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September 10, 2006 space
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自動車保険 あなたは払いすぎている!堀北真希さんが自賠責をアピール!

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誰も自動車事故なんて遭いたくないが、もしもの時は自動車保険に頼るしかない。今回はこの自動車保険について考えてみる。自賠責保険と任意保険の違いも十分に理解する必要がある。2006年9月1日〜30日の1ヵ月間を自賠責制度のPR期間、堀北真希さんが自賠責をアピール!
 

堀北真希

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 自賠責保険・共済は、全ての自動車とバイクに加入が義務付けられているが、原動機付き自転車などは車検がないため有効期限が切れていたりかけ忘れが発生している可能性がある。
 
 
 事故発生件数を見ると、平成17年度が約93万件と6年連続で90万件を突破しており、誰もが被害者および加害者になる状況のため、被害者の救済に大きな役割を果たす自賠責保険・共済への加入の確認を促す。
 
 
 クルマ・バイクに必須の「自賠責保険」
 
堀北真希 まずは保険の基礎から。自動車保険には「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があることはご存じだろう。自賠責、正式には「自動車損害賠償責任保険」という長い名前なのだが、これは公道を走行するすべてのクルマ、バイクなどに義務づけられた保険。そのために「強制保険」とも呼ばれている。これに入っていないと、車検を受けることもできない。
 
 
 自賠責に入っていないクルマを運行すると「無保険車運行」という違反になり、違反点数は「6点」にもなる。つまり即免停なのだ。また、自賠責の証明書をクルマに積んでいないだけで30万円以下の罰金、有効期限が切れていると1年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられる可能性がある。保険は予想以上に重要なものなのだ。
 
 
 自賠責は国で定められたもので、例えば自家用乗用自動車(3・5・7の白ナンバー)で24カ月契約なら30,680円というように、保険料も一律となっている(2006年4月1日改定、沖縄・離島を除く)。ちなみにこの自賠責保険料は数年後に国からの補助がなくなるため、現在段階的に値上げされているところ。来年も少し上がるはずだ。
 

堀北真希

 
 この自賠責の歴史は長く、1956年からスタートしている。多くの事故被害者を救ってきたが、残念ながら現在の実状とはかけ離れてしまった。自賠責で補償されるのはケガの場合で120万円まで、死亡は3,000万円まで。後遺障害は多くの条件があるが、最高で4,000万円だ。しかし現在、事故で死亡した場合、1億円程度の補償金は当たり前になってしまった。とても自賠責ではまかないきれない。そこで登場するのが「任意保険」だ。
 
 
 任意保険の項目や特約を理解する
 
 任意保険はその名のとおり、ユーザーが任意で加入する自動車用保険。しかし実際には入らないと恐くてクルマには乗れないほど重要なものだ。この任意保険、現在はユーザーの使用状況や走行距離に合わせて細かな設定を行う「リスク細分型自動車保険」が主流になりつつある。
 
 
 2002年の保険自由化以前は「SAP」「PAP」といった保険が主流だったが、どうなったのだろうか?
 
『旧来のSAP、PAPと同じ内容の商品もありますが、現在では業務用自動車やフリート契約(所有10台以上)が主となりつつあります。個人でクルマを休日などを中心に使われるなら、リスク細分型保険で不要な特約を外し、旧来型と同等にしたほうが保険料は割安になるケースが多いようです』

 
 
 リスク細分型での条件とはどういったものか? これは実際に試したほうが手っ取り早い。例えば早くから一括見積りをWebで行っている「「価格.com自動車保険」」というサイトがある。もちろん見積りは無料だ。
 
 
 見積りを開始すると、多くの条件を選ばなければならない。使用しているクルマの車種、ナンバーはもちろん、ABSやエアバッグの有無を初め、年間走行距離も必要になる。それも1,000km単位だ。事前に車検証や以前の保険証書を用意するだけでなく、自分の運転状況などを整理してから始めるべきだろう。
 
 
 保険の種類は別表にまとめたが、限度額をいくらに設定するかが悩むところ。例えば対人賠償などは「無制限」が当たり前になっているからいいが、対物補償はどうだろうか?
 
