はやぶさ 地球に帰還！大気圏再突入で燃え尽きた…

　
　はやぶさとの出会いは、2002年5月にJAXAが募集した「星の王子さまに会いに行きませんか ？」のキャンペーンでした。この内容は…探査機「はやぶさ」が「イトカワ」へ向かい、「ターゲットマーカー」ミネルバを投下する。
　

　
このミネルバに応募者の名前を刻印したソフトボール位の大きさの「ターゲットマーカー」を包むアルミ箔の内側に刻み込まれ、星の上に永遠に残る事になります。 地球外天体に人類の名前が届けられるのは初めての事でした。
　

　
この応募で、私と妻の名前を入れて、イトカワに届けてくれたのが、はやぶさだったのです。
　
2002年から「はやぶさ」に関して情報を見聞きしてもう8年、トラブルばかりニュースで目にしてきて、まさか地球に再び戻ってくれるとは思ってもいませんでした。
　

「はやぶさ」が最後に撮影した地球の写真＝ＪＡＸＡ提供
　
そして今日（私たちの結婚記念日）に、小惑星イトカワの岩石採取に挑んだ探査機「はやぶさ」は、７年ぶりに地球と太陽の距離の４０倍に上る６０億キロ・メートルもの旅を終えて、１３日深夜22時53分、地球に帰還しました。
　
月より遠い天体に着陸して、地球に戻ってくるのは史上初だそうです。
　
はやぶさは22時50分に大気圏に突入、10時53分にカプセルが加熱されて輝く「火球」をウーメラ砂漠に設置されたUstreamライブカメラで見ていました。はやぶさ本体は大気圏で燃え尽きた。同時にパラシュートで落下中とみられるカプセルからの信号電波も豪州の現地探索隊が受信したそうです。
　
はやぶさは最後のミッションを達成して、地球に再突入し燃え尽きる瞬間を目にできたことは、本当に忘れられない思い出になりました。
　
　おかえりなさい。はやぶさ。ありがとう！お疲れまさでした。
　

　

はやぶさ再突入時の録画です。
強い光を放って地球大気圏に溶けていくはやぶさ。
おかえりなさい.。

　
　探査機「はやぶさ」が地球に帰還、回収カプセルを発見
　
　小惑星探査機「はやぶさ」は１３日午後１１時２１分（日本時間午後１０時５１分）ごろ、豪州南部の上空で大気圏に再突入し、約６０億キロの旅を終えて７年ぶりに地球に帰還した。月以外の天体に着陸した探査機の帰還は、世界で初めて。宇宙航空研究開発機構は、小惑星「イトカワ」の砂が入っている可能性のある回収カプセルをヘリコプターで捜索、発見した。
　
■JAXA：「はやぶさ」帰還特設サイト
　

　はやぶさがギネス認定　「小惑星から物質を持ち帰った世界初の探査機」
　

宇宙航空研究開発機構（JAXA）は、「はやぶさ」帰還1周年となる6月13日、同探査機がギネス・ワールド・レコーズに「世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った探査機」として認定されたと発表した。
　
7年の旅を終えたはやぶさは昨年6月13日に地球に帰還。カプセルからは小惑星「イトカワ」からの微粒子が見つかり、小惑星からサンプルを持ち帰るというミッションを成功させた。
　
13日には、はやぶさの今後とこれからを紹介する「はやぶさi」が東京国際フォーラム（東京・有楽町）にオープン。10月10日まで、2.5分の1の模型やカプセルのレプリカなどを展示している。

　
はやぶさ 地球に無事帰還し大気圏再突入で燃え尽きた…
小惑星探査機「はやぶさ」、地球帰還準備が本格化
「はやぶさ」星の王子さまに会いに行きませんか ？「イトカワ」へ「ミネルバ」を投下
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セレーネ「月に願いを！」キャンペーンが始まりました！
　
■ 記事及び画像は、「提供　宇宙航空研究開発機構(JAXA)」