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October 17, 2004 space
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映画 忍 SHINOBI 仲間由紀恵 主題歌は浜崎あゆみ書き下ろし

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映画 忍 SHINOBI は、奇想天外なアクション、妖艶な秘術、独自の世界観で忍者を描き、一世を風靡した鬼才・山田風太郎の傑作小説「甲賀忍法帖」。大ヒットコミック「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」の原作としていま再び注目を集める中、映像化不可能といわれたこの傑作が、最新鋭のモーションキャプチャーとVFX技術により、遂に映画化される。
 
shinobi_top050721.jpg 抂役に、TVドラマ「ごくせん」で大ブームを巻き起こし、女優としてまさに人気絶頂の仲間由紀恵、弦之介には映画『血と骨』の演技で2004年度日本アカデミー賞最優秀助演男優賞に輝いた人気と実力を兼ね備えたオダギリ ジョーが扮するほか、戦いの鍵を握る冷徹な伊賀の策士・薬師寺天膳(やくしじてんぜん)役を『クイール』『約三十の嘘』の実力派・椎名桔平が演じる。

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 その他にもTVドラマや舞台等で活躍華々しい黒谷友香、『パッチギ!』で人気急上昇中の沢尻エリカ等、豪華な顔ぶれが競演。監督は、CMやミュージックビデオ、映画『弟切草』などを手掛け、その斬新な映像美で今最も注目を集める映像クリエイター・下山天。また、日本を代表するトップ・アーティストの浜崎あゆみが今回映画主題歌を書き下ろすのも大きな話題である。
 

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mo3595_f1.jpgSTORY 
 
 天下分け目の関ヶ原の決戦で勝利を収め、1603年、江戸に幕府を開いた将軍・徳川家康(北村和夫)。長い戦乱を治め、泰平の世作りを始めた家康は、将軍職を嫡子・秀忠へ譲り駿府へ退いた後も政権を握り、天下統一を目指して争いの芽を摘み続けていた。そして誰もが平和を感じはじめた1614年、人里離れた二つの里に、家康の影が迫り寄る―。
 
 
 伊賀・鍔隠(つばがく)れと甲賀・卍谷(まんじだに)―400年の昔より、人智を超えた不思議な術を持つ忍者〈忍(しのび)〉を作り出してきた二つの里。もともと犬猿の仲であった伊賀と甲賀は、初代・服部半蔵との約定により、術を交わすことを禁じられていた。両里は接触を避け、長きに渡り平穏が続いていたが、家康のフィクサー、南光坊天海(なんこうぼうてんかい)(石橋蓮司)の策略が余りにも皮肉な形で二つの忍を引き合わせる。伊賀・鍔隠れの党首・お幻の孫である朧(おぼろ)(仲間由紀恵)と甲賀・卍谷の党首・弾正(だんじょう)の跡継ぎ・弦之介(げんのすけ)(オダギリ ジョー)は、互いの身分を知ることなく出会い、運命的な恋に落ちる。だが、宿命とも言うべき悲劇が二人を引き裂こうとしていた。
 
 
 それは、天下人・家康からの指令。伊賀と甲賀、5対5の戦いに勝ち残った一人の忍が駿府に上り、次期将軍を決するというもの。果たして、伊賀甲賀争忍の禁は解かれ、計10人の精鋭たちの名が挙げられた。
 
 
 伊賀から選ばれたのは朧のほか、鍵爪を武器とする野生児・蓑念鬼(みのねんき)、糸で敵を切り裂く夜叉丸(やしゃまる)(坂口拓)、毒蛾を操る少女・蛍火(ほたるび)(沢尻エリカ)、そして戦いの鍵を握る冷徹な策士・薬師寺天膳(やくしじてんぜん)(椎名桔平)の5人。
 
 
 甲賀からは、先読みに長けた盲目の室賀豹馬(むろがひょうま)、棒手裏剣を自在に操る筑摩小四郎(ちくまこしろう)(虎牙光揮)、何人にも姿を変える如月左衛門(きさらぎさえもん)、体内で猛毒を発生させる妖艶な美女・陽炎(かげろう)(黒谷友香)、そして弦之介の5人。その弦之介ただ一人だけが家康の真意を疑う中、両里の綱は今、解き放たれた! 超人的な秘術を駆使した戦いが繰り広げられる中、敵同士となって再会する朧と弦之介。二人の愛の行方は? そして忍たちの未来は―!?
 
