例の話題まではドラマの題名が「ヒルズに恋して」だったようですが騒動で変更になったとか。ドラマの制作発表会で、一部のセリフや企画も替えられた言う問に対して、草なぎは『ドラマのセリフ、企画の変更はほかのドラマでもよくあることで想定内です。』と堀江社長の決まり文句で会場をわかせたという事で、なかなかやりますね。
話の内容は、実家のねじ工場倒産をきっかけに、ＩＴ企業に飛び込んだ主人公・鈴木島男を草なぎ剛が演じる。ドラマはすべてが突然始まる。
ある日、島男は商店街の福引で特賞を射止め、藍子とハワイ旅行に出かける。初めての海外ではしゃぎまくる母子は、超高級ホテルのプールサイドへ。そこで島男は、白いサマードレスの女性・白川香織（松下奈緒）とぶつかり、２人ともプールに落下。藍子はお詫びにとポリネシアン・ディナーショーに香織を誘う。気さくで優しい香織に、島男はすっかり心を奪われてしまう。
ハワイでの出会いから母親の死、そして乗り込んだ六本木ヒルズでも警備員室に出向いて直後には主人公を警備員採用されて、そのままヒルズ配属と、ドラマを見た青年がヒルズの警備室に採用願い出すんじゃｙないかと思うくらい安易な展開には驚かされます。これがテレビドラマのクオリティなんでしょう・・・まぁＵＳのテレビドラマ”２４”もかなり無茶な設定でしたらか、万国共通という事でしょうか。
「まじめにコツコツやっていればいいことが必ずあることを信じている男です。お金ですべて人の心をつかめないという島男は僕と似ている」
このドラマの注目点は、なんと言ってもヒロイン役の『松下奈緒さん』が抜群に素敵なところでしょう。完璧な容姿でモデルさんのような長身とスラットしたスタイル。柴崎コウのような目力があるのに優しく包み込むような眼差しです。この女性が勤務する会社なら、勤めて見たいかもと・・・思ってしまいますね。
クリスタルケイから恋におちたすべての人へ
クリスタル史上一、二を争うキラキラ感に満ちた今作は、フジテレビ系「恋におちたら〜僕の成功の秘密〜」（毎週木曜夜10時/4月14日スタート）のために書き下ろされた新曲。Shingo.Sの手による新鮮なビートに、ドラマチックなストリングスがからむ、Crystal Kayとしては新しいタイプのポップチューン。今回は、爽やかで、心にしみる作品に仕上がりました。作詞を担当するのは、長年CKとコンビを組んでいるH.U.B.。「心から思う、君が大切なものはなんですか？」と問いかけるサビのシンプルなリフレインは、CKならではの新しい「メッセージ・ソング」となっています。「人生にとって本当の成功とは何か、本当の幸せとは何か」といった、ドラマのメインテーマともリンクしつつ、ポジティブでやさしさに溢れた世界観を表現しています。
□ 恋におちたら~僕の成功の秘密~オリジナル・サウンドトラック
第１話 『ずっと探していた人』 視聴率 15.8％
東京の下町の小さなねじ工場で働く鈴木島男（）は、父親が6年前に他界して以来、大学を中退して工場を継いでいる。
ある日、島男は商店街の福引で特賞を射止め、藍子とハワイ旅行に出かける。初めての海外ではしゃぎまくる母子は、超高級ホテルのプールサイドへ。そこで島男は、白いサマードレスの女性・白川香織（松下奈緒）とぶつかり、２人ともプールに落下。藍子はお詫びにとポリネシアン・ディナーショーに香織を誘う。気さくで優しい香織に、島男はすっかり心を奪われてしまう。
翌朝、島男は香織が忘れた手帳を届けにホテルへ行った。香織の部屋は、最上階のスイートルーム。しかし、部屋の中には香織と共に男がいた。少しがっかりの島男。帰りがけに男は、「困ったことがあったらいつでも訪ねておいで」と名刺を渡す。そこで初めて、島男は男が高柳だと知った。
