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August 1, 2004 space
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アジアカップ:準々決勝 日本xヨルダン 『重慶の奇跡』

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サッカーのアジアカップは31日、当地などで準々決勝2試合を行い、日本は1―1からPK戦の末ヨルダンを下し、準決勝進出を決めた。

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 日本は前半11分、左サイドを破られて先制点を許したが、14分に中村のFKを相手GKがはじいたところに鈴木が詰めてGOOOOOAL!! 押し込み同点とした。


 絶対に負けられない!勝たなければいけない試合で、昨日対戦したヨルダンは完璧な守りとこぼれ玉も取る見事な攻めで日本と互角の試合運びで、90分は1対1の引き分けとなった。


 延長30分でも互角の試合は運びで、どちらもゴールを割ることができずに決着がつかず、PK戦にもつれ込んだ。


 最初のキッカーは中村俊介、しかしキックの瞬間に軸足の右足が芝ごと数センチ滑ってしまい、ボールはゴールの遥か上へと飛び去ってしまった。ヨルダンの選手が右足で落ち着いて決め、これで0x1、セカンドキッカーは三都主、しかし三都主も軸足の左足が中村と同様すべり、またしてもPK失敗。


 ここでイケメン宮元が審判にゴールエリアの変更をアピール!このタフでハードな交渉の結果、ゴールエリアを変更させると言う荒業をやってのけた!宮元すばらし〜い。


 一瞬、全ゴールやり直しかと期待したが、さすがにそこまでは審判も許すことはなく、ヨルダン二人目もゴールを決めてしまった。これで、0x2と敗戦の確立が70%以上となってしまった。


 日本三人目の福西がこの緊張のなか、落ち着いてGOOOOOAL!! を決めたが、ヨルダン3人目もインサイドでゴール左隅に低いシュートを突き刺す。これでは80%確立で負けてしまう。


 日本人4人目の中田がここは落ち着いて左に低いシュート。GKも反応していたが、体の上に当たりながらGOOOOOAL!! 。次にヨルダンが決めれば日本は負けがきまる。

 ヨルダン4人目がキック!ここで一発の集中力とパンチングが得意な川口が、ヨルダン選手のシュートを左手1本でパンチング、ボールはバーに跳ね枠の外へのはじけとんでゴールを守る。この活躍で、日本の勝つ確立が25%にUP、しかし負けの確立は75%ある。


 日本5人目鈴木が慎重に助走しながら、GOOOOOAL!! 右上に決める。これで勝率が30%にアップ。
ヨルダンは4人目を止められた事と最後にこのシュートを決めれば勝ちが決まるプレッシャーがかかる5人目、キッカーは長い助走からゴール右隅を狙ったが外してしまう。これで、勝敗の確立は50%:50%まで日本は戻すことができ、この試合3度目のイーブンの条件での戦いが始まった。


 日本6人目中澤は、ゴール左隅を狙ったシュートは、GKが読んで片手でファインセーブをして、日本は再び勝率25%負け75%のピンチ。ヨルダン6人目は長い助走からゴール右上を狙ったが、川口が横っ飛びでスーパーセーブ! バーに跳ね返る。これで4度目の50%:50%になる。


 日本7人目は宮本、先ほどのスーパーファインネゴシエーションの活躍から、このキックにも期待がかかる、ここ一番で信頼できる日本の主将。宮元は落ち着いてゴール左隅に流し込みGOOOOOAL!! 。日本は勝率75%負け25%で、このPKで初めてリードする。


 ここでテレビを見ている日本全国からシュートを曲げる念が大量に中国重慶に送り込まれていた。ヨルダン7人目が左隅を狙ったシュートは、微妙な軌道を描きながらゴールポストへと向かい外に弾かれた。


 その瞬間、日本全国でテレビの前で跳ね上がり座っていた椅子を壊したファンが日本ベスト4進出を喜んでいた!


 今回の勝利の要因は、サッカー日本代表全選手の頑張りはもちろん、ハードネゴシエーター宮元一発の集中力とパンチングの川口、日本全国のファンの念力だと確信しました。

※ちなみにユーロ2004でイングランドの敗退は、ユリゲラーさんの念力が強すぎたせいだと本人が言っています。。。ユーロ2004:イングランド敗退は誰のせい?


 次戦、日本代表は8月3日に準決勝でバーレーンと対戦する。
 
 
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