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July 26, 2008 space
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皆既日食 日本で46年ぶり2009年7月22日午前11時前ごろ

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国内では46年ぶりの皆既日食が2009年7月22日に観測できる。皆既日食は世界のどこかで1年に1度ほどの確率で見られるのですが、同じ場所で起こる皆既日食は300年に1度ほどの確率でしか巡ってきません。前回日本で見られた皆既日食は46年も前でした。
 

nissyoku_20090722_image.gif

 

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 皆既日食地球、月、太陽が一直線に並び、地上から見ると太陽が月の陰に隠れる天文現象。太陽が完全に隠れるのが皆既日食。
 
あと1年に迫った。来年7月22日に観測される皆既日食。楽しめるのは鹿児島県の種子島、奄美大島などが浮かぶ南方の海域だけ。次回の皆既日食は2035年。今回は太陽が完全に隠れる時間が6分以上と長く、天文ファンが注目している。
 
 
 皆既日食とは・・・
 
kaiki_nisyoku02.jpg 毎年2回ほど、世界各地で月と太陽が全く同じ方向に重なって見えることがあります。この時太陽が月に隠れる現象を日食と呼んでいます。その隠れ方の違いによって部分日食(太陽の中心と月の中心がずれるので、一部分だけ欠ける)、金環日食(月がきれいに重なるが、その見かけの大きさが小さく、太陽の光が輪になって残って見える)、皆既日食(太陽が完全に隠れる)の3種類があります。
 

041001_2.jpg

 
 太陽が全部隠れて、真昼が夜のように暗くなり、星も見える。普段見られない太陽から吹き出すコロナ、プロミネンスなどを肉眼で観測できるとともに、ダイヤモンドリングも見られ、神秘的な天体ショーとして多くの者を魅了する。皆既日食は非常に珍しく、地球上の同じ位置で皆既日食が見られる確率は、三百数十年に一度と言われている。
 
nissyoku_20090722_01.jpg

 
いつ起きるの?・・・
20090722map.jpg

 2009年7月22日 午前11時前ごろ
 
何故注目されるのか・・・
1. 観測できる皆既日食の範囲条件がいい
2. 皆既日食の時間が長い
3. 太陽の高度が高く条件がよい
 
 2009年7月の皆既日食は、条件がよくその中でも一番条件の良い悪石島では皆既状態が6分25秒も続きます。これは、日本はもちろん世界でも非常に珍しい好条件です。時間的にも午前11時と条件が良くなっています。
 
solar-eclipse-1997-2020-path.gif

 
 日本では、1963年以来46年ぶり(2009年)、その後は26年後の2035年となる。
* 1963年7月21日…北海道
* 2009年7月22日…屋久島、種子島南部、トカラ列島、奄美大島北部、喜界島
* 2035年9月2日…能登、富山、長野、前橋、宇都宮、水戸
 
 
 観測できるのは皆既帯と呼ばれる地域。
 
 パキスタンの南端に始まり、来夏はインド西部で始まり中国の上海付近を経て、東シナ海へ出、日本のトカラ列島付近を通り、小笠原諸島南方(硫黄島付近)を経て、太平洋を横切ってキリバス周辺で終わる。国内で絶好の観測ポイントはトカラ列島や屋久島、種子島、奄美大島、小笠原諸島の周辺。それ以外では部分日食になる。
 
nissyoku_20090722_main.jpg

 
 皆既日食が見られる南西諸島から小笠原諸島にかけての海上には、国内の豪華客船も勢ぞろいしそうだ。天気が悪くても移動できるため、「陸地より観測しやすい」と人気を集めている。
 
日本クルーズ客船は「ぱしふぃっくびいなす」での観測ツアーを企画。国立天文台の渡部潤一准教授ら専門家が同行し、6月末に参加者を募ったら1週間弱で約500席が予約でいっぱいになった。4泊5日で17万〜66万円。北野芳克営業部長(60)は「こんなに関心が高いとは読めなかった」と驚く。

