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June 21, 2004 space
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F1:アメリカGP決勝スタート

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 アメリカGPスタートがスタートしたが、直後から波乱の展開となってしまった。

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 快晴のインディアナポリス。気温25℃、路面温度は43℃となっている。フォーメーションラップスタート直前にファン・パブロ・モントーヤにトラブル発生!モントーヤはレースカーをグリッド上に乗り捨て、走ってガレージ内のスペアカーへと向かう。モントーヤはスペアカーでピットスタートへ。
 
 
 スタート直後の1コーナーまでの間、1位と2位のフェラーリが3位佐藤琢磨を牽制して、思いっきりの幅寄せで押さえている、その横をルノーのアロンソが簡単に抜き1コーナー後には3位にジャンプアップした。その後ろの2コーナーで多重クラッシュで、いきなりのセーフティカーとなってしまった。
 
 
 セーフティカーが長く走り終わった直後の、スタートライン手前で1位のバリケロと2位のミハエルがすでに並び、ミハエルが1コーナーで首位となるが、スタートライン手前で抜いていたのではないか??ペナルティの可能性もあります。
 
 
 1位を走るルーベンスと2位のミハエルに、3位のルノーのアロンソはついていけない、その後ろでジリジリしながらも今日は我慢の走りを見せる琢磨、その直後、1コーナー手前のストレートで左リアタイヤをバーストさせてリタイアして、琢磨は3位に順位を上げる。
 
 
 その後、今後はウイリアムズのラルフシューマッハが最終コーナーで高速クラッシュ、この影響でまたセーフティカートなってしまった。フェラーリを含む各チームはピットインをして給油とタイヤ交換を行うが、BARはそのままコースに留まっていたが、ピットインしたはずのミハエルが1位でセーフティカーの後ろに居る。。。これは最終コーナーでクラッシュしたマシンの影響でストレートで速度を出せなかった影響だと思われるが、ここでピットインさせなかったBARの戦略は?? セーフティカーが抜けて2週目でバトン、その後琢磨がピットインするが、琢磨は9位に順位を落としてしまう。
 
 
 その直後、バトンはマシンをピットに直接入れてしまい、リタイアとなってしまった。琢磨は追い上げ、順位を5位まで戻す。
 
(クラッシュで病院に直行したいラルフシューマッハが痛みがあるが、骨折などなく体は問題はなさそうだとコメントが入りました。)
 
 
 琢磨は、4位のパニスを抜いて3位に順位を上げた。
 
 40周目、バックストレートエンドで佐藤琢磨がオリビエ・パニスをオーバーテイク!4番手へ浮上していく。レース残り31周、トップのミハエル・シューマッハが2度目のピットストップへ。10秒3でコースへ復帰していく。ミハエルは佐藤の前で戻っている。ニック・ハイドフェルドがコース上でマシンを止めている。残り28周、佐藤琢磨が2度目のピットストップへ。9.6秒で残りのレースへと復帰していく。ポジションはジャンカルロ・フィジケラの前で戻っている。ルノーのヤルノ・トゥルーリも次のラップでピットへ。7.1秒の早業でレースへ復帰していく。トヨタのパニスも翌周にピットストップ。8.3秒で作業を終える。
 
 
 ジャンカルロ・フィジケラの左リアタイヤがパンクしている。なんとかピットに戻ったフィジケラは、タイヤを交換してコース復帰。ルーベンス・バリチェロが2度目のピットストップを行なって、7.9秒でチームメイトの後ろでコースへ復帰する。バリチェロは果敢にミハエルをプッシュしていく。
 
 
 レース残り20周時点でのオーダーは、1位ミハエル・シューマッハ、2位ルーベンス・バリチェロ、3位ファン・パブロ・モントーヤ、4位ヤルノ・トゥルーリ、5位佐藤琢磨、6位オリビエ・パニス、7位マーク・ウェーバー、8位キミ・ライコネンとなっている。
 
 
 トップ残り16周、3位走行中のモントーヤが最後のピットストップへ。ところが、ピットアウトしていったモントーヤに対してブラックフラッグが提示されている!どうやら、フォーメーションラップ前のスペアカー乗り換えがレギュレーションに抵触したようである。これによってモントーヤはレース失格となってしまった。
 
 
 ジェンソン・バトンのリタイア原因については、ギヤボックス関連のトラブルだという情報が入っている。ラルフ・シューマッハの状態については、メディカルセンターにおいて手足が問題なく動くことが確認されている。意識もしっかりしているということだが、さらなるチェックを受けるためにインディアナポリスの病院へと向かった。
 
 
 ジャガーのマーク・ウェーバーが最終コーナーのバンク部分でエンジンブロー。1コーナーを直進してマシンを止める。その直後、1コーナーで佐藤琢磨がヤルノ・トゥルーリをオーバーテイクにトライする。2台はオーバースピードで1コーナーへ飛び込み、2台ともに1コーナーをオーバーランする形になる。その際に、佐藤は3番手へと浮上していった。
 
 
 ジャンカルロ・フィジケラがスローダウンしている。これにより、ミナルディのゾルト・バウムガートナーが8位ポイント圏内へ浮上していく。
 
 
 ファイナルラップへ。ミハエル・シューマッハは2位のバリチェロとの差を3.6秒まで広げている。佐藤はミハエルから19.4秒遅れで3位を走行中。
 
 
 チェッカー!ミハエル・シューマッハが今シーズン9戦目にして8勝目を達成!バリチェロが2位に入りフェラーリが1−2フィニッシュ。そして、遂に佐藤琢磨が3位表彰台を獲得!90年日本GPの鈴木亜久里以来となる日本人2人目の表彰台獲得となった。4位にはヤルノ・トゥルーリ、5位オリビエ・パニス、6位キミ・ライコネン、7位デビッド・クルサード、そして8位には今シーズン初ポイントとなるミナルディのゾルト・バウムガートナーが入った。完走8台。
 


YouYube:http://www.youtube.com/watch?v=eLVXNAtiUsY

 
 F1第10戦フランスGPは2週間後、7月4日に決勝レースを行なう。
 
 

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