話題のナレッジベース | Knowledge Base Weblogs space
HOMEBlogs index Science >> space
space space
space
space
space
space
December 23, 2011 space
   space
space

科学誌Science「サイエンス」2011年10大成果 Breakthrough of the Year, 2011

space

科学誌Science「サイエンス」では23日付で今年2011年の十大成果を特集した。今年のトップはエイズの治療、予防に抗レトロウイルス療法が高い効果を示したとの研究だった。探査機はやぶさが小惑星イトカワから回収した微粒子の分析結果や、大阪市立大と岡山大の研究チームによる光合成に重要なたんぱく質構造の解明が取り上げられた。はやぶさは2005年にイトカワに接近、着陸した際も、同年の十大成果に選ばれた。
 

science2011_01.png

 

space

 

science2011F1.medium.gif The year 2011 saw scientific research that stretched from the farthest reaches of the universe to the deepest mysteries of the cell. Following a yearly tradition, Science's editors and news staff have selected one scientific Breakthrough of the Year and nine runners-up -- and have also highlighted some areas to watch for 2012.
 
 This year's runners-up for Breakthrough of the Year highlight exciting developments in medicine, the history of the universe, human ancestry, and more.
 
science2011_02.png

 「サイエンス」は、毎年12月ごろ、その年に発表された科学分野で画期的といえる10の成果を選び出して、発表しています。ことしは、小惑星「イトカワ」まで飛行し、世界で初めて小惑星の微粒子を地球に持ち帰ることに成功した、日本の探査機「はやぶさ」の研究成果が2番目に紹介されました。その理由として、「地上からの観測では、地球に落下した隕石(いんせき)と小惑星の成分は異なるという結果が出ていたが、はやぶさの持ち帰った微粒子の分析で、実際には違いがないことが明らかになった」と挙げています。
 
また、植物の中にある、光で水を分解するタンパク質の構造を解明した、大阪市立大学と岡山大学のグループの研究成果も、「光合成の仕組みの解明と、新たなクリーンエネルギーの開発につながる」として、4番目に紹介されました。
 
さらに、ことし3月の東日本大震災が番外として取り上げられ、これほど大きな地震を想定できなかったことや、福島第一原発の事故などを挙げて、「日本の科学者たちは、天災が起きる前も、起きた後も、人々が必要とする知見を提供できなかったと感じている。人々との間にある溝を埋めるにはどうすればよいのか必死に考えている」としています。
 

space
HOMENews BlogsScience | December 23, 2011 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
space


space Entries of this Category
space

  Next >> スマホでディズニーランドとディズニーシーの待ち時間がネットで判る! >> 

ケータイ電話では、以前から公式サイトでディズニーランド、ディズニシーのアトラクションの待ち時間を見ることができたんですが、スマホ時代に対応したサービスがありませんでした。しかし...»この話題を見る…


  Previous << IBM 2011年版の未来予測を発表!“IBM 5 in 5" << 

IBMが19日、毎年恒例の未来5つの予測2011年版を発表しました。今回発表されたのは「人力による発電」、「パスワードが必要なくなる」、「コンピューターが人の心を読む」、「デジ... »この話題を見る…


space
space
Welcome to knowledgeBase  Blogs  ▲TOP