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April 2, 2005 space
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カリホリニウム とは?100gで7兆円 世界で最も高価な物質

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『 カリホルニウム 』(Californium)とは?原子番号98の元素で元素記号はCf。アクチノイド元素の一つ。超ウラン元素でもある。その価値は、たった100gで7兆円もする世界で最も高価な物質です。『 カリホルニウム 』の比重は、15.1、融点は900℃である。安定同位体は存在しない。物理的、化学的性質も不明な部分が多い。原子価は、3価となっている。
 
 1960年、カリフォルニア大学のシーボーグ等が、キュリウム242にサイクロトロンで加速したアルファ粒子をぶつけて『 カリホルニウム 』245(半減期45分)を発見した。
 

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 元素名は、地名であるカリフォルニア(米国)に由来する。
 
いくつかの同位体が発見されているが、最も半減期が長いのは『 カリホルニウム 』(251で900年(800年?)である。原子炉内でウラン235が中性子の捕獲を繰り返して出来るカリホルニウム252は、半減期が2.65年である。このカリホルニウム252は、自発核分裂(平均3.8個の中性子を出す)するので、中性子線源(原子炉の火付け役)や、非破壊検査、その他研究用に使用される。
 
ちなみに『 カリホルニウム 』(252は世界でもっとも高い物で、100g7兆円になる。
 

超ウラン元素(ちょうウランげんそ)とは化学において、ウランの原子番号である92よりも原子番号の大きい元素のこと。

 
原子番号が1〜92の元素は、4つの元素(43-テクネチウム、61-プロメチウム、85-アスタチン、87-フランシウム)を除いて自然界に存在する。
 
しかし、原子番号93以降の元素は、基本的に全て人工的に作り出さねばならない。また、全て放射性で、半減期は地球の年齢よりかなり短い。よって、これらの元素が地球誕生の際に生成されていたとしても、はるか以前に消滅してしまっている。
 
現在地球上で発見される超ウラン元素は、基本的に原子炉や粒子加速器で人工的に作られたものである。但し、Np-239とPu-239は自然に生成され続けている。具体的には、ウラン鉱石が自発核分裂による中性子を捕獲した後、更に二段階のベータ崩壊を起こし、Pu-239となる(U-238 > U-239 > Np-239 > Pu-239)。
 
発見されていない超ウラン元素や、発見されていてもまだ公式に名前がつけられていない元素は、IUPACの定めた元素の系統名を用いる。
 
 超ウラン元素の命名は、冷戦時には議論の原因となっていた。
 
 
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