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March 24, 2013 space
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F1マレーシアGP決勝 ヴェッテルがチームメイトバトルを制す!

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マレーシアGP決勝が56周で争われ、ポールシッターのセバスチャン・ヴェッテルがマーク・ウェーバーとの激しいチームメイトバトルを制して優勝を飾った。ウェーバーは2位に終わり、同じくチームメイトのニコ・ロズベルグと表彰台を争ったルイス・ハミルトンが3位に入った。
 

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 2013年F1世界選手権第2戦マレーシアGPの決勝レースがまもなくスタートする。

決勝レースはポールポジションにヴェッテル、その隣にマッサというフロントローでスタートする。

レース開始前の気温は24℃、路面温度は28℃、湿度71%。今のところ雨は降っていないが、レース前に降っていた雨のために路面が濡れている場所がある難しいコンディションになっている。

また、マレーシアGPの特徴でもあるスコールが降る可能性があり、各チームとも難しいタイヤ選択を迫られるレースになりそうだ。

スタート直前、タイヤウォーマーが外されたが、すべてのクルマがインターミディエイトタイヤを履いている。

日本時間17時ちょうど。フォーメーションラップがスタート。全車無事に走り始めている。

コース上は場所によっては水煙が上がるほど路面が濡れている。

濡れているのは3コーナーから6コーナーにかけてであり、その他の場所は乾いている部分も多いため、タイヤマネジメントが非常に難しいレースになりそうだ。

シグナルがブラックアウトし、レーススタート! 全車無事にグリッドを離れた。

1コーナーまでにアロンソがマッサをかわして2番手に上がる。

アロンソとマッサの争いに乗じてウェーバーが浮上。しかし、そのバトルの中でアロンソのマシンにダメージがあり、火花が散っている。

アロンソはフロントウィングを壊し、路面に接触させて走行している。

1周めを終えたところの順位は、1位ヴェッテル、2位アロンソ、3位ウェーバー、4位ハミルトン、5位マッサ、6位ロズベルグ、7位バトン、8位ペレス、 9位スーティル、10位ヒュルケンベルグ、11位リチャルド、12位ライコネン、13位グロージャン、14位ディ・レスタ、15位マルドナド、16位グ ティエレス、17位ピック、18位ヴェルニュ、19位ファン・デル・ガルデ、20位ビアンキ、21位チルトン、22位ボタスとなっている。

マシンにダメージを負ったアロンソは、ピットとのコミュニケーションミスか、1周めを終えた所でピット・インできず、ホームストレート上で完全に落ちたフロントウィングを踏んでしまい、1コーナーでコースアウト。

アロンソはコースに戻ることができず、2周めでリタイアとなった。これによりウェーバーが2番手に浮上。

ここでスタートのリプレイ。アロンソはいいスタートを切り、トップのヴェッテルに並ぶまでに迫ったが、2コーナーでヴェッテルのリアに軽く接触し、この時にフロントウィングを壊したようだ。

5周目 現在の上位の順位は、1位ヴェッテル、2位ウェーバー、3位ハミルトン、4位ロズベルグ、5位バトン、6位マッサとなっている。

6周目 ヴェッテルが最初のピットイン。ミディアムタイヤに交換。マッサもピットに入り、ミディアムタイヤに交換している。

コース上にはかなり水が残っている部分があり、ヴェッテルは数台の車に抜かれて現在9番手を走行中。後半のドライのセクターで巻き返しをはかる。

7周目 スーティル、リチャルド、ライコネン、ディ・レスタ、マルドナド、ファン・デル・ガルデ、ビアンキ、ボタス、チルトンがピットイン。スーティルのタイヤ交換でトラブルがあり、時間がかかっていたが、無事コースへと戻った。

ファン・デル・ガルデのみハードタイヤ、他のドライバーはすべてミディアムタイヤへの交換を行なっている。

ヴェッテルが第2セクターで全体の最速タイムをマーク。早めのタイヤ交換は正しい判断だったようだ。

8周目 ハミルトンがピットイン。ピット位置を間違えて、マクラーレンのピットに入りかけたが、ハンドルを切り直してメルセデスのピットへと向かった。

この周でも多くのドライバーが続々とピットイン。インターミディエイトのまま走行を続けているのは、ロズベルグ、ヴェルニュの2台のみ。ウェーバー、グティエレス、ファン・デル・ガルデ、ヴェルニュがハードタイヤで、他はミディアムタイヤを選択している。