島男たちが帰国すると、工場は大変な騒ぎに。なんと、経理担当の従業員が不正を働き、倒産してしまったのだ。藍子は、ショックで心臓病を患い、倒れてしまう。心臓移植が必要との診断だが、島男には手術に必要なお金などもちろん無い。島男が金策に走る中、藍子は息を引き取ってしまう……。呆然と泣き崩れる島男とまり子。そんな時、島男はハワイで高柳から言われた言葉を思い出す。
「困ったことがあったら、いつでも訪ねておいで」。
翌日、島男は意を決して高柳の会社『フロンティア』のオフィスがある六本木ヒルズの前に立つ。
「楽勝」と請け負った島男は、ものすごい速さでキーボードをたたき出す。そして…試合開始直前の復旧を成功させた。歓喜に沸く経営事業部。しかし、すでに島男の姿はなく…。
翌日、七海はサイトを復帰させたのは島男だと高柳に報告。さらに、七海は古い新聞記事を見せる。島男は、かつて天才プログラマーと騒がれた男で、学生起業家としても取り沙汰されていた。
第２話 『憧れのヒルズへ』 視聴率 17.4％
朝、島男が豊田久（金田明夫）とロビーの警備に立っていると高柳が来た。島男に気づいた高柳は、社長室に来るよう告げる。高柳と再会した島男は金持ちになる方法を教えて欲しいと頭を下げた。そんな島男を高柳はある場所へと連れて行く。
金持ちになりたいと、島男はSE（システムエンジニア）としての腕を売り込む。高柳は、6年前に島男が立ち上げた会社を買ったのは自分だと打ち明けた。島男が経営を友人任せにしていなければ会社を失うこともなく、今のように貧乏になり母親も亡くさずに済んだのではないかと言う。
翌朝、スーツ姿となった島男は、フロンティアへ行き、経営事業部で働くことになった。
島男に与えられた仕事は、フロンティアのインターネットショッピングモールに契約している『おもちゃの亀や』との契約を打ち切ること。
島男の抗議に、高柳は世界最大のおもちゃメーカーを獲得したことを教える。そのメーカーは、フロンティアのネットショップとの契約に、競合他社の参入を許さなかったのだ。
第3話 『ヒルズの成功とは』 視聴率 14.2％
鈴木島男の歓迎会が高柳徹のマンションで行われる日。島男は、桐野七海にあつらえてもらったスーツを身に着け、妹のまり子と高柳のマンションを訪れた。
高柳から次々に重要な取引先の人物を紹介される島男。そして七海は、まり子に白川香織を紹介。まり子は、香織という名に、彼女こそが島男の寝言に聞いた女性だと知る。
翌日、経営事業部では宮沢修が神谷陸に、和菓子屋『清川堂』がネットショップへの参入に応じてくれないと報告していた。神谷は、この仕事を島男に引き継がせることに決める。そんな神谷の思いつきに高柳は興味を示した。
その頃、高柳は『小倉ホテル』を買収しようと、現ホテル経営者の小倉男爵と会っていた。話し合いによる友好的買収をめざす高柳だが、小倉は応じない。甘いものが苦手な島男だが、そのあまりの美味しさに目を見張る。
高柳は、どうしてもホテル買収に応じない小倉に高額の買収金額を伝える。それでも、小倉は頑なに拒否。さらに、高柳は小倉から、買収に応じない理由は「あんたが嫌いだから」だと、言われてしまう。帰り道、高柳は『小倉ホテル』株全てを買収するよう、部下に命令した。
社長室に帰って来て満足気な高柳に、香織は金以外に、誠意などでの解決法があったのではないかと問いかける。だが、高柳は誠意の判断をするのは難しいが、金は万人を裏切らない、裏切るのは人の心だと言い放つ。
経営事業部にかかってきた電話に七海が出た。清川がネットショップに限定数量での契約をすると申し入れてきたのだ。高柳は、島男が清川にいくら金を渡したかに興味を持ち自ら電話。すると清川から、金ではなく島男と仕事がしたくなったと言われる。
その日の帰り、島男は香織と会う。香織から食事に誘われた島男は応じる。２人の間にあったすれ違いは解消して…。
第4話 『ヒルズは歌う』 視聴率 15.6％
