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October 10, 2005 space
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ホンダ第2のF1チームは、亜久里+琢磨!?ソフトバンク?

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元F1ドライバーの鈴木亜久里は、自分もF1チームを作りたいと思っていることは認めたが、鈴鹿の週末に話題の的となっていた“第2のホンダチーム”との関わりは否定した。
 
 
 パドックの関係筋のひとつによれば、ウワサのチームは亜久里と童夢が運営し、そのプロジェクトは実現が確実、と言われている。両者の名はBARの話題と関連して、先週の前半にも候補としてそれぞれが名指しされていたが、セットで語られることはなかった。
 

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 鈴木亜久里がBARとホンダに対して、BATが所有していたチーム株の55%の持ち分を、自分のスポンサーマネーで購入する交渉をしていた。ということが言われていた。
 
 
 結局、ホンダは常に株の100%取得のオプションを選択する意向を持っていたが、亜久里とそのスポンサーが新チームを設立するのをホンダパワーで援助するのが、最良の妥協策だったのではないか、というのだ。
 
 

 「それは単なるウワサに過ぎない。F1チームを作るのは僕の夢だし、F1に戻りたいという思いはある。でも、それはとても難しい。誰でも、F1で新チームを作ってみたいと思うものだが、実際にチームを作る前に諦めてしまう。僕が第2のホンダチーム関わっているのかと聞いてくる人たちがいたが、実際はそうじゃないよ」。

 
 
 「僕は日本でたくさんのスポンサーを持っているが、必要な金額のレベルが違う。いくつかのチームと話をしたことがあるけれど、あまりにも高すぎる。今ではF1チームを持てるのは自動車メーカーだけだ。それが誰なのかは知らないが、童夢じゃないということは確かだ。僕は彼らとスーパーGT選手権で一緒に仕事をしているからね。2、3週間後にはわかるだろう。11月15日のエントリー締め切りまでにはね」

 
 
 興味深いことに、童夢の所有する50%風洞施設は現在、BARの第2の施設として使用されており、そこでブラックレーの施設と並行したプログラムが行われている。それは24時間稼働中で、ふたつの施設の間を定期的な報告が行き来している。
 
 
 鈴木亜久里と童夢が関与しているのではという説について尋ねられた、BARチーム代表のニック・フライは、にっこりと笑って「コメントできない」と答えている。童夢がこのプロジェクトのパートナーとして有力視されているのは、トップクラスの製造施設を所有していることが理由のひとつになっている。
 
 
 童夢は今年のBAR007の図面をすべて持っているため、同社が来年のホンダV8搭載用に、わずかにモディファイされたモデルを製造するのはたやすいと思われる。過去にも成功を収めたスポーツカーやF3マシンを製造してきており、日の目を見なかったF1のプロトタイプマシンさえ造ったことがある。
 
 
 大きな疑問として残るのは、そのチームがイギリスではどこに本拠を置くのか、ということだ。童夢はローラと長年のつながりを持っている。
 
 
 鈴木亜久里はチームボスとして、IRLをはじめとする、いくつかのフォーミュラに関わってきている。亜久里は佐藤琢磨と直接の関係はないが、琢磨は明らかに、ホンダのフルサポートによって日本資本のチームを作るには理想的なドライバーだ。
  
 
 
 ソフトバンクがF1新規参入、亜久里&琢磨新チーム
 
鈴木亜久里氏が代表を務める新チームの名称は「SUPER AGURI Formula 1」 ホンダのエンジン供給でF1新規参入を目指すチームのスポンサーに、ソフトバンクが浮上した。大手モータースポーツサイトのグランプリ・コムが10月31日に報じた。
 
 20051101_super_aguri.jpg

 ホンダは10月4日、来季に単独体制となるBARホンダに続くこの第2チームがFIA(国際自動車連盟)に参戦申請すると発表し、佐藤琢磨のドライバー起用を示唆。さらに元F1ドライバーの鈴木亜久里氏の監督起用、国内スポンサーの支援が伝えられていた。
 
 
 プロ野球ソフトバンクも保有するブロードバンド通信大手がスポンサーとなれば、巨額なF1チームの運営資金もクリアできる。
 
 
 鈴木氏、佐藤、そしてソフトバンクによる「国産体制」でのF1挑戦となれば、新体制のチームが増える来季のF1界でも大きな話題になる。グランプリ・コムによると、ホンダは元F1チームのアロウズの施設(英国リーフィールド)を持つメナード社の買収を進めているという。
 
 
 ホンダ広報部は「現時点で10月に発表した以上のことをご報告できることはありません」とコメントするにとどまった。
 
 
 F1新チームシャシー名は「AGURI」、ファクトリーは旧アロウズ
 
  11月1日に自らのチーム「SUPER AGURI Formula 1」によるF1活動記者会見を行った鈴木亜久里は、今回の発表を“FIAにエントリーを出したことを発表する会”と位置づけ、FIAがエントリーを受理するかどうかを含めて明らかにできることは少ないなかでの会見となった。このタイミングで発表を行った裏には様々なところからウワサが独り歩きして勝手な情報が流れることを防ぐためのようだ。
 
 
 「子供のころからの夢のF1の世界でチームとして参戦すること発表できうれしく思う」と言う鈴木亜久里が今回のプロジェクトに実際に動き始めたのが今年の2月。具体的なプロジェクトとしてのアクションは9月から起こしているという。「日本の山から世界の山、エベレストに登るようなもの」とF1チャレンジの難しさを語る亜久里。ファクトリーはイギリスのオックスフォード州にあるTWRにある旧アロウズのものを使い、チームの所在地は自身の会社組織である株式会社エー・カンパニーとして、日本国籍のチームの代表者として亜久里が指揮を採ることとなった。
 
 
 エンジンはホンダのV8を搭載することを明らかにされたほか、シャシーの名称はずばり「AGURI」としたことまでが発表された。気になるドライバーは「佐藤琢磨には話をしている」ということだが、決定はしていない。「ふたりとも日本人がドライブすることもあるかもしれないし、日本人ドライバーが乗らない可能性も否定できないという状況」。
 
 
 またスポンサーとしてウワサされるソフトバンクの名前も「新聞等で報道されているが、そのような大企業についてくれればとてもうれしいが、まだ今日はエントリーしましたという発表会なので、今後は数々のハードルをクリアして体制発表会できちんと伝えられるようにしたい」とコメントするにとどまった。
 
 
 シャシー製作に関してのホンダの関わりについても「ホンダに大変な協力をしてもらいながら開幕戦に間に合うようにしていきたい」とマシン製作に関して協力を受けていることは明らかになったが、世間で言われているようなBARのマシンからの技術の供与などに関しては現在のところ不明だ。タイヤは今回、参戦発表を正式に行ったことで「ブリヂストンにお願いに行きたい」とBS陣営に加わる意思があるようだ。
 また、これまでARTAで行ってきた各種活動を継続するのか、F1に集中するのか、という質問に対して「世界一欲張りな男と自分でも思うくらい、子供のカートからGT、IRLいろいろやっているけど、日本の若い子たちが育っていって、F1やIRLで戦えるフィールドは用意し、そのステップは残しておきたい」と継続する意向を表している。
 
 
 「開幕戦のグリッドに並ぶことが最初の目標」という亜久里のF1ドリームチームプロジェクトは、まずはエントリーすることでその一歩を踏み出した。今後はエントリーが受理された後に次々とそのハードルを越えていくこととなるだろう。
 
 

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