9周目 この周のピットストップで全員がスリックタイヤに交換した。

11番手を走行中のライコネンが、前を走るリチャルドに納戸おオーバーテイクを仕掛けている。

10周目 現在の上位の順位は、1位ウェーバー、2位ヴェッテル、3位ハミルトン、4位ロズベルグ、5位バトン、6位ヒュルケンベルグ、7位マッサ、8位ペレス、9位グロージャン、10位ライコネンとなっている。

11周目 トップのウェーバーはハードタイヤ、2番手のヴェッテルはミディアムタイヤで走行している。2台の差は約3秒、ラップタイムはウエーバーのほうが0.2秒速い。

13周目 トップのウェーバーはハードタイヤで5周目、2番手のヴェッテルはミディアムタイヤで8周目。ラップタイムはヴェッテルのほうがコンマ6秒速く、両者の差は2.2秒にまで縮まってきている。

14周目 マルドナドがコースアウトしてグラベルに飛び出し、フロントウィングの左半分を失っている。コースに復帰してピットへと向かって走行を続けている。

マルドナドがピットイン。フロントウィングとタイヤを交換してコースへと戻る。順位は最後尾にまで後退。ロズベルグが14週目に1分43秒538のファステストラップをマーク。

15周目 7番手のマッサにタイヤをいたわるようにとの無線の指示。マッサはこのミディアムタイヤですでに17周走行している。

16周目 ヒュルケンベルグがタイヤの摩耗を無線で訴えている。各車とも今のタイヤで10周前後走行しており、タイヤの使い方に差が出始めている。グティエレスがコースアウトしたリプレイが流れる。やはりタイヤが厳しくなってきているようだ。

ロズベルグが16週目にまたファステストラップ。1分43秒176。しかし、直後にライコネンが1分43秒034をマークしてそれを塗り替える。

18周目 現在の順位は1位ウェーバー、2位ヴェッテル、3位ハミルトン、4位ロズベルグ、5位バトン、6位ヒュルケンベルグ、7位マッサ、8位グロー ジャン、9位ライコネン、10位ペレス、11位リチャルド、12位ディ・レスタ、13位スーティル、14位グティエレス、15位ボタス、16位ファン・デ ル・ガルデ、17位ヴェルニュ、18位チルトン、19位ピック、20位ビアンキ、21位マルドナドとなっている。

19周目 ディ・レスタがリチャルドをかわして11位に浮上。ファン・デル・ガルデがピットイン。

20周目 ウェーバーがピットイン。ミディアムタイヤに交換して5番手でコースに戻った。リチャルドがピットイン。ハードタイヤでピットアウト。19番手チルトンがピットイン。ハードタイヤでピットアウト。

21周目 マッサ、グロージャン、ディ・レスタがピットイン。マッサはハード、グロージャンとリチャルドはミディアムを装着している。ディ・レスタはタイヤ交換でトラブル。左フロントタイヤの交換に問題が起こっているようだ。

22周目 ハミルトン、ヒュルケンベルグ、ライコネンがピットイン。3台ともミディアムタイヤに交換している。ピットストップでトラブルがあったディ・レスタは、かなり時間がかかってようやくコースに戻った。

23周目 ヴェッテルとロズベルグがピットイン。ヴェッテルはハードタイヤ、ロズベルグはミディアムタイヤを選択。スーティル、グティエレス、ボタスもピットに入っている。

スーティルも、ディ・レスタと同様に左フロントタイヤの交換でトラブル。タイヤガンでうまくタイヤを固定できないようだ。同じチームで2台とも同様のトラブルに見舞われている。

24周目 ディ・レスタが再びピットイン。ここでクルマをガレージに入れてリタイヤする。

ひと通りピットストップが終わり、現在の順位は1位ウェーバー、2位ヴェッテル、3位ハミルトン、4位ロズベルグ、5位バトン、6位マッサ、7位グロー ジャン、8位ヒュルケンベルグ、9位ライコネン、10位ペレス、11位リチャルド、12位グティエレス、13位ヴェルニュ、14位ボタス、15位ビアン キ、16位ファン・デル・ガルデ、17位マルドナド、18位チルトン、19位ピック、20位スーティルとなっている。ディ・レスタとアロンソはリタイヤし ている。

コース上20台のうち、ヴェッテル、マッサ、ヴェルニュ、ビアンキ、ファン・デル・ガルデ、チルトン、ピック、スーティルがハードタイヤ、その他のマシンはミディアムタイヤを履いている。

