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May 31, 2005 space
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Big Screen EXE : ビクターのビジョンプロジェクションテレビを見たか!

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日本ビクターは、独自の表示デバイス「D-ILA(Direct-Drive Image Light Amplifier)」を搭載したリアプロジェクションテレビ(リアプロTV)“Big Screen EXE(ビッグスクリーンエグゼ)”2機種を発表した。
 

banner_hd-61md60.jpg

 

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 ビジョンプロジェクションテレビは、コスト面や明所コントラストの良さなどいろんなメリットがありますが、最も優位性を感じる点は「消費電力」でしょう。プラズマテレビでは50インチで500ワット前後、60インチで600ワット以上と電子レンジを常に使っているような電力を消費します。そうです!テレビを"ながら"で見ているだけで電子レンジを常にブンまわしているのと同じ電気を消費しているのです。電気代がもの凄いことになりますよ。


 ではリアプロのBig Screen EXEはどうでしょうか?仕様をみると、52V/61V型ともに198ワットです。この消費電力の差は、デバイスの構造なので画面全体が発光するプラズマと、ランプを使った投射型のリアプロTVとでは、この消費電力の差を縮めることは非常に難しいでしょう。仮にプラズマの消費電力が下がったとすると、それ以上にリアプロの消費電力を下げる事も可能になるはずなので、将来的にプラズマが追いつくことはありません。

 
 このリアプロの消費電力は、32型ブラウン管テレビ(ビクター社製で205ワット)や40V型液晶テレビ(ビクター社製256ワット)よりも少ない電力消費で、ながらでテレビを見ていてもブラウン管よりも“地球に優しい省エネ大画面テレビ”なのです。
 
 
 このように省エネ設計で、画面が暗くては製品としての存在意義が失われてしまいますが、プラズマテレビよりも明るい画面を実現。輝度は52V型が700カンデラ/平方メートル、61V型でも500カンデラ/平方メートルを達成している。ちなみに、同社製50V型プラズマテレビの輝度は430カンデラとなっています。
 
 
 第三の大画面テレビと言う以上、画面のサイズも重要になりますが、サイズは61V型が1456(幅)×1042(高さ)×470(奥行き)ミリで重さ46.3キロ、52V型が1264×914×412ミリで重さ39.8キロと、両機種ともに21型ブラウン管テレビ(ビクター社製で奥行き482ミリ)よりもスリムで29型ブラウン管テレビ(48.5キロ)よりも軽い“薄型軽量設計”。デザインも液晶/プラズマテレビ感覚のスタイリッシュな外観に仕上がっています。
 
 
 21〜29型ブラウン管テレビの設置場所に置けるスリムな奥行き。写真は52V型で奥行き412ミリ


 今回、Big Screen EXEに搭載されたデジタルシネマの研究に使われているD-ILAは、量産が難しいとされていた製品を、D-ILAを民生モデルに採用するために、ハイエンドフロントプロジェクター向けとして今まで千単位レベルの生産だったD-ILAを、テレビという民生向けに使うためには万単位の生産するようにラインを構成しなおすなど工夫が随所に隠されています。


 Big Screen EXEで狙っているのは、ライバルのプラズマや液晶を置き換えるのではなく、プラズマや液晶では出来ない市場を作り出すこととしています。それは“フルハイビジョン”というキーワードです。
 
 
 50〜60インチ台のテレビでフルハイビジョンができれば、プラズマはその構造上50インチ前後のサイズでフルハイビジョン化は非常に難しく、高精細が得意な液晶も50インチ以上はコスト面や消費電力で不利となります。
 
 
 61V型の「HD-61MD60」(78万7500円)が5月中旬、52V型の「HD-52MD60」(68万2500円)が5月下旬から発売する。実売では、両機種とも1インチ1万円程度になる見込み。

●プロジェクションテレビの常識を変えた独自開発の“D-ILA”技術

プロジェクションテレビとは、映像を特殊な鏡に反射させて画面に映し出す方式のテレビ。その明るさ(光利用率の高さ)と高精細さが開発の重要なテーマとなります。ビクターは、NHKのスーパーハイビジョンや、次世代の映画館として注目されるデジタルシネマの研究に使われている「D-ILA」を家庭用プロジェクションテレビに搭載。大画面でありながら、明るく高精細、省エネを実現する「ビッグスクリーンエグゼ」を誕生させました。

●大画面でもすみずみまで明るく滑らかな映像を実現

高輝度&高精細の“D-ILA”デバイスの採用により、「画面のすみずみまで明るい高輝度」「左右から見ても色の変化の少ない高視野角」「画素間グリッド(格子縞)の目立たない滑らかで美しく奥行感のある映像」を実現しました。

●3デバイス方式による、自然で美しい色再現

赤(R)緑(G)青(B)の各色専用に3枚の“D-ILA”デバイスを採用し、高効率光学エンジンで合成してフルカラー映像として画面に映し出す方式のため、自然で美しい色を再現します。

●独自開発の映像処理専用LSI“映像知能”「GENESSA」搭載により鮮明な映像を実現

明るさや色再現など、画質を決める映像処理を行うデバイス部に、映像処理専用の32bitCPU を搭載。ビクターが長年培ってきた独自の高画質技術(階調の自動最適化を実現する「インテリジェントγ(ガンマ)」、記憶色を鮮やかに再現する「カラークリエーション」など)により、臨場感あふれる感動の高画質を再現します。

●見たい番組が簡単に探せる「テレビ番組ガイド」搭載地上・BS・110度CSデジタルチューナー内蔵

地上アナログ放送は8日分の番組予約など、より使い勝手を向上させました。「ジャンル検索」「キーワード検索※」「人名検索※」でも番組検索が可能。
※地上デジタル放送を除く

●オブリコーンスピーカー&専用バスレフボックスにより低音から高音まで迫力ある音を再生

高音質で定評の10センチオブリコーンスピーカーを搭載し、専用にチューニングされたバスレフボックスとともに低音から高音まで迫力ある音を再生。独自開発のサラウンド回路A.H.S.(アドバンストハイパーサラウンド)とαサウンド回路を搭載し、迫力のあるサラウンド音声をセンターがぼけることなく再生。

●ニュースやセリフが聞き取りやすいテレビ「きき楽」機能搭載

「はっきりトーク」
小さい音は大きく、大きい音は小さくなるように信号処理を行なう「帯域分割音声圧縮技術」により、はっきりとした聞き取りやすい音声を再生します。
「ゆっくりトーク」
音声をリアルタイムで信号処理し、実際の時間を変えずにゆっくりとした速さで聞くことができます。話し始めの速度を落とし、徐々に実際の速度に戻す独自の処理により、話し手が意識的にゆっくりと話しているような自然な話速変換を実現しました。


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