話題のナレッジベース | Knowledge Base Weblogs space
HOMEBlogs index F1/2005race >> space
space space
space
space
space
space
June 18, 2005 space
   space
space

F1 アメリカGP:フリー走行2回目 マクラーレンが1-2!

space

F1_2005_usa_0618-free.jpg 今週末のF1サーカスは北米ラウンドの2戦目、2005年F1世界選手権第9戦アメリカGPを迎えている。舞台は今年もアメリカン・モータースポーツの聖地と呼ばれるインディアナポリス・モーター・スピードウェイ。時速300kmを優に超えるオーバルコースの迫力はもちろん、実に25万人の観客を飲み込む巨大なスタンドなど、すべてがアメリカらしい壮大なスケールと雰囲気に包まれている。

space

 
 午前中に行われた1回目のフリー走行では、ファン-パブロ・モントーヤ(マクラーレン)がトップタイムをマーク。かつてCART時代には優勝を遂げたサーキットとあって、ここで幸先の良いスタートを切ったモントーヤは意気揚々だ。また、惜しくも勝機を逃した前戦カナダGPの雪辱という意味でも力の入る一戦だろう。
 
 
 午後のインディアナポリスは気温24℃、路面温度45℃、湿度39%のドライコンディション。定刻の現地時間14時(日本時間28時)になるとフリー走行2回目のセッションが始まった。
 
 
 開始と同時にペドロ・デ・ラ・ロサ(マクラーレン)、スコット・スピード(レッドブル)、パトリック・フリーザッハー(ミナルディ)らがタイムを刻む。トップはデ・ラ・ロサ。また、スピードは前戦カナダGPに続き、レッドブルのサードドライバーとして母国アメリカで待望のF1グランプリ出場を果たしている。一方、午前のフリー走行で2番手につけていたリカルド・ゾンタ(トヨタ)がコースオフ、グラベルにはまり、セッションを中断してしまった。
 
 
 セッション開始5分過ぎ、午前のフリー走行でノータイムだったキミ・ライコネン(マクラーレン)が早々にアタックを開始、1分11秒489でトップに躍り出る。2番手にはデ・ラ・ロサ。そして3番手にはニック・ハイドフェルド(ウィリアムズ)が続くが、すぐさまミハエル・シューマッハ(フェラーリ)が取って代わり、3番手に収まった。チームメイトのルーベンス・バリチェロも4番手につけている。
 
 
 2回目のセッションは序盤から展開が早い。午前中トップと好調のモントーヤがライコネンに次ぐ2番手につけると、デビッド・クルサード(レッドブル)が3番手に浮上。デ・ラ・ロサはかろうじて4番手に踏みとどまり、5番手にはヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)。これにフェラーリの2台が続く。一方、日本期待のB・A・R Hondaは佐藤琢磨もジェンソン・バトンもまだアタックを行っていない。
 
 
 セッション開始13分、ラルフ・シューマッハ(トヨタ)にまさかのアクシデントが襲いかかる。昨年、大クラッシュを演じた同じオーバル区間の最終コーナーでコントロールを失い、スピン。サーキット中が騒然となる中、赤旗が出された。さいわいラルフは大事には至ってない様子だが、マシンは大破している。原因は左リアタイヤのトラブルのようだ。
 
 
 20分の中断を挟み、ようやく再開されたセッションはマーク・ウェバー(ウィリアムズ)を皮切りに、デ・ラ・ロサやミナルディ、ジョーダン、ルノーの2台といった顔ぶれが再びコースに姿を現した。しかし、タイムを大幅に伸ばしたのはバリチェロ。1分11秒746でライコネンに次ぐ2番手につけ、これに釣られるようにしてシューマッハも3番手に順位を上げる。一方、気になるB・A・R Honda勢は琢磨が9番手につけているものの、バトンは未だガレージに収まったまま。しかし、そのバトンも間もなくコースインし、11番手タイムをマーク。さらに一つポジションを上げるが、琢磨は逆に12番手に後退してしまった。
 
 
 セッション残り時間は10分。再びコースに出て行ったライコネンが自らの最速タイムを塗り替える1分11秒228を刻むが、直後にモントーヤが1分11秒118を叩き出してトップに浮上。チームメイト同士の激しいタイム合戦が繰り広げられると同時に、マクラーレンが1-2態勢となった。
 
 
 本来、60分で終了するはずのセッションは、ラルフの事故による赤旗中断のため、20分延長されたが、終了6分前に5番手に飛び込んだハイドフェルドや8番手に急浮上したスピード以外は目立った順位の変動はなく、トップも変わらず。モントーヤが初日のフリー走行を2回とも制した。また、ライコネンも2番手につけたマクラーレンは前戦カナダの勢いを、ここインディアナポリスにも持ち込んでいるようだ。
 
 
 マクラーレンに続いてはバリチェロ、シューマッハのフェラーリ勢がつけており、まだ初日とはいえ久々に面白い展開に。これに5番手のハイドフェルド、6番手のデビッド・クルサード(レッドブル)が続き、7番手以降にはデ・ラ・ロサ、スピード、アロンソ、トゥルーリと、スポット参戦のスピードがF1のトップドライバーたちを抑える格好となった。
 
 
 その他、ルノーの一角フィジケラは11番手、B・A・R Hondaのバトンと琢磨は15、16番手にとどまった。
 
 
 18日(土)の日本時間23時(現地時間9時)からはフリー走行3回目が行われる。一発勝負の予選前の調整に注目だ。
 
 

space
HOMENews BlogsF1/2005race | June 18, 2005 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
space


space Entries of this Category
space

  Next >> 「さよなら」コリーナ審判…定年ルール守り引退へ >> 

サッカーワールドカップで有名になった名審判のコリーナ氏が、ルールを遵守して定年で審判生活に別れを告げる。独特の風ぼうと厳格な判定で世界的な人気者となったスキンヘッドにギョロ目...»この話題を見る…


  Previous << 次はマツケンマンボだ!! << 

 将軍さま、松平健が踊るマスケンサンバの次にはなんとマツケンマンボが登場します!!しかも新CMでのいきなりデビュー、まもなくオンエア!   ... »この話題を見る…


space
space
Welcome to knowledgeBase  Blogs  ▲TOP