26周目 トップのウェーバーの後ろにヴェッテルが0.5秒差まで迫っている。タイヤ戦略が違うため、興味深いバトルが今後展開されるだろう。

27周目 ウェーバーに対して1分41秒台後半のタイムが必要だというピットからの指示が飛ぶ。現在のウェーバーのラップタイムは1分42秒台前半がやっとであり、ヴェッテルがそのタイムに付き合わされている状態になっている。

28周目 トップウェーバーと2番手ヴェッテルの戦いに、周回遅れが絡み、難しい状況となっている。

ラップタイムの遅いウェーバーに苛ついたヴェッテルが、無線で「前に行かせろ」と怒っている。チームは、レースの残り周回が多いこともあり静観する姿勢。

29周目 スーティルがピットに入り、そのままガレージへ。ディ・レスタと同じ問題か。開幕戦ではダブルポイントを獲得したフォースインディアだったが、このレースは2台ともにリタイアという結果に終わった。

30周目 トップのウェーバーと2位ヴェッテルの差は1.7秒だが、その後ろに3位ハミルトンが0.9秒差まで迫っている。ラップタイムはハミルトンが速い。ウェーバーのラップタイムに付き合わされたヴェッテルは、後ろから迫られることになった。

31周目 ハミルトンがピットイン。ハードタイヤに交換してピットアウト。これが3回目のピットストップとなる。

32周目 ウェーバーがピットイン。ロズベルグも入っている。2台ともハードタイヤでコースに戻っている。このタイミングでハードタイヤに交換したクルマは、このまま3ストップでレースを最後まで走り切る作戦をとったものと思われる。

33周目 ヴェッテルがピットイン。ハードタイヤを選択している。ヴェッテルはハミルトンに抜かれ、4番手でコースに戻っている。ロズベルグが0.4秒後ろに迫っており、苦しい展開となっている。

34周目 現在の上位の順位は、1位バトン、2位ウェーバー、3位ハミルトン、4位ヴェッテル、5位ロズベルグ、6位グロージャン、7位ヒュルケンベルグ、8位ライコネンとなっている。マッサがピットイン。続いてリチャルドもピットに入っている。

18:01のコメントを訂正。レース序盤にインターミディエイトからの交換があったため、現在多くのクルマが3回めのピットストップを終えているが、この後もう一度ピットストップを行うものと思われる。

35周目 ヒュルケンベルグとライコネンがピットストップを行い、両者ともハードタイヤでコースに戻っている。

36周目 バトンがピットイン。タイヤを装着してピットを離れたが、ピットレーン上ですぐにストップ。マシンの中でがっくりと首をうなだれるバトン。クルーが掛けより、クルマをピットに戻す。リプレイでは、右フロントタイヤがきちんと装着されていないのがわかる。このトラブルにより、先程までラップリーダーだったバトンは14番手にまで順位を落としている。

38周目 上位の順位はトップがウェーバー、2位ハミルトン、3位ヴェッテル、4位ロズベルグ、5位マッサ、6位グロージャン、7位ペレス、8位ヒュルケンベルグ、9位ライコネン、10位ボタスとなっている。

トップウェーバーと2位ハミルトンの差は4.4秒だが、その後ろはヴェッテル、ロズベルグが僅差で迫っている。また、6位グロージャンの後ろもペレスとヒュルケンベルグ、ライコネンが迫っている。

39周目 ヴェッテルがターン1でハミルトンをかわして2番手に浮上。再びレッドブルの1−2体勢となった。

40周目 コース上を走行している19台のうち、マッサ、ボタス、グティエレス、マルドナド、チルトン5台がミディアムタイヤを使用している。

ヴェッテルに、「1分42秒台で走ればよい」という無線。後ろのハミルトンを意識しての指示だと思われるが、前のウェーバーに追いつくためにはもっと速くなければならない。チームの作戦が興味深い。

42周目 ハミルトンが4回めのピットストップ。ミディアムタイヤに交換してピットアウト。

これで上位は1位ウェーバー、2位ヴェッテル、3位ロズベルグ、4位ハミルトンというオーダーになった。

43周目 ヴェッテルがピットイン。ロズベルグも入る。両者ともハードタイヤでコースに戻る。これでまた順位が戻り、2位ヴェッテル、3位ハミルトン、4位ロズベルグというオーダーになった。

