公式予選Ｑ１ バトンがトップ、シューマッハが脱落
２０１１年Ｆ１世界選手権第１２戦ベルギーＧＰは公式予選を迎えた。予選開始直前のコンディションは、気温１６℃、路面温度２０℃、湿度７３％、風速１.７ｍ、曇りのウェットコンディションとなっている。
セッション開始 アルグエルスアリ、ブエミ、グロック、ダンブロシオ、リウッツィ、リチャルド、シューマッハ、マルドナド、ロズベルグ、バトン、ハミルトン、ヴェッテル、バリチェロ、トゥルーリ、ウェーバー、コヴァライネン、ディ・レスタがコースイン。セッション開始直前に雲の切れ間から青空が見えた。
セッション終了 コヴァライネンは２分６秒７８０で１６番手にポジションを上げた。ディ・レスタが１８番手となり、Ｑ１敗退となった。
公式予選Ｑ１は、バトン、ウェーバー、ハミルトン、ヴェッテル、アロンソ、ブエミ、セナ、ロズベルグ、ペトロフ、アルグエルスアリ、マルドナド、バリチェロ、マッサ、スーティル、ペレス、コヴァライネン、小林がＱ２進出を決めた。
１８位以降のディ・レスタ、トゥルーリ、グロック、ダンブロシオ、リウッツィ、リチャルド、シューマッハはＱ１敗退となった。
公式予選Ｑ2 アロンソがトップ、バトンがノックアウト
２０１１年Ｆ１世界選手権第１２戦ベルギーＧＰは公式予選Ｑ２へ進んだ。セッション開始直前のコンディションは、気温１６℃、路面温度１８℃、湿度６９％、風速５ｍ、雨のウェットコンディションとなっている。
雨が本格的に降り始めた。風も強くなっている。
セッション開始 アルグエルスアリ、ブエミ、バリチェロ、アロンソ、ペトロフ、バトン、ハミルトン、ウェーバー、セナ、マルドナド、小林、ペレス、ヴェッテルがコースイン。
セッション終了 ハミルトンが２分２秒８２３でトップに立った。小林が２分４秒７５７で６番手となった。アロンソが２分２秒７６８でトップに立ち、ペトロフが５番手、セナが７番手、アルグエルスアリが９番手となり、早々にピットに入ったバトンは１３番手までポジションを落とした。
公式予選Ｑ２の結果は、アロンソ、ハミルトン、ウェーバー、ヴェッテル、ペトロフ、ロズベルグ、セナ、マッサ、アルグエルスアリ、ペレスがＱ３進出を決めた。
１１位以降のブエミ、小林、バトン、バリチェロ、スーティル、マルドナド、コヴァライネンはＱ２敗退となった。
公式予選Ｑ3 ヴェッテルがウェットドライの予選を制す
２０１１年Ｆ１世界選手権第１２戦ベルギーＧＰは公式予選Ｑ３へ進んだ。セッション開始直前のコンディションは、気温１５℃、路面温度２２℃、湿度７５％、風速１.９ｍ、晴れのドライコンディションとなっている。
サーキット上空には晴れ間が見え、コースもレコードラインが乾いている。Ｑ２終盤にハミルトンとマルドナドが接触し、ハミルトンのクルマの右側にタイヤがぶつかった後がついている。
セッション開始 アロンソ、ペレスがコースイン。２人ともソフトタイヤを履いている。
開始１分 ヴェッテル、ウェーバー、マッサ、ロズベルグ、セナ、ペトロフ、アルグエルスアリがコースイン。マッサはコースオフを喫している。
開始２分 ハミルトンがコースイン。
開始４分 まずペレスが１分５８秒３１２を記録した。ウェーバーが１分５３秒７９８でトップに立ち、マッサ、アロンソ、ヴェッテル、アルグエルスアリが続いている。
開始５分 ペトロフが１分５６秒９３４で６番手となり、セナが７番手となった。
残り３分 ウェーバーが１分５０秒８７５でトップタイムを更新した。ヴェッテルが１分５１秒２３９で２番手、ハミルトンが１分５１秒３３８で３番手、マッサが１分５２秒０７９で４番手、アルグエルスアリが１分５２秒６２７で５番手となった。ペレス、セナ、アロンソ、ロズベルグ、ペトロフが続いている。
残り１分 ウェーバーが１分４９秒３７６でトップタイムを更新した。ハミルトンが１分４９秒４６７で２番手となったが、直後にヴェッテルが１分４９秒１８０でトップに立った。
残り５０秒 アルグエルスアリが１分５１秒２３２で４番手につけている。ロズベルグは１分５４秒３１５で５番手、セナが１分５１秒７９０で６番手につけている。アロンソは１分５４秒５５０で１０番手だ。
セッション終了 ハミルトンがセクター２を最速タイムで通過し、１分４８秒７３０でトップに立ったが、直後にヴェッテルが１分４９秒２９８でトップを奪い返し、ポールポジションを獲得した。
ベルギーＧＰ予選結果は、１位ヴェッテル、２位ハミルトン、３位ウェーバー、４位マッサ、５位ロズベルグ、６位アルグエルスアリ、７位セナ、８位アロンソ、９位ペレス、１０位ペトロフ、１１位ブエミ、１２位小林、１３位バトン、１４位バリチェロ、１５位スーティル、１６位マルドナド、１７位コヴァライネン、１８位ディ・レスタ、１９位トゥルーリ、２０位グロック、２１位ダンブロシオ、２２位リウッツィ、２３位リチャルド、２４位シューマッハとなった。
２１位以降のダンブロシオ、リウッツィ、リチャルドは１０７％ルールを満たしていないため、明日の決勝出走はスチュワードの判断待ちとなっている。
明日の決勝レースは、日本時間午後９時からフォーメーションラップがスタートする。
ウェーバー ２０１２年もレッドブル残留
レッドブルのマーク・ウェーバーは、２０１２年シーズン末までの契約を交わし、もう１年チームに残留することになった。これでウェーバーは、来年レッドブルでの６シーズン目を迎えることになる。
「Ｆ１のトップでレースを続けたいから、もう１年レッドブルに残ることは考えるまでもないことだよ」と、ウェーバーは語った。「自分とチームにとって最高の結果を達成するというモチベーションは、今も非常に高いよ。この５年間、僕たちは努力を重ねてコンペティティブでチャンピオンシップに勝てるクルマをデザインしたり作ったりできることを証明してきた。２０１２年にもう一度、毎レースウィークエンドにクルマと自分を限界にもっていくのを楽しみにしているよ」
ウェーバーが１年契約を延長したことで、２０１３年以降はダニエル・リチャルドがセバスチャン・ヴェッテルのチームメイトを務めるとパドックで噂されている。
