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December 14, 2009 space
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ロータスF1 琢磨残念。トゥルーリとコヴァライネンに決定

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ロータスF1チームは、ヤルノ・トゥルーリとヘイッキ・コヴァライネンの2人と、2010年シーズンに向け契約を交わしたことを発表した。チームのテスト兼リザーブドライバーは、ファイルーズ・ファウジーに決定した。ロータスとの契約を目指していた佐藤琢磨は残念ながらドライバーラインナップから外れる結果となってしまった。
 

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 琢磨 ロータスとの契約に失敗
 
 2010年シーズンのF1復帰に向けてロータスチームと交渉を続けてきた佐藤琢磨だが、彼のマネージメントは契約が失敗に終わったことをロイター通信に明らかにしている。ロータスチームはすでに2人のドライバーと契約していることを明らかにしており、月曜日にドライバーを発表する予定だが、そのリストに琢磨の名前はないようだ。
 
「我々はタクがロータスと契約に至らなかったと理解しており、昨日それがわかった」と、琢磨のコマーシャルマネージャーを務めるマシュー・ウィンターはロイターに語った。「彼は今、リストから外されている。判断基準がどのようなものだったのかわからない。我々としては彼が力強い競争者だと思っていたし、タク以上のアジア人はいないと思う」

「我々はまだ諦めていない。まだいくつかのシートが空いているので、それらを狙っていくつもりだ。彼の選択肢は底をついてしまったので、彼が来年のF1にいるかどうかはわからない」

ロータスはヤルノ・トゥルーリとヘイッキ・コヴァライネンをレースドライバーに、ファイルース・ファウジーをリザーブドライバーに起用すると見られている。


 
 ロータス トゥルーリとコヴァライネンに決定
 
 月曜日、クアラルンプールでの公式発表の最中、マレーシアのナジブ・ラザク首相がロータスF1チームのドライバーを発表した。

発表の席で、チームの代表でありオーナーであるトニー・フェルナンデスは次のように語った。「ロータスF1レーシングのデビューシーズンに、ヤルノ、ヘイッキ、そしてファイルーズと契約を交わすことができたことに興奮している。チームのドライバーとして、ヤルノ、ヘイッキ、ファイルーズを選任したことは、チームの質の高さの証であり、我々の大望、意欲、とりわけF1で成功するための長期的ビジョンの証である」

「ヤルノとヘイッキは優勝した経験があり、F1での実績は証明済みだ。2010年を通してチームやマシンを開発しようとしているから、彼らの存在は大きな財産となるだろう。ヤルノとヘイッキは2人とも多才なドライバーで、どんなに厳しい状況でも、好成績を収めるだけにとどまらない才能を証明してきた」

「ファイルーズと契約できたことも素晴らしいニュースだ。彼は現在、明らかにマレーシアのシニアドライバーの中で一番の存在であるし、マレーシアのF1チームに彼を迎え入れることを嬉しく思う。FIAから2010年に参戦する許可を9月にようやく獲得したが、我々は既にファーストカーを製作中であり、優勝経験のある2人のドライバーと契約し、その上、母国で育ったマレーシア人ドライバーとも契約した。3ヶ月の努力にしては上出来だ!これで終わりということではない。我々が既に達成してきたことに活気づき、さらに限界を押し上げようという気持ちを持って休暇に入る」
 

 トゥルーリ ロータス加入は名誉なこと
 
 ヤルノ・トゥルーリがロータスチームに移籍すると、2010年はF1で14年目のシーズンとなる。以前、テクニカルディレクターのマイク・ガスコインとともに戦った経験のあるトゥルーリは、名高いチームが復活を遂げる際に、再びともに戦うことを楽しみにしている。
 
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トゥルーリは、1997年にミナルディからF1デビューを果たすと、シーズン半ばでプロストに移籍、その後2000年にジョーダンに移り、ガスコインとともに戦った。ガスコインとの関係は、その後加入したルノーやトヨタでも続いた。トゥルーリはトヨタでここ5シーズンを過ごした。

「新しいロータスチームと契約できたのは名誉なことだよ」とトゥルーリは月曜日に語った。「チームの経営陣やテクニカルスタッフの長期的なビジョンに感銘を受けたんだ。トニー(フェルナンデス、チーム代表)は、とても野心的な計画を打ち立てているから、チームがそういった高い目標を達成できるように手助けする心積もりでいる」
 
「またマイク・ガスコインとともに戦えるのも嬉しい。彼とともに他チームでかつて成功を味わってきた。彼ととてもうまくやっているし、彼の仕事の仕方を尊敬している。ロータスは実に象徴的で感銘を与えてきたチームだから、その名前がF1に復活するのは素晴らしいことだよ。ロータスの伝統からインスピレーションを得ることを期待しているんだ」

「ヘイッキ(コヴァライネン)とともにレースすることも嬉しい。彼とは2007年以来戦ってきたし、僕のように、F1で名声を確立した2チームで過ごした貴重な経験をもたらしてくれるからね。僕達はグリッドで最もコンペティティブなペアの中に入ると思うし、トニーやチームが僕達に示してくれた信頼に報いるために、ロータスに成功をもたらす決心をしている」


 
 コヴァライネン 「ロータスに加入できて最高」
 
 マクラーレンで2年間を過ごしたヘイッキ・コヴァライネンは、ヤルノ・トゥルーリやテストドライバーのファイルーズ・ファウジーらとともに2010年にロータスに加入すると、彼にとって3つ目のF1チームに移籍することになる。伝説に残るチーム名がF1に復活することになるため、コヴァライネンはそのプロジェクトに携われることに胸を高鳴らせている。
 
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2007年にルノーからF1デビューを果たしたコヴァライネンは、2008年にマクラーレンへ移籍し、自身初のポールポジションと初優勝を成し遂げた。今年は厳しいシーズンとなったが、コヴァライネンは、マレーシア人がオーナーを務めるチームと契約し、新たな挑戦に携われることを喜んでいる。

「ロータスに加入することになって最高の気分だし、行く手にやりがいのある仕事があってワクワクしている」とコヴァライネンは、月曜日の公式発表の場で語った。「最近、ノーフォークにあるファクトリーを訪れて、9月に始動してからこれほどの短い期間に、チームがどれだけ作業を進めたかを知って、とても感銘を受けた。そして、誰もがトニー(フェルナンデス、チーム代表)の野心的な目標を達成しようとやる気になっていることにも好感を持った。彼らの目標達成のために手助けをするのは、素晴らしい機会になるとすぐに分かった」
 
「経験豊かなヤルノと僕の2人を選任することによって、チームは実にコンペティティブな方法で戦おうとしている意思を表したと思うし、僕達のコンビはライバルにとても強力なメッセージを送っていると思う」

「チームの一員になることにもワクワクしている。ロータスという名前、つまり世界規模のモータースポーツという形式の中で最も象徴的なチームの1つが復活するというだけでなく、マレーシアの支援と支持を得て復活するのだからね。マレーシアは2007年に始めてレースをした時、虜になってしまった国なんだ。トニーやマイク、そして彼らが作り上げているチームとともに作業することが待ちきれないよ。そしてロータスF1レーシングがグリッドに並ぶ時、世界中のF1ファンが歓迎されるのを楽しみにしている」


 
 
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