話題のナレッジベース | Knowledge Base Weblogs space
HOMEBlogs index TechnologyWirelessLANスマートフォン/PDA本/Books >> space
space space
space
space
space
space
November 27, 2011 space
   space
space

Kindle Fireを購入 - 199ドルの激安Androidタブレットの実力は!?

space

米国で11月15日(米国時間)より発売されたAmazonの「Kindle Fire」。今までは単なる電子書籍端末だったKindleが、この「Kindle Fire」からカラー液晶を搭載して、OSを最新(現時点)のAndroid 2.3 "Gingerbread"ベースのカスタマイズOSを採用して実力的にも他社のメディアタブレットと同じ能力に進化しました。しかもたった199ドルという価格破壊はタブレット端末をリリースするメーカーには脅威でしょう。
 

kindlefire001.jpgkindlefire003.jpg

space

 
 Amazonが着々と日本での電子書籍事業参入を計画しているという噂もあり、日本上陸の可能性も含めて2011年版のKindleは気になる存在です。「200ドル」は米国でモバイルデバイスの売れ行きを左右するラインになると言われている。AppleのiPodも200ドルを切ってから爆発的な成長を遂げたことから、「Kindle Fire」たった199ドルは戦略的な価格なのでしょう。
 
 そう言えば、Kindle発売の際に話題になったそのネーミングですが、Kindle=「火をつける」という意味だそうですが、それならば Kindle Fireは?「火をつける」+「燃え上がる」でしょうか?Amazonがそろそろ本気だよ!と言うメッセージかもしれません。
 

kindlefire013.jpg

 
 さて早速、米国発売されたKindle Fireを購入したのでレビューしましょう。
 
 今回の「Kindle Fire」は日本国内からAmazon.comへの注文では入手できず、Expansysを使い購入しました。注文後3日で手元に届いたので、ebayあたりで購入するより確実で手頃な価格でしょう。

すでに日本でも購入可能だった Kindle 2nd を保有していることから、アカウントの設定は何の問題もなく完了しましました。
 
箱のふたを開けて、まず「安っぽくない」と価格からある程度のおもちゃ的な予想を裏切り、製品としてしっかり作られた予想外にいい印象でした。199ドルという価格や、過去のKindle端末からチープな外観を覚悟していたが、そこはうれしい誤算です。
 
しかし取り出した際にずっしりとした重みは、やはり kindle 2nd との違い感じました。Kindle Fireの重さは、 Kindle 2nd にカバーを付けた重さと同じくらいの413gで、他社の7インチタブレットと比べると、BlackBerryのPlayBook (425g)よりは軽く、GALAXY Tab 7.0 Plus (345g)より重いのが実感として判ります。
 
ただFireは"Kindle"のコンセプトはしっかり守っているようで、2ndと同じような電子ペーパー端末の"軽量さ"はありませんが、裏面がシリコンで覆われていて持ちやすさは他のタブレットに比べても格段に安定感があります。その意味でKindleを使うユーザーが「長時間の読書が苦にならない"読みやすさ"」をKindle端末で提供しようとするコンセプトは感じます。
 
しかしメディア・タブレットとしてのコンセプトもありので、この重さとデザインだと長時間の読書よりも、ゲームや映画・TV番組の鑑賞などは、置いて楽しむことも目的なのでしょう。
 

kindlefire007.jpgAmazon.comには以下のようなコンテンツ配信ストアがある。
 
Kindle Store:電子書籍
MP3 Music Store:音楽
Amazon Instant Video Store:映画・TV番組
Appstore for Android:Androidアプリ
 
ユーザーがこれらのストアでコンテンツを購入すると、コンテンツはAmazonのクラウドストレージに置かれる。また、ユーザーが自身の音楽、写真、ドキュメントなどをアップロードできるAmazon Cloud Drive (5GB無料)というクラウドストレージ・サービスもある。Kindle Fireは、これらAmazonのコンテンツ/オンラインストア/サービスと密に連携する端末だ。名前は"Kindle"が付くが、電子書籍だけではなく、Amazonのデジタルコンテンツ配信をまんべんなくサポートするAmazonタブレットと言えます。
 
kindlefire008.jpg標準アプリは、
メール、コンタクト、ブラウザ、ギャラリー、Kindle、Amazon MP3、Amazon Video、Amazon Shop、Amazon Appstore、Adobe AIR、Adobe Flash Player、Facebook、Pulse、QuickOffice、IMDbなど。
 
Kindle Fireのブラウザは、Silkというユニークな仕組みを採用している。Webサイトとのやり取りをAmazonのクラウド・コンピューティング環境Elastic Compute Cloud (EC2)が行い、EC2がまとめたデータをFireが受け取ることで、モバイル端末で快適なWebブラウジングが可能になる。使ってみると、たしかにメールアプリはさくさくと動くし、Webページの読み込みも速やかだ。しかし、Wi-Fi環境において明らかな違いを体感できるほどではなかった。
 
 
Kindle Wireless Reading Device (6" Display, Global Wireless, Latest Generation)
AmazonTOP Kindle 紹介ページ
 
Kindle Fireを購入 - 199ドルの激安Androidタブレットの実力は!?
Amazon「Kindle」届きました!日本で使える幸せ!素敵です。
アマゾン「Kindle」日本で購入可能!?電子ブックリーダーを世界展開
Amazon「Kindle 」をアップデート!「Kindle 2」は薄さ9.1mmに!
Kindle 「キンドル」金$?アマゾン電子ブックプレーヤーを発売!
電子ペーパーケータイ「READiUS」新聞を読めて音楽も聴ける
 

space
HOMENews BlogsTechnology WirelessLAN スマートフォン/PDA 本/Books | November 27, 2011 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
space


space Entries of this Category
space

  Next >> マツダ画期的な減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」 開発 >> 

マツダがキャパシタを使った画期的なエネルギー回生システムを開発し自動車に搭載するそうです。今回開発したマツダの「i-ELOOP」が画期的なのは、ハイブリット車に搭載するのではな...»この話題を見る…


  Previous << iPhone 4S位置情報機能ロシアのGPS「GLONASS」に対応 << 

iPhone 4Sの位置情報機能がロシアのGPS「GLONASS」に対応しているって知ってました?iPhone 4Sでは、iPhone5ではなく4のバージョンアップとなった、そ... »この話題を見る…


space
space
Welcome to knowledgeBase  Blogs  ▲TOP