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December 22, 2006 space
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2006年の科学ニュース1位は「ポアンカレ予想」サイエンス誌

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米科学誌サイエンスは22日発行の最新号で、今年の科学成果トップテンである「10大ブレークスルー」を発表する。1世紀あまり数学者を悩ませ続けてきた「ポアンカレ予想の解決」が第1位に選ばれた。
 
 
 100年未解決の難問「ポアンカレ予想」を解いたらしい・・・
 

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 「ポアンカレ予想」は現代数学の難問。ロシアの数学者グレゴリー・ペレルマン氏(40)が02〜03年にインターネットで三つの論文を公表。論文を補う研究が今年、相次いで発表され、ほぼ解決とされた。ペレルマン氏は、世捨て人の生活を送っており、数学界最高峰のフィールズ賞を辞退する「事件」も招いた。
 

 ポアンカレ予想
 
 フランスの数学者、哲学者であるアンリ・ポアンカレ(1854〜1912)が1904年に出した幾何学に関する予想。例えば、ピンポン球とおむすびは同じものに分類するが、ドーナツのように穴の開いたものは別に分ける、といった具合に多次元の空間の形を分類するための、ある条件を提示した。
 
 4次元以上では証明されたものの、3次元だけは未解決のまま残っていた。米国人実業家がつくったクレイ数学研究所は00年5月、新しい千年紀(ミレニアム)を記念して、ポアンカレ予想を含む「21世紀を象徴する難問7題」を「ミレニアム問題」として発表、1問につき100万ドルの高額賞金をかけた。この中で解けたと認定されたものはまだない。

 
 
 同時に発表された「今年の残念な出来事」は、韓国ソウル大の黄禹錫(ファン・ウソク)教授(当時)らがサイエンス誌に掲載した論文が捏造(ねつぞう)と判明したことに代表される「科学の不正行為」。
 
 
 あらゆる組織や臓器の細胞になりうる胚(はい)性幹(ES)細胞株を、ヒトの体細胞と卵子から作ったという画期的な成果とされただけに、失望は大きかった。このほかにもいくつもの不正事件が発覚した。
 
 
 
100年未解決の難問「ポアンカレ予想」を解いたらしい・・・

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