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November 3, 2006 space
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ゴッホ「アルルの女・ジヌー夫人」41億円、ピカソ「ドラ・マールの肖像」108億円

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個人収集家が所有し、長らく展示から遠ざかっていたゴッホ、ピカソの作品が2、3の両日、ニューヨークで相次いでオークションにかけられる。オークション市場の高騰が続くなかで、ともに50億円を超える価格をつけるとみられる。ただ、人の目に触れるのはこのときだけ。別の個人収集家の手に落ちて、公開されない状態となりそうだ。

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 クリスティーズで2日のオークションの目玉になるのは、ゴーギャンの影響を強く受けたゴッホが最晩年の1890年に描いた「アルルの女 ジヌー夫人」。6作描いた同夫人の肖像の中で、他の5作品と背景の描き方や筆遣いが異なる。6作中で唯一美術館に収蔵されず、1929年以降、ニューヨークの個人収集家が所有。クリスティーズは4000万〜5000万ドル(約45億〜57億円)で落札されるとみる。
 
 
 サザビーズの3日のオークションで最高価格となりそうなのが、愛人を色鮮やかに描いたピカソの作品「ドラ・マールと猫」(1941年)。予想価格は5000万ドルだ。個人収集家所有で、一般の目に触れるのは68年の展示以来となる。
 
 
 サザビーズのデビッド・ノーマン副社長によると、この作品を売る権利を巡ってサザビーズとクリスティーズが乱戦を演じ、サザビーズが所有者にギャランティー(補償額)を提示して獲得した。5000万ドル以内とみられるこの金額に落札価格が達しなかった場合、サザビーズが作品を引き取ることになるが、「何が何でも自分たちでオークションにかけたかった」と言う。
 
 
 双方のオークションとも、タイトルは「印象派と現代美術」。両作品以外にも10億円以上の価格をつけそうなピカソ、マティス、モネらの作品が並ぶ。
 
 
 ニューヨークを中心としたオークション市場は昨年、クリスティーズとサザビーズが1日違いで現代美術の落札価格の世界記録を樹立するなど、高騰が続いている。ヘッジファンド成功者らが絵画投資に参加していることに加え、中国、インド、ロシアなどの収集家が自国の作品から世界の作品へ手を延ばしているのが特徴だ。
 
 
 豊富な資金を自由に動かせる個人収集家に、公立の美術館は到底たちうちできそうにない。今回の目玉作品も、再び個人の元へ収まることになりそうで、世間の目に触れるのはオークションの際の一瞬に終わりそうだ。
 
 
 クリスティーズとサザビーズの競売権獲得競争では昨年、日本企業が所有する印象派の絵画をめぐって担当者がじゃんけんで決め、「史上最も真剣なじゃんけん」として話題にもなった。
 
 
 ニューヨーク大のマイケル・モーゼズ博士は、過去に取引されたことのある美術品のオークション動向を株価指数のようにとらえようとしている。同氏によると、ここ5年ほどで指数は9ポイント程度伸び、美術品市場の好調さをうかがわせる。「美術品市場を動かしているのはごく少数の超高額所得者だ。格差社会の拡大がオークションの好調さの背景にある」と話している。
 
 
 
ゴッホ最晩年の作、41億円で落札 NYクリスティーズ
 
20060503.jpg オランダの画家ゴッホ(1853〜90年)の最晩年の作品「アルルの女・ジヌー夫人」が2日、ニューヨークの競売商クリスティーズでオークションに掛けられ、3600万ドル(約40億8000万円)で落札された。予想価格の4000万ドルには届かなかった。
 
 
 「アルルの女」はゴッホが自殺する約5カ月前の1890年2月、友人のフランス人画家ゴーギャンのために制作した5点(現存するのは4点)のうちの1つ。2人が南仏アルルで共同生活を送っていた88年当時によく通ったカフェの経営者、マリー・ジヌー夫人が描かれている。
 
 
 ピカソの絵に108億円 史上2番目の高額落札
 
a_piccasso.jpg スペイン生まれの画家ピカソ(1881−1973年)が愛人を描いた「ドラ・マールの肖像」が3日、ニューヨークの競売会社サザビーズで競売にかけられ、9521万6000ドル(約108億円)で落札された。
 
 
 ピカソの絵では、初期の傑作「パイプを持つ少年」が2004年5月に1億ドル余りで落札され、絵画の落札額としては史上最高額を記録。サザビーズによると、今回はこれに続く史上2番目の落札額となった。
 
 
 落札した人物の名前などは明らかにされていない。事前の落札予想額は5000万ドルで、実際はこの倍近くとなった。
 
 
 サザビーズによると、この日落札された肖像画は1941年に描かれた作品。いすに座る愛人ドラ・マールと猫をキュービズムと呼ばれる独特のタッチで表現している。
 
 
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