F1日本GP公式予選：大雨のため、予選は日曜日午前に順延

　
２０１０年Ｆ１世界選手権第１６戦日本ＧＰの公式予選Ｑ１がまもなくスタートする予定となっている。しかし、午前中は激しい雨によってほとんど走行が行われないような状況になっており、予選も予定通りに開催できるかどうか危ぶまれている。
　

　
１３時５３分現在の情報では、予選は予定より３０分遅れて１４時３０分にスタートすることが宣言されている。ただし、その時の天気の状況によっては再び延期、あるいは明日へ順延される可能性もある。
　
　国際映像の画面で見る限り、コンディションが回復している様子はない。
　
現在のコンディションは、気温２０℃、路面温度１９℃、湿度９３％で雨、風速４メートルほどの風がホームストレート上でやや追い風気味に吹いている。
　

　
　＜公式発表＞日本ＧＰ公式予選は日曜日午前に延期
　
　土曜日にほぼ終日強い雨が降り続け、早い時間から暗くなってきたこともあり、ＦＩＡレースディレクターのチャーリー・ホワイティングによってこの決定がなされた。
　
日曜日の午前中のセッションは午前１０時にスタートする予定である。レースと同じ日にグリッドを決する予選セッションが行われるのは、今のような集団走行のフォーマットになってからは２００５年のモナコＧＰ以来となる。

　
　“新”予選まではパルクフェルメルールは適用されず
　
　鈴鹿サーキットでは土曜日に予選が行われなかったが、すべてのクルマはパルクフェルメに保管されることはない。これにより、チームは土曜日午前中にリスケジュールされたセッションまでは自由にクルマへ作業を施すことができる。
　
通常、すべてのクルマは予選とレースの間に直ちにパルクフェルメに保管され、ＦＩＡのＣＣＴＶカメラによって監視されるが、今回はこれまでに予選が行われていないのでこのルールが適用されない。
　
パルクフェルメルールはいつも通り、日曜午前１０時に予選が行われたあとに適用される。そうすると、レースが始まるまでは一切の作業ができなくなる。