フェニックスは昨年8月に打ち上げられ、25日夕(日本時間26日朝)、火星の北極に近い平原に軟着陸を試みる。地表近くの土を採取して、氷や生命の痕跡である有機物を発見することをミッションとしています。
火星への軟着陸は難しく、これまで探査機13機のうち5機しか成功していない。
フェニックスが成功すれば、04年の火星探査車(スピリット、オポチュニティー)着陸以来、4年ぶりとなる。これまで着陸した探査機5機は、比較的低緯度の乾燥地域に軟着陸したが、フェニックスは、地球ならアラスカ北部に当たる高緯度地方を目指す。火星の両極近くの地表には大量の氷があることがわかっている。
先端にスコップがついた長さ約2メートル余りのロボットアームを伸ばして土のサンプルを採り、氷や有機物の存在を直接、確かめる。
現在の火星は寒く、表面に地球型生命に不可欠な液体の水は存在しない。しかし、過去に液体の水が存在したことを示唆する化合物や地形が見つかっており、温暖だったころには海や川があったと考えられている。
NASA火星探査機「フェニックス」が着陸成功
米航空宇宙局(NASA)は米東部時間25日午後7時53分(日本時間26日午前8時53分ごろ)、火星探査機「フェニックス」が火星の北極付近に着陸したのを確認した。火星着陸成功は、04年の探査車「オポチュニティー」以来。
Phoenix Lands at Martian Arctic Site
NASA's Phoenix spacecraft landed in the northern polar region of Mars today to begin three months of examining a site chosen for its likelihood of having frozen water within reach of the lander's robotic arm.
Above, an artist concept of the Phoenix lander on Mars.
NASA火星探査機が連携 火星に着陸前に撮影成功
NASAが26日、探査機フェニックスが火星に軟着陸する直前のパラシュートで降下している姿をとらえた。火星の上空310キロを周回中の米探査機マーズ・リコネサンス・オービター(MRO)の高解像度カメラで撮影した画像を公開した。惑星に降下中の探査機を、別の探査機が撮影に成功したのは初めてという。

着陸の約2分前、フェニックスが高度13キロほどでパラシュートを開いた直後、760キロ離れたところから撮った。大きさ10メートルのパラシュートと、その下にぶら下がるフェニックス、両者をつなぐひもが火星をバックに写っている。
火星の地形を撮影するMROの高解像度カメラは、通常は真下に向いている。NASAジェット推進研究所(JPL)は今回、カメラを傾けてフェニックスの撮影に挑戦した。JPLのジム・エリクソン氏は「撮影できる確率は40%ぐらいだと思っていた」と話した。
火星で「水」確認の米探査機、日照不足で活動停止
米航空宇宙局(NASA)は10日、火星で水の存在を確認した無人探査機「フェニックス」が交信不能となり、ことし5月の着陸後に続けていた活動を停止したと発表した。
着陸地点である火星の北極付近の日照時間が短くなり、太陽電池による充電ができなくなったためという。
NASAでは今後数週間、フェニックスからの交信を待ち続けるものの、火星での天候が悪化しているため、交信が再開される見込みは低いとしている。
フェニックスが採取した物質を調べた結果、NASAは7月末、生命の存在に欠かせない水が存在している確証を得たと発表。同機は既に予定を2カ月も超えて活動を続けており、これまでに2万5000万枚以上の画像を地上に送信した。
火星探査機「Phoenix」、ミッションを終了
「01010100 01110010 01101001 01110101 01101101 01110000 01101000」という最後のTwitterへの投稿がすべてを語っている。
バイナリに堪能でない人のために、この、米航空宇宙局(NASA)の火星探査機「Phoenix」のTwitterアカウントからの投稿を変換すると、「triumph」(大成功)となる。
NASAによれば、同局の火星探査機であるPhoenixは5カ月以上の任務を遂行していたが、もはや同局がPhoenixからの通信を受信することはないという。このまったく予期されていなかったわけでもない出来事は、探査機の移動後に起きた。NASAは米国時間11月10日の報道発表で、「ロボットが着陸した北極地域の日照時間が季節変化のために減少し、十分な日光が太陽電池に当たっていないために、探査機の機器を動かすバッテリを充電するのに必要な電力が得られない」と述べた。
つまり、Phoenixはガス欠になったということだ。しかし、NASAによれば、今回の探査機プロジェクトでは期待以上の成果が得られたという。そのため、NASAは、このミッションは成功だと考えている(現時点で、ほかにどんなコメントが期待できるだろうか)。
また、日照不足とちりの多い空により、Phoenixのバッテリが充電できなくなったとしても、NASAは、探査機がいつの日か復活するかもしれないという望みを抱いている。
NASAは2007年8月4日にPhoenixを打ち上げ、Phoenixは2008年5月25日に「これまでの宇宙探査機が火星の地表に着陸した地点よりもはるか北に」着陸した。
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http://www.nasa.gov/phoenix
PASADENA, Calif. -- NASA news briefings, live commentary and updates before and after the scheduled Sunday, May 25 arrival of the agency's Phoenix Mars Lander will be available on NASA Television and on the Web.
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