鈴木島男が高柳徹から与えられた新たな仕事は『フロンティア』が買収した音楽配信会社の設立イベントコンサートと、同コンサートに招聘されたオペラ歌手、ミケーレ・アンドリーニと専属契約を結ぶこと。
しかし、来日したミケーレの機嫌はすこぶる悪い。島男は、連日の接待を繰り返すが、ミケーレに笑顔は見られない。それどころか、ミケーレはコンサートのリハーサルさえボイコット。暗雲漂うまま、契約を交わす日を迎える。
一方、高柳もミケーレに契約を思い直して欲しいと、彼の日本でのマネージャー、武本を訪ねていた。武本は、ミケーレの元に白川香織（松下奈緒）を送り込み、一晩過ごさせてはどうかと提案する。
その夜『リオハ』で飲んでいた島男は、裕美から香織がミケーレの元に行ったことを聞かされて店を飛び出した。香織は、ミケーレの部屋に行くのだが、応対した武本に今夜のことは忘れて欲しいと言われる。武本は、ミケーレが恋に悩んでいて仕事に身が入らないことを知ったのだ。くだらない事でと武本が謝ると、香織はミケーレをもとめて奥の部屋へ。香織は、両親に反対されたから、恋人をあきらめるのかとミケーレに迫る。そこに、島男が飛び込んできた。事情を理解していない島男は、ミケーレを殴ってしまった。
翌日、島男と香織は高柳に昨夜の一件を詫びる。そんな時、武本から電話が入った。ミケーレが島男に会いたがっていると言うのだ。ミケーレは、島男に会うとすぐに母国の恋人に電話して結婚を約束。そして、ミケーレは島男と香織が自分の本当の気持ちに気づかせてくれたと礼を言う。専属契約と、イベントコンサート参加を了承するミケーレだが、すでにコンサート会場はキャンセルされていた。それを説明する島男に、ミケーレは会場ならあると…。
『フロンティア』社屋が入るビルから見下ろせる屋上庭園で、誰も予想しないコンサートが始まった。神谷たち『フロンティア』社員は驚く。しかし、高柳は面白くない。そんな高柳の心を七海が見透かす。高柳は、自分の完璧な計画を島男に崩されたからだと言う。だが、七海は人の心と仕事を同時に手に入れることが出来る島男を恐れ始めたのではないかと高柳に投げかけた。
ミケーレの歌声を聴きながら、島男と香織は見つめ合って…。
第5話 『ヒルズの大逆転』 視聴率 16.8％
神谷（谷原章介）は高柳（堤真一）から重要な仕事を任される。ある会社と提携し、国内最大規模の旅行会社を立ち上げるというもの。有頂天になった神谷は同僚たちに食事をおごり、島男（草なぎ剛）に提携の詳細を語る。
しかし、その話に聞き耳を立てる客がいた。翌日、提携の話が新聞に掲載される。神谷は提携先の常務の平沢（神山繁）に呼び出され、提携の白紙撤回を宣言されてしまう。
島男は落ち込む神谷に、先方の社長に会いに行こうと言いだす。消極的な神谷を促して、島男は社長が休養しているという別荘へ。門前払いされ、神谷はあきらめて帰ろうとするが、島男は社長が現れるまで待とうと引き留める。そこに現れたのは社長の休養している家に出入りする老婆だった。
神谷は島男のペースに巻き込まれながら自身の過去や経験にはない島男の行動に違和感を感じつつも行動を共にする事で、ある思いが芽生え始めていた。それは友情なのか。
神谷と島男は一晩社長を待ちながら過ごしてしまった。目覚めた朝、老婆から差し出されたおにぎりと温かなけんちん汁に思わず”うまい”と舌鼓を打つ。
ここまでして社長を待っても会う事はないと告げる老婆に、神谷が一言”謝りにきました”それだけ伝えて欲しいと言いその場を去る。
東京に戻った神谷と島男は、フロンティアの社長室で取引先い失敗を認める報告をしていた。高柳に今回の失敗とその後の島男の行動が間違っているといわれたが、”神谷は島尾は間違っていなかった。”と正面から言ってしまうのだった。その発言に神谷は何を思ったのか。