 『一般的となると大変難しいのですが、例えば相手が高級車や積荷のあるトラック、電車踏切内での事故などを想定すると、数千万円では補償しきれない場合もあります。また対物賠償「1000万円」と「無制限」では保険料の差額は月額で100円前後の場合が多いようです。そのため弊社では「無制限」でのご契約を勧めており、実際に過半数のお客様に対物無制限の契約をいただいています』。

 
 
 人身傷害についても聞いてみた。
  
 『相手が自賠責の場合、保険で得られる補償は死亡でも3,000万円でしかありません。また、ご自身に過失があった場合は相手が任意保険に入っていても充分な補償が得られない可能性があります。人身傷害はご加入をお勧めいたします』。

 
 
 やはり保険はできるだけ広く、限度額を高く設定するのがセオリーのようだ。しかし、そのぶん保険料は高くなる。うまい手はないものだろうか? 『保険料を安くするための新しい割引制度が色々と登場しています。「複数台所有割引」もそのひとつですし、「ゴールド免許割引」「新車割引」「子供特約」「本人割引」なども比較的新しい制度です。最近では保険証券の発行を省略し、契約内容はWeb上で確認する「Web割引」なども登場しています。
 
 
 それ以外にも、対人賠償や対物賠償に免責金額を設定することで保険料を下げられます。例えば事故を起してしまった際、数百万円や数千万円はとても払えないが、5万円や10万円、30万円なら何とか自腹で払えるという方は多いと思います。最善とはいいませんが、免責を設定することで保険料を軽減するのも一案です』。
 
 
 通常保険
 
・対人賠償 自動車保険の基本。相手を死傷させた場合、自賠責の補償額を超える部分について支払われる
・対物賠償 これも基本的な保険。他人のクルマなどに損害を与えた場合、保険金が支払われる
・搭乗者傷害 運転者や搭乗者が事故で死傷した場合に支払われる。いわゆる「定額払」
・人身傷害 搭乗者傷害に似ているが、こちらは「実損払」。また運転者に過失があっても支払われる
・車両保険 自車の損害について補償を行う。ただし中古車では入れないことも多い

 
 特約・割引
 
・ファミリーバイク特約 本人か家族の所有する125cc以下のバイクについて、対人・対物などの補償が受けられる
・身の回り品特約 事故や盗難の際、車内やトランクに置いた日用品についての損害補償が受けられる
・弁護士費用特約 事故で相手に損害賠償請求を行う際に、弁護士費用などを実費で補償する
・等級プロテクション特約 事故を起しても、1回に限り、翌年の割引等級を下げないサービス
・代車費用特約 事故でクルマが使えなくなった際、修理期間中のレンタカーなどの費用が支払われる
・事故付随費用特約 事故で走行できなくなった場合、レッカーダイヤ運送費、緊急宿泊費などが支払われる
・子供特約 年齢条件を下げることなく、自分の子供は保険対象に組み込むサービス
・複数台所有割引 「セカンドカー割引」ともいい、クルマを2台以上所有している場合、2台目以降の保険量が安くなる
・ゴールド免許割引 クルマを主に運転する人(被保険者)の免許の色がゴールドの場合に適用されるサービス
・新車割引 クルマが初度登録年月の翌月から起算して25カ月以内のときは保険料が安くなる
・本人割引 補償の対象を記名被保険者に限定する。家族限定よりも安くなる。「配偶者限定割引」もある
※内容や条件は保険会社や商品の種類によって異なる場合があります
 
 
 安い保険会社がベストなのか?
 
 そんなわけで先出の「「価格.com自動車保険」」では6社から届いた。
 
  
 条件は表に記したとおりだが、以外に見積り金額の差は大きかった。最安値で14,550円、最高値で27,540円。2倍近い差だ。これは見積サイトで選択した条件以外のものが付加されているのが大きいようだ。例えばMD社はbang!経由とINSWEB経由では違う金額が提示されたが、片方では「自損事故傷害特約」が付加されていたため。実際に契約するには、こういった条件を細部まで詰めた上で値段を比較しなければならない。
 
 
 では、条件を詰めていって一番安い保険会社と契約するのがベストなのだろうか? 安いにこしたことはないが、それが全てではないだろう。普通、事故に遭うのは数年に一度、数10年に一度という割合。当然事故や補償に対する知識はないわけで、もし何かあったら保険会社に相談することになる。その時にどれだけ力になってくれるかが重要ではないだろうか。
 
 
 あくまで筆者の経験上の話だが、投げやりで契約上の金さえ払ってあとは何もしないとか、事故の相手に連絡を取らず、不愉快にさせて話がこじれてしまったとか、保険会社に関係するトラブルは少なくない。事故に遭わなくても毎年それなりの保険料を払っているのは、いざというときの相談など、力になってくれることを期待している部分が大きいのではないか。
 
 
 では、どこが力になってくれる保険会社だろうか? さすがにそれはわからない。インターネットで「保険会社 評判」などで検索するといろいろ出てくるが、いい担当者に当たるかどうかで決まる面もある。ひとついえるのは、長く付き合っている保険会社(担当者)は、その客を無下にはしないということ。新しい割引が登場したらちゃんと教えてくれるし、事故の際にはどうしたらいいか手ほどきしてくれる。抽象的な結論で申し訳ないが、身近なところで、長く付き合える保険会社や保険代理店を見つけてほしいと思う。
 
 
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