どこでもWi-Fi エネループ＋ウィルコムがコラボ！

　
　この「どこでも Wi-Fi」は、ウィルコムの超小型通信モジュール「W-SIM」を搭載した無線 LAN アクセスポイントで、全国99.4％をカバーするウィルコムの PHS エリアなら、無線 LAN アクセスポイントがない場所で、様々な無線 LAN 機器で通信を利用することが可能となる基本コンセプトはイイと思うんですが、気になるのは製品の値段と通信費用の価格ですね。
　
　いまならドコモのM-Zoneなら月額800円で使い放題なので、エリアが小さく狭い障害はありますが、実際には全国の99.4％をパソコン持ち歩いて使う訳ではないので、メリットは必要な場所がどこなのか？と言うことと、維持する価格になります。
　

　
　共同で開発した3社は、「ニンテンドー DS」や「PSP」など、Wi-Fi 対応の携帯ゲーム機での利用を想定しているようなので、持ち歩いてどこでも通信対戦ができるなどのメリットは一部あるかもしれませんが、携帯ゲーム機をターゲットにすると、維持費用はパソコンユーザーよりもシビアで、低価格じゃないと使われない可能性があります。戦略的な価格設定が必要かもしれませんね。
　
　機器との接続は、最近のバッファロー製の無線LANに搭載されている、無線 LAN 簡単設定システム「AOSS」を搭載することで、簡単にゲーム機器との通信設定を行うことができる仕組みが用意されているようです。
　
　　三洋としては、通信機器にはデザインやサイズの制約などからリチュームイオンバッテリーを提供してきましたが、通信デバイスとしては初の単3形充電池「eneloop」が採用されたことが大きな話題でしょう。
　
　エネループは単3なら1回4円程度で充電できるので、4本搭載されていても16円で満充電できます。製品には出荷時に充電された状態で同梱されるので購入後すぐに利用することが可能なようですが、通信時間はどの位なんでしょう？？
　
　来春発売されたらレビューしてみたい製品です。
　
■ニッケル水素電池「eneloop」
　
■eneloop
　
　
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