェーバー、マルドナド、ペトロフ、ハミルトン、ハイドフェルドとなっている。ヴェッテルとアロンソの差は3秒2、アロンソとバトンの差は11秒3だ。ピットストップ回数は、ヴェッテルが1回、アロンソが2回、バトンが3回となっている。

54周目 コヴァライネンがピットイン。

55周目 ヴェッテルとアロンソが1分19秒台で走行する中、バトンは1分17秒台で走行している。ここでマルドナドとロズベルグがピットに入った。

56周目 ウェーバーがピットイン。プライムに交換した。

57周目 ヴェッテルとアロンソの差は1秒、アロンソとバトンの差は6秒5だ。バトンはヴェッテルがピットに入るかどうか、無線で確認している。

58周目 ヴェッテルとアロンソの差がコンマ7秒に縮まった。

59周目 ヴェッテルとアロンソの差はコンマ4秒に縮まった。アロンソとバトンの差も5秒3に縮まっている。バトンと4番手スーティルは40秒離れており、表彰台はワールドチャンピオン3人にしぼられている。

61周目 ヴェッテルとアロンソの差はコンマ8秒に開いたが、アロンソとバトンの差は2秒6に縮まった。5番手の小林は前を走るスーティルにコンマ5秒差に迫っている。

63周目 バトンがアロンソに追いついた。ヴェッテルのコンマ3秒後ろにアロンソ、アロンソのコンマ4秒後ろにバトンがいる。

64周目 現在の順位は、ヴェッテル、アロンソ、バトン、スーティル、小林、ペトロフ、ウェーバー、マルドナド、ハミルトン、ハイドフェルドとなっており、ここまでがトップ10だ。

65周目 11番手以降は、バリチェロ、ブエミ、ロズベルグ、アルグエルスアリ、ディ・レスタ、トゥルーリ、コヴァライネン、ダンブロシオ、リウッツィ、カーティケヤンとなっている。

66周目 ヴェッテルは17周目にピットに入ってからずっと同じプライムで走行している。小林がスーティルをパスし、4位にポジションを上げた。

67周目 ヴェッテル、アロンソ、バトンは等間隔で走行を続けている。アロンソがオーバーテイクのチャンスを狙っているが、レコードライン以外はタイヤかすがひどく、少しでもラインを外すと危険な状況だ。

69周目 アルグエルスアリとペトロフがクラッシュを喫し、ここでSCが入ることになった。

70周目 スーティル、バリチェロがピットイン。ハミルトンのリアウイングが壊れている。

先ほどの多重クラッシュは、スーティルが右リアタイヤをパンクさせ、スローダウンしたところでハミルトンがアルグエルスアリに接触、ペトロフが巻き込まれた。このクラッシュの直後にトップ3のクルマが通過しており、危うく事故に巻き込まれるところだった。

72周目 SCがレースを先導している。60周以上を走行しているヴェッテルのタイヤにとって、有利な状況になった。

ここで赤旗が振られた。

レースコントロールからの発表によると、コースがクリアになった後にレースが再開されるとのことだ。現在の順位は、1位ヴェッテル、2位アロンソ、3位バトン、4位小林、5位ウェーバー、6位マルドナド、7位ハミルトン、9位ハイドフェルド、10位 バリチェロ、11位ブエミ、12位ロズベルグ、13位ディ・レスタ、14位トゥルーリ、15位コヴァライネン、16位ダンブロシオ、17位リウッツィ。

スターティンググリッドにクルマが並んでおり、マクラーレンはハミルトンのリアウイングを修理している。コース上では、ペトロフのクルマの撤去作業が行われている。

事故現場のプールサイドに、メディカルカーが止まっている。ペトロフがこの中にいるが、彼は意識があり、会話をしているとのことだ。

現地時間16時4分にレースが再開されることになった。ペトロフを乗せたメディカルカーがコースを離れた。

スーティルはパンクしたタイヤを交換し、レースに復帰する。

ヴェッテルは新品のオプション、アロンソはユーズドのオプションをつけた。

現地時間16時4分、レースが再開された。SCが先導している。

73周目 SCはこのラップで戻る。

74周目 SCが戻り、残り5周の戦いが始まった。6番手のマルドナドがハミルトンと接触し、ターン1でクラッシュを喫した。ハミルトンはフロントウイングにダメージを負っている。

残り4周 マルドナドのクルマは撤去され、SCが入ることはなかった。マルドナドとハミルトンの事故は審議対象となった。

残り3周 4番手の小林の真後ろにウェーバーがつけている。ウェーバーの後ろにはハミルトンが迫っている。

残り2周 このラップからDRSが使用可能となる。アロンソが1分16秒931のファステストを記録したが、トップ3の順位に変化はない。

ウェーバーがヌーベルシケインで小林にオーバーテイクを仕掛け、小林はシケインをカットしてしまった。小林はウェーバーにポジションを譲り、5番手となった。

ファイナルラップ ヴェッテル、アロンソ、バトンの順でファイナルラップに突入した。

レース終了! ヴェッテルが1分16秒267のファステストを記録し、トップチェッカーを受けた。アロンソ、バトン、ウェーバーが続き、小林は5位でレースを終えた。
 

モナコGP決勝結果
race results - 2011 Monaco F1 Grand Prix

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. セバスチャン・ヴェッテル レッドブル 2:09:38.373
2. フェルナンド・アロンソ フェラーリ +1.138
3. ジェンソン・バトン マクラーレン +2.378
4. マーク・ウェーバー レッドブル +23.101
5. 小林可夢偉 ザウバー +26.916
6. ルイス・ハミルトン マクラーレン +27.210
7. エイドリアン・スーティル フォースインディア +1 Lap
8. ニック・ハイドフェルド ルノー +1 Lap
9. ルーベンス・バリチェロ ウィリアムズ +1 Lap
10. セバスチャン・ブエミ トロロッソ +1 Lap
11. ニコ・ロズベルグ メルセデスGP +2 Laps
12. ポール・ディ・レスタ フォースインディア +2 Laps
13. ヤルノ・トゥルーリ ロータス +2 Laps
14. ヘイッキ・コヴァライネン ロータス +2 Laps
15. ジェローム・ダンブロシオ ヴァージン +3 Laps
16. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +3 Laps
17. ナレイン・カーティケヤン HRT +4 Laps
Did not finish
18. パストル・マルドナド ウィリアムズ +5 Laps
19. ヴィタリー・ペトロフ ルノー +11 Laps
20. ハイメ・アルグエルスアリ トロロッソ +12 Laps
21. フェリペ・マッサ フェラーリ +46 Laps
22. ミハエル・シューマッハ メルセデスGP +46 Laps
23. ティモ・グロック ヴァージン +48 Laps

 
ウェーバーは最後に1分16秒234のファステストを記録している。

ドライバーズチャンピオンシップは、ヴェッテルが143p、ハミルトンが85p、ウェーバーが79p、バトンが76p、アロンソが69pとなっている。

コンストラクターズチャンピオンシップは、レッドブルが222p、マクラーレンが161p、フェラーリが93p、ルノーが50p、メルセデスが40pとなっている。

次戦のカナダGPは、2週間後の6月12日にモントリオールのジル・ヴィルヌーヴサーキットで決勝レースが行われる。
 

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