日本チャータークルーズの「ふじ丸」は兵庫県立大がツアーを企画。5月に募集したところ、半日で約200席が埋まった。約200人がキャンセル待ちしているという
 

20090722guide.jpg

 
 ■東京〜大阪の地域でも太陽は7割以上も欠けます。

 普段見る青空は不気味な薄暗い色になり、真夏のギラギラした太陽は弱々しい光になり、誰もが太陽の異変に気付くことでしょう。真夏の真昼間の眩しいはずの日なたは、まるで日没直前の夕日が差しているような感じになるでしょう。関東〜九州で太陽がこれほど深く欠けた日食は過去20年間に一度もありませんでしたので、何も知らない人は突然の「天変」にきっと驚かされることでしょう。
 
 
 ■九州地方 (90%〜99%)
 
nissyoku_20090722_map.jpg 九州では日食の食分が非常に大きく、スリリングな光景となります。九州では南に行けば行くほど「細い太陽」が見られますので、福岡〜鹿児島を結ぶJR九州を利用してとにかく南下したいものです。

皆既帯に近い九州の南部、鹿児島市では9割以上欠けて皆既日食の寸前までいき、太陽は線のようになります(食分0.93)。ここまで欠ければ太陽はごく僅かな光となり、昼とは思えないほど暗くなりそうです。ひと時、幻想的な雰囲気になるでしょう。九州島内で一番太陽が細くなるのはズバリ佐多岬です(食分0.99)。ここまで来ると、皆既日食になるかならないかの「糸のような太陽」になり、コロナが見えるかもしれません。ここでもギリギリ部分日食止まりですが、フェリーでの渡航を諦めざるを得ないときはこの九州最南端の地を目指せば食分0.99の究極の部分日食を味わえます。
 
皆既帯は陸地(中国)にもかかっているので、海外へ脱出して中国の北京周辺で見れば観光旅行も兼ねて楽しむことができそうです。
 
 
「2009年トカラ皆既日食」特設サイト
 

 皆既日食:悪石島は「雲隠れ」各地で一喜一憂
 
 日本の陸上では46年ぶりとなる皆既日食が起きた22日午前。鹿児島県・トカラ列島など皆既日食帯はあいにくの天候の所が多く、観測者たちは祈るように天空を見上げた。関東甲信越でも天気がぐずつきがちだったが、一部の地域では雲間から部分日食が観測できた。人工衛星を通じた中継映像を提供する施設にも多くのファンが詰めかけた。

 6分25秒の皆既日食が観測できると注目された鹿児島県トカラ列島(十島村)の悪石島では22日朝から雨模様、人口の5倍を超す計394人が天候の回復を待ったが「黒い太陽」は姿を見せなかった。だが、皆既日食の「暗さ」は体感でき、観測者から驚きの声が上がった。

 観測ツアー客218人が集まったのは、悪石島小中学校のグラウンド。5度目の観測という「日食ハンター」、山崎四明さん(76)=横浜市旭区=は「きっと晴れてくれるはず」と願い、望遠鏡を構えた。レジャーシートの上で観測用の「日食グラス」を構えた人など、それぞれのスタイルで「世紀の瞬間」を待った。
 
 午前10時53分16秒。皆既が始まり、まばゆいダイヤモンドリングが見られるはずだったが、雨は土砂降りに。雲の間から一瞬でも「黒い太陽」を、とみんなが願ったが、かなわなかった。


 
 皆既日食 次は26年後 史上最大の天文ショー
 
 日本では今後30年間に皆既・金環日食が3回、皆既月食が17回観測できる。直近の日食は九州−南東北の太平洋岸で観測できる2012年の金環日食。月の影の外側に太陽が細いリング状に見られる現象で、日本では1987年9月23日に沖縄で見られて以来25年ぶり。2030年の金環日食は北海道のほぼ全域で見られる。
 
 ■今後30年間に日本で見られる日食
 ◇2012年5月21日 金環日食

 九州南部、四国、近畿、東海、関東、南東北の太平洋岸(東京で7時32分ごろ)
 ◇2030年6月1日 金環日食

 北海道のほぼ全域(札幌で16時54分ごろ)
 ◇2035年9月2日 皆既日食

 石川、富山、新潟、長野、群馬、栃木、埼玉、茨城など(前橋で10時06分ごろ)


 
 その次は平成35年9月2日の皆既日食。月が太陽に近いと金環日食、月が地球に近いと皆既日食になる。

 一方、月全体が地球の影に隠される皆既月食は、皆既日食と異なり、月が地平線上にあればどこからでも観測できる。
 
 
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