取引先の社長の姿が。社長とは静養先に居た老婆だった。一言、フロンティアは変な会社だけどと笑顔の社長、フロンティアとの話を聞くようにと仕事を任せた専務に告げるのだった。直後、フロンティアには事業継続の電話が来るのだった。。
高柳は、腹心の神谷の発言と島男の行動に苛立ちを感じているのだった。それは焦りなのか、嫉妬なのか。
第6話 『ヒルズの秘密』 視聴率 15.6％
鈴木島男が高柳に与えられた仕事は『東條貿易』という会社の企業買収。しかし、それはどう見ても『フロンティア』の利益につながるとは思えない、高柳らしからぬものだった。
桐野七海や神谷陸の反対を押し切っても計画を進めようとする高柳に、さすがの島男も疑念を抱く。真意を尋ねる島男に、高柳は買収する『東條貿易』の東條栄一社長は、自分の父が会社を倒産させてしまった時に世話になったので恩返しをしたいだけだと答える。それでも、疑念の晴れない島男だったが、まり子から高柳も人の子だと言われて思い直す。
その矢先『東條貿易』の買収計画がタブロイド紙にすっぱ抜かれ『フロンティア』の株は暴落を始めてしまう。『フロンティア』社員たちのみならず、『東條貿易』の組合員たちから突き上げを食らっても、計画を変えようとしない高柳に、島男は誠心誠意尽くそうと決心して…。
東條貿易の社員との話し合いの場で、島男と高柳が頭を下げて社員を説得し買収は成功した。その後すぐに東條社長が帰らぬ人となり、高柳は『東條貿易』を転売してしまう。
この話を聞いた島尾は高柳に対して”あなたは人間ではない”と言ってしまう。高柳は”人にどう言われようとも自分は構わない・・”この言葉の裏には、社員を抱える会社の社長としての強い意志が感じられる。確かに強硬な手段でM&Aで利益を上げる手法は、世間からは非難の対象となるかもしれないが、会社の成長は自社の社員生活、給与を出すために必要なことだから。。
高柳は自宅に戻り一人昔のフィルムを見て何を思ったのか、社長として強い意志と決断力で社員を引っ張ることは容易な事ではなく、人に良く言われることだけでは出来ない立場なのかもしれない。その事を一番良く知るのが高柳自身なのだろう。
第7話 『ヒルズの頂点へ』 視聴率 16.3％
借金の形に実家を明け渡す期日が迫った島男と妹のまり子。一方で、東條貿易買収や、ミケーレ・アンドリーニとの契約で経済界で高い評価を受けた島男に、ヘッドハンティングの話が持ち上がる。
経済界のパーティーに出席。高柳の右腕としてその名が知られ始めた島男の周囲に、人だかりができる。高柳はその人気をフロンティア社の利益につなげようと考え、島男の名前が売れ出したことを『フロンティア』の利益につなげようとし、取締役就任の話を持ちかけた。取締役になると社員を辞めるため退職金が支払われ、借金を完済できるという。
東條貿易買収の件で、高柳の仕事のやり方に不満を感じ、悩んでいた島男はこの申し出にも簡単に応じることが出来ない。しかし、まり子が会社が終わった後にクラブで働いていることを龍太に知らされた島男は、意を決して取締役就任を受諾。白川香織と宮沢修が部下に付いた。
取締役となった島男の大きな初仕事はCG制作会社『ギガワークス』と共同で新会社を設立すること。宮沢の熱意で進められてきた計画だった。何十億単位の金を動かす仕事に、島男は迷いながらも契約にたどり着けようとする。しかし、その矢先『ギガワークス』側から契約に待ったがかかった。
ライバル企業が今回の提携を横取りしたことを知った島男取締役は、有能な社員の引抜を画策し新会社『ギガフロンティア』を設立して、『ギガワークス』を倒産させてしまう。しかし、島男取締役は、今回の引き抜きでビジネスの麻薬を知ってしまうのだった。これは高柳の思惑を超えてしまったのかもしれない。
第8話 『ヒルズの新社長』 視聴率 15.9％
フロンティア社の取締役となった島男の経済界での評価はうなぎ上り。その一方で、島男は以前の姿を失いつつあった。妹のまり子や親友の龍太との関係も微妙に変化し、香織も島男の変化に戸惑う。仕事に自信を持った島男はフロンティア社に次々と大きな仕事を持ち込む。