 
mo3595_f2.jpg 松竹が大手初の映画ファンド
 
  時代作家・山田風太郎氏の人気小説「甲賀忍法帖」が、「忍 SHINOBI」(監督下山天)のタイトルで映画化されることが12日、松竹から発表され、しかも映画化にあたっては“一口スポンサー”を個人からも公募するようです。

 
 松竹は12日、仲間由紀恵(24)オダギリジョー(28)主演の時代劇映画「 忍 SHINOBI 」の製作を発表した。山田風太郎原作の人気小説「甲賀忍法帖」の映画化。総製作費15億円の大作だが、欧州や韓国で実施されている個人投資家から製作費の一部を募る「映画ファンド」も試みる。


一口10万円単位で映画事業への参加を呼びかけ、ヒットに応じた配当金を還元する。大手では初の手法だが、新しい試みとして注目されそうだ。


 日本映画界にとって画期的な試みが始動する。久松猛朗常務ら松竹関係者が12日、都内で会見し、日本映画界で初の本格的な個人投資家向け映画ファンドの実施を発表した。


 対象作品は、18日撮影開始の大作時代劇「忍 SHINOBI」(下山天監督、来年9月公開)。年内をめどに、一般映画ファンや個人投資家から製作費の一部として投資の募集を開始する。一口10万円単位を予定。


 投資家は、ネット上などで映画完成までの製作状況の情報を確認できる。完成後は特別試写会の招待、DVD映像に名前がクレジットされるなどの特典も付く。また映画公開後の興行収入、ビデオやDVDの売り上げなどに応じて、配当金を得る。興行不振の場合も、元本の一定割合(7〜9割の予定)を確保する。ファンドや映画ビジネスになじみない人にとって参加しやすいリスク限定型だという。


 同社はかねてから、欧州や韓国で実施されている個人向け映画ファンドに注目していた。韓国では「猟奇的な彼女」「友へ/チング」などの話題作で導入され、資金調達手段の1つとして確立している。松竹は「成長段階にある日本映画の市場を広げる起爆剤にしたい」と期待。同映画を皮切りに、今後も映画ファンドを提供していくつもりだ。


 投資対象は、ここ数年、日本映画界で1つのブームになっている時代劇。海外の反響も良く、同映画も脚本段階で米国、韓国などの配給会社から上映オファーが届いている。久松常務は「見せ場は世界標準の映像にするつもり。見たこともない忍者アクションを期待してください」とPRしていた。


松竹株式会社は、日本で初めてとなる、個人向け公募「映画ファンド」で、映画「忍 SHINOBI」の製作費と配給経費を、広く一般の映画ファンと個人投資家から募集するために、みずほファイナンシャルグループと共同で準備を進めています。映画ファンドの対象となる映画「忍 SHINOBI」は、仲間由紀恵、オダギリジョー主演の超大作です。

今回の映画ファンドの詳細については、映画「忍 SHINOBI」松竹のホームページで情報を提供します。

1.映画ファンドの仕組み 最低投資額を10万円とします。一般の個人投資家と映画ファンを対象に公募します。投資家から集めた資金を、「忍 SHINOBI」の製作と配給の費用へ充当します。映画の完成後、興行など事業収益から投資家へ還元します。

2.リスク限定型の商品設計
投資家のリターンについては、興行など事業成績に応じて一定割合のリターンを享受できる仕組みを用意します。一方で、投資家の負担する興行リスクを一定範囲内に抑えるため、事業成績が不振な場合でも、元本の一定割合が確保されるように工夫されています。

3.投資家向けの特典
映画ファンドの投資家には、次のように様々な特典を提供する予定です。
・ 特別試写会への招待状
・ 投資家限定の特別メイキング映像DVD
・ 劇場向け映画宣伝ポスター(非売品)
・ 映画製作スタッフ用グッズ(Tシャツ、キャップ、タオル等を検討中)
・ 一般販売用のDVD内に投資家(希望者のみ)の名前をクレジット表記
・ 投資家向けにインターネットで情報を提供(製作ニュース、画像ダウンロードなど)

4.映画の完成保証
松竹が映画の完成と劇場公開を保証します。万が一不測の事態により、あらかじめ定められた期日までに劇場公開できない場合には、投資元本全額を払い戻します。松竹の支払いについては、金融機関(株式会社みずほコーポレート銀行を予定)からの保証を用意し、投資家の安全性を高める予定です。

