ええ！パイオニアがプラズマ生産から撤退？東芝、三菱に続き・・

　
　パイオニアは、自社ではプラズマを生産し、液晶分野はシャープと提携してビジネスをすると昨年発表がありましたが、パイオニアの自社生産の、42V型、50V型、60V型のプラズマパネルを使い、ブランドの「KURO」は、独自の電子発生源により予備放電（種火）を抑えて、黒浮きの少ない高画質ディスプレイとして、とても高い評価を受けている製品でした。
　

　
　今年1月には「International CES」で、予備発光をゼロにした次世代型パネルや最も薄い部分で、プラズマなのに厚さが9ミリという“超薄型”50インチモデルも披露して期待を抱かせる素晴らしい製品の開発も続けていたので、次もパイオニアだなと思っていたんです。
　
　
　このニュースでは、パイオニア社は自社技術を盛り込んだプラズマパネルの生産を松下に委託して、自社は組み立てに特化する方向で交渉しているということなので、自社では生産は行わないが自社開発の技術を松下を共有する？技術開発の分野に注力することになったとしていますので、パイオニア製ではなくなりますが、松下もプラズマパネルの生産では実力のある企業ですから、技術と生産力のコラボで、良い製品なのでぜひ残して欲しいです。
　
　
　次世代の種火なし9ミリプラズマの登場を心待ちにしています。
　
　
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