しかし、高柳は島男の仕事に賛成しなくなる。島男が世界的人気ドラマのネット配信プロジェクトを持ち込むと、やはり高柳は反対。島男は強引にプロジェクトを進めようとするが、高柳は制作会社に手を回して阻止する。事情を知った島男は、高柳と2人きりで話し合う。
島男は、高柳と二人きりで会って話し合いをする。その席で、島男はプロジェクトを自力でやると宣言。高柳は『フロンティア』の看板を背負っているからこそ仕事ができるのだと言う。そんな高柳を島男は笑った。それは、島男と高柳が決裂した決定的な瞬間だった。
島男のやり方と高柳はぶつかり、フロンティアの存在自体が揺らいでしまう。高柳は雨の中倒れて込んでしまう、そのフロンティアは島男社長を迎えることになるのか？
宮沢修？と雨の中すれ違い様に刺された高柳は、ベットの中で過去に父親が残した言葉を思い出す。その高柳を見舞うのは桐野七海。彼女もまた、鈴木島男が社長となったフロンティアを自分が居る必要はなくなったと言い去る。
入院中の高柳を見舞う鈴木島男に高柳は一言、ロイドの資金力に負けたと・・その言葉を単なる負け惜しみとしか受け取らない鈴木島男は、これからどうなるのか？
鈴木島男の周囲の人々は、彼の豹変ぶりに戸惑い、困惑する。鈴木島男の表情は以前の人情味にあふれた表情から、誰かを威嚇する表情へと変わってしまった。
これは話題のスターウォーズ エピソード３ シスの復讐のように、アナキン・スカイウォーカー（良い島男：警備員〜社員）が暗黒面に引き込まれ、ダースベイダー（鈴木取締役〜社長）となってしまったような雰囲気を出しているのは、偶然の一致なのか、それともよく出来たシナリオが通る筋書きなのか？
第9話 『愛を止めないで』 視聴率 16.5％
高柳に解雇された島男は、高柳徹を退けて『フロンティア』の代表取締役に就任。島男はダースベイダー卿いや社長として同社に戻ってきた。桜庭を従えて人が変わったように仕事をする島男に、香織や神谷は戸惑いを隠せない。
そのバックには桜庭智明率いる『ロイドブラザーズ』のメンバーが付いていた。神谷陸は、ロイドから送り込まれた役員の多さに不安を持つが、島男は気にしていない様子。
経営事業部に戻った島男は白川香織から子会社『フロンティア・パブリッシング』社長の種田の面会を告げられる。種田を社長室に招いた島男は、そこで『フロンティア・パブリッシング』の業績不振を責める。そして、1カ月の猶予で赤字を払拭するよう求めた。島男の言葉に青ざめる種田。だが、島男は高柳徹なら即座に切ってしまうだろうと言う。
鈴木家では、いつものようにまり子と安藤龍太が島男の帰りを待つのだが、今日も帰ってこない。社長就任以来、多忙を極める島男は会社近くのホテルに宿泊していた。その頃、島男は桜庭にマンションを紹介されていた。しかもそこは、高柳も住んでいる高級マンション。疑問を口にする島男に、桜庭は、高柳より上階の部屋にしたことを告げ、島男はそこに住むことに決める。
数日後、島男は香織から『フロンティア・パブリッシング』社長・種田死去の報告を受けた。しかし、社長就任パーティーのことで頭がいっぱいの島男は、彼の名前すら覚えていない。神谷に香典を持たすよう告げる。
しかし島男と桜庭の間には、仕事に対する意見の相違から少しずつ溝ができ始めていた。一方、入院中の高柳にはフロンティア社を辞めた七海が付き添っていた。
社長になった島男は、自分は高柳とは違うと言いながらも、子会社社長を切り捨て、しかもその社長が死んだことにも、何の関心も示さない。また、島男は次第にバックアップしてくれた桜庭の助言さえも聞き入れなくなった。そんな島男に、桜庭は…。