5.販売時期
映画の製作状況を勘案して決定します。

「忍」世界4カ国で公開決定

 女優・仲間由紀恵(25)と俳優・オダギリジョー(28)が主演の映画「忍 SHINOBI」(2005年秋)の公開ロケがこのほど、静岡県浜松市の中田島砂丘で行われた。山田風太郎の代表作「甲賀忍法帖」が原作、また日本映画界初の「映画ファンド」導入など、注目の話題作。早くも世界4カ国と契約が結ばれたことも明らかになり、仲間も「面白く素晴らしい作品になる」と自信をみせた。

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 今回の撮影は1614年の徳川家康の天下統一後、恋に落ちながら次期将軍の座を争う朧(仲間)と弦之介(オダギリ)が運命の再会をするというクライマックスシーン。早朝から日没まで、砂嵐が吹き荒れる厳しい条件の中で行われた。

 共演の椎名桔平と黒谷友香を加えたロケ後の会見。10月16日にクランクインしたばかり、来秋公開ということで、質問に対し「それはまだ…」と忍術ばりに“秘”の多いものだったが、仲間は「面白く素晴らしい作品になる。ぜひ皆さんに泣いてもらいたい」と自信たっぷり。オダギリはアクションや恋愛ものは苦手というが「苦手なフィールドで普段出ない(自分の)部分をいかに出せるか」と語り、作品にかける強い意欲をみせた。

 同作品は、作家・山田風太郎の代表作「甲賀忍法帖」が原作。日本映画界史上初となる個人向け公募「映画ファンド」を導入したことでも話題となっている。

 話題は日本を越え世界にも広がり、早くもタイ、マレーシア、インドネシア、シンガポールの4カ国と契約を結んだことが、製作・配給元の松竹から発表された。壮大な大自然を使ったロケ、最新のVFXを駆使した忍者エンターテインメント。来年の超目玉作品に、大きな期待が持てそうだ。

 
 仲間主演映画「SHINOBI」沖縄で試写
ヤシの木が茂るホテルの庭で撮影に応じた仲間由紀恵
 
 女優仲間由紀恵(25)の故郷・沖縄で18日、主演映画「SHINOBI」(下山天監督、9月17日公開)の試写会が行われた。15日に焼き付けられたばかりの文字通り最初の上映用プリントを使った異例の試写会で、舞台あいさつに立った仲間も感激していた。同映画はアクション時代劇だが、製作・配給の松竹が、同ジャンルの作品を定期的に公開する準備を進めていることも分かった。日本映画界に“新路線”が誕生する。
 
 
 「完成の喜びを沖縄の方々と最初に分かち合えるなんてすごく幸せです」。仲間はそうあいさつしながら、満面に笑みを見せた。映画ファンはもちろん、仲間の母親や姉、親せきや友人も駆け付けた。
 
 
 映画は、撮影したフィルムを使い、音声と画面を合わせて現像したプリントをつくって上映する。最初に完成したプリントを「ゼロ号」と呼ぶ。ゼロ号は普通、仕上がりをチェックするため、監督やスタッフ、配給関係者らが立ち合って都内のスタジオで鑑賞される。これを出演者の故郷に持ち出す試写会は、異例中の異例だ。この日は、下山監督も不在で、関係者もごくわずか。粋な計らいに、当代人気NO・1女優も、ひたすら感謝していた。
 
 
 前代未聞の「ゼロ号試写」の背景には、松竹の新戦略もある。同映画は、作家山田風太郎さんの人気小説を題材に斬新なアクション描写と普遍的なラブストーリーを織りまぜた。完成度に手応えを感じている松竹は、アクション時代劇を毎年、製作・公開する準備も進めている。関係者は「『SHINOBI』の結果を待ちたいが、既に数作品の企画開発に乗り出しています」と明かした。
 
 
 同社は「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」など人情ドラマをベースにしたシリーズに定評がある。ところが、ライバルの東宝はホラーや純愛もの、特撮、アニメなど多彩な路線を持ち、軒並みヒットさせ1人勝ち状態。「SHINOBI」は、ダイジェスト版を上映したカンヌ映画祭でも反響が大きく、既に11カ国の配給が決まった。松竹はエンターテインメント性の高さを評価されたとし、アクション時代劇を新たな鉱脈と判断。若手俳優も時代劇に興味を示し始めており、新しい潮流の行方が注目される。
 
  
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