訂正:ヴェッテルとロズベルグはミディアムタイヤ。

43周目 ヴェッテルは第2セクターで全体のベストタイムをマーク。

44周目 ウェーバーがピットイン。ハードタイヤに交換してコースに戻るが、戻ったところにヴェッテルが迫っており、2台の激しい闘いが展開されている。

現在トップはウェーバーだが、第2、第3コーナーではテールトゥノーズの激しいバトル。

チームからは「気をつけろ」という無線がトップの2人に飛ぶ。

45周目 トップウェーバーと2位ヴェッテルは0.5秒差の争い。その8秒後方では、3位ハミルトンと4位ロズベルグが同じようにチーム名と同士でコンマ5秒の戦いを繰り広げている。上位のレースが非常に面白くなっている。

45周目 ハミルトンがロズベルグをかわして3番手に浮上。

46周目 ホームストレート上でDRSを使ったヴェッテルがウェーバーのインに並ぶが、ウェーバーは壁側にクルマを寄せてこれを阻止。あやうく接触かというバトルとなった。

しかし、その後最終的にヴェッテルがウェーバーをかわしてトップに立った。ピットからは2人を叱責する無線。

47周目 マルドナドがコース外にクルマを止めてマシンを降りる。ここでリタイヤとなる。

48周目 マッサがピットイン。ミディアムタイヤを履いて8番手でピットアウト。

残り8周 トップはヴェッテル、2位ウェーバーとの差を3.8秒にまで広げている。

マッサがペレスをかわして7番手に浮上。マッサの目の前には次のターゲットとなるライコネンがいる。

残り7周 1位はヴェッテル、2位ウェーバー、3位ハミルトン、4位ロズベルグ、5位グロージャン、6位マッサ、7位ライコネン、8位ペレス、9位ヒュル ケンベルグ、10位グティエレス、11位ヴェルニュ、12位ボタス、13位リチャルド、14位バトン、15位ビアンキ、16位ピック、17位ファン・デ ル・ガルデ、18位チルトンという順位となっている。

残り6周 4番手のロズベルグが前のハミルトンに0.5秒差まで迫っている。無線で「前に行かせろ」と要求するも、ピットからの返答は「ネガティブ」。

残り5周 トップヴェッテルと2位ウェーバーの差は4秒以上に広がっている。一方3位ハミルトンと4位ロズベルグは相変わらずコンマ5秒の争いを続けている。

11番手を走行していたグティエレスがここでピットい。リチャルドもピットに入っている。

残り4周 ハミルトンとロズベルグの差が0.3秒。ここで先程のリチャルドのピットストップのリプレイ。クルマを台車に載せている様子が映し出される。ここでリタイヤする模様。

残り3周 マッサがグロージャンを抜いて5位に浮上。

残り2周 トップのヴェッテルと2位ウェーバーとの差は5.9秒、3位ハミルトンと4位ロズベルグの差は0.6秒となっている。バトンがピットに入り、頭からガレージへ。ここでリタイヤとなる。

続いてペレスがピットイン。タイヤ交換を行い、9番手でコースに復帰した。

最終ラップ ハミルトンの無線によると、燃料が残り少ない模様。ペースを若干落として走行している。

ロズベルグはチームオーダーによりハミルトンを抜けず、4番手を走行している。

ヴェッテルが最終コーナーを回り、ウェービングをしながらチェッカーフラッグを受ける。2位ウェーバー、3位ハミルトの、4位ロズベルグの順にチェッカーを受けている。

マレーシアGP決勝レースの結果は、優勝がヴェッテル、2位ウェーバー、3位ハミルトン、4位ロズベルグ、5位マッサ、6位グロージャン、7位ライコネ ン、8位ヒュルケンベルグ、9位ペレス、10位ヴェルニュ、11位ボタス、12位グティエレス、13位ビアンキ、14位ピック、15位ファン・デル・ガル デ、16位チルトンとなった。

バトン、リチャルド、マルドナド、スーティル、ディ・レスタ、アロンソはリタイアした。

この結果により、ドライバーズチャンピオンシップはヴェッテル40p、ライコネン31p、ウェーバー26p、ハミルトン25p、マッサ22p、アロンソ18pとなった。

また、コンストラクターズチャンピオンシップはレッドブルが66pでトップ、以下ロータス40p、フェラーリ40p、メルセデス36p、フォースインディア10pとなっている。

次戦中国GPは、4月14日に決勝レースが行われることになっている。
 

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