一方、入院して抜け殻のようになっている高柳を桐野七海は美術館に連れ出す。そこは、かつて二人が初めて出会った場所だった。しかし、美術館から戻った高柳は、一人で病院を抜け出してしまう。心配する七海は、心当たりに連絡するのだが、その行方はつかめず…。 高柳は絶望のあまり自殺を図ろうとし、七海に止められる。
第10話 『告白』 視聴率
ダースベイダー化したアナキンスカイウォーカー鈴木島男は、経営方針をめぐって険悪化した島男と桜庭の仲。そして島男は、高柳徹の忠告もむなしく『ロイドブラザーズ』の桜庭智明に『フロンティア』代表取締役の座を奪われてしまった。
それからの島男は、気力とやる気を失って正気のアナキンスカイウォーカーに戻ってしまう。一方、フロンティア社から追い出された高柳は反乱軍として、桐野七海の応援を得ながら、新たな事業を画策。しかし今や帝国軍フロンティア社の看板を背負っていない高柳には、融資はおろか誰も耳を貸そうとしない。
『フロンティア』では、新たに『ロイドブラザーズ』から来た橘正孝が社長に就任。その手法は高柳や島男よりはるかに厳しく、白川香織、神谷陸らは、新体制に疑問を持ち始める。
島男は、家から出ようとしない毎日。そんな中、香織は島男とはもう会わないと心に決めながらも、彼のことが気に掛かっていた。そして自宅を訪ねるが、島男は会おうとしない。島男は居留守を使った挙げ句、香織に「もう会わない」と言ってしまう。
数日後、島男がいつもように家で過ごしているとドアベルが鳴った。またしても居留守を使おうとするが、訪ねてきたのは高柳で…。 七海に高柳を助けて欲しいと言われた島男は、助けて欲しいのは自分なんだと気が付き高柳と仕事を始める決意をする。その頃、神谷も新社長の方針に添えない自分の気持ちから、フロンティアをさる決意を決め、高柳、島男とともに新しいビジネスを始める。
新しいビジネスの出発点は、鈴木ネジの工場を改造したオフィスからスタートする。そこに新しいパートナーとして、フロンティアを辞めた白川香織も参加することになった。
第11話 『最終回』 視聴率
桜庭によって決定的なダメージを受けた島男と高柳。2人は予期せぬ運命を乗り越え、新たな目標を見つけようと模索する。一方、桜庭の会社の支配下に置かれているフロンティア社をめぐって、新たな動きが出てくる。果たして島男と高柳は次の成功のステップを踏み出せるのか。
鈴木島男は、高柳徹と新会社『鈴木ねじ.net』を起業。島男が新たに構築するポータルサイトを企画するのだが、思うようにクライアントが付かない。
そんな島男たちの動きは、桜庭智明に牽制されるが、高柳は大手商社・宮上商事から契約の好感触を得た。ところが、セキュリティーシステムを簡略化して欲しいという宮上商事側の要求を島男は呑めない。
結局、高柳たちは新たな契約会社、クライアントを探しに営業に出る。そんな動きを察したかのように、高柳に桜庭から連絡が…。それは、桜庭からの『フロンティア』への社長としての復帰要請の電話だった。
「信頼」を売ろうとする島男に対して、やはり利益優先で仕事をしようとする高柳。やはり二人の溝は埋まることはないのか？ そして、またしても桜庭の魔手が迫った『鈴木ねじ.net』に未来はあるのか？ そして、島男と香織の恋の行方は…。
そして、ついに島男はプログラムを完成する。そんな中、龍太はまり子からプロポーズされた。
『鈴木ねじ』のポータルサイトへのアクセス数は伸び悩む。高柳は、もう一度、宮上商事との契約を提案するが、島男の決意は固い。それでも、神谷たちは島男の考えを支持。高柳は、桜庭から誘いがあったことを七海に話す。
島男と高柳は、2人で宮上商事へ赴く。だが、担当者が簡単にプログラム変更を依頼するのを聞いた高柳は激昂。自ら契約を取り消してしまう。社員への責任を放棄したことを悔やむ高柳。だが『鈴木ねじ』の面々は、そんなことにめげず、さらに結束を強化するのだった。
また、高柳は『フロンティア』に桜庭を訪ね、社長就任の申し出を断った。そして『鈴木ねじ』に戻ってくるのだが、みんなの表情は暗い。赤字が増え続けているのだ。
高柳が自分が持つ『フロンティア』の株を売ると言い出した時、一本の電話が入る。それは、大手プロバイダー『ブライトオンライン』からのもので、『鈴木ねじ』と契約するというものだった。
この契約によって『鈴木ねじ』は持ち直し、果ては『フロンティア』を買収するまでに成長。そんな中、まり子と龍太の結婚式も行われる。『フロンティア』の社長に返り咲いた高柳は、島男を誘う。だが、島男は高柳とは別の道を歩むと…。
島男は香織とともに『鈴木ねじ』のねじ工場を再開。ＩＴ事業も続けて…。
最終回は、テレビドラマの定番ハッピーエンドでしたが、そこに至るまでの各出演者のキャラクターがとても面白く描かれていました。鈴木島男という男を中心に、個性的なキャラクターを演じる人々が変化を楽しむように、そして未来を信じて頑張る姿は、久しぶりに気持ちが同化できる部分もあり、ドラマが終わった印象はともてすがすがしい気分です。
年々かぶりにテレビドラマを最期まで見る気持ちにさせてもらい、楽しかったです。
□ フジテレビ 恋におちたら〜僕の成功の秘密〜公式サイト
□ フジテレビ エンジン公式サイト
クリスタルケイから恋におちたすべての人へ
クリスタル史上一、二を争うキラキラ感に満ちた今作は、フジテレビ系「恋におちたら〜僕の成功の秘密〜」（毎週木曜夜10時/4月14日スタート）のために書き下ろされた新曲。Shingo.Sの手による新鮮なビートに、ドラマチックなストリングスがからむ、Crystal Kayとしては新しいタイプのポップチューン。今回は、爽やかで、心にしみる作品に仕上がりました。作詞を担当するのは、長年CKとコンビを組んでいるH.U.B.。「心から思う、君が大切なものはなんですか？」と問いかけるサビのシンプルなリフレインは、CKならではの新しい「メッセージ・ソング」となっています。「人生にとって本当の成功とは何か、本当の幸せとは何か」といった、ドラマのメインテーマともリンクしつつ、ポジティブでやさしさに溢れた世界観を表現しています。
□ 恋におちたら~僕の成功の秘密~オリジナル・サウンドトラック
ＣＸ系ドラマ「恋に落ちたら〜僕の成功の秘密〜」より
1-1(3:38) 「恋におちたら」メインテーマ
1-2(2:28) そびえ立つタワー
1-3(2:02) ささやかな幸福
1-4(1:52) やさしい気持ち
1-5(1:44) 下町の恋
1-6(1:53) シャンパングラス
1-7(23) ＳＨＯＣＫ！
1-8(3:02) 非情
1-9(1:58) 絶対に越えられない壁
1-10(1:55) 空虚
1-11(1:50) 希望
1-12(2:49) 「恋におちたら」メインテーマ〜感動バージョン〜
1-13(2:02) 事件
1-14(1:29) 「アイランドの島に男です」
1-15(1:45) 戦い
1-16(1:48) 逆転
1-17(2:16) 「この世はお金がすべてでない」
1-18(2:06) 「金で買えないものはない」
1-19(1:51) セレブ
1-20(2:04) 楽しいお仕事
1-21(1:34) 恋する心
1-22(1:41) コメディ
1-23(1:57) 対立
1-24(1:45) フロンティア
1-25(2:01) 輝かしい栄光
1-26(1:55) 恋のテーマ〜孤独〜
1-27(1:58) 恋のテーマ
1-28(2:35) 主題歌「恋におちたら」ピアノ・バージョン
演奏：サントラ／作曲：佐橋俊彦
※ＣＸ系ドラマ「恋に落ちたら〜僕の成功の秘密〜」より
※主題歌CDはこちら※
■[MAXI] Crystal Kay/恋におちたら[2005/5/18発売]
ドラマ「恋に落ちたら」の為に書き下ろされた新曲
