話題のナレッジベース | Knowledge Base Weblogs space
HOMEBlogs index Mysterious >> space
space space
space
space
space
space
January 3, 2008 space
   space
space

水晶ドクロ(クリスタル・スカル)とは? : オーパーツ OOPARTS

space

水晶ドクロ(クリスタル・スカル)とは?1927年、中米の小国ベリーズ(当時は英国領ホンジュラス)にてイギリスの探検家フレデリック・A・ミッチェルヘジスがルバントュム遺跡を発掘中、養女のアンナが偶然にも17歳の誕生日の時に、倒壊した壁に隠されていた祭壇の下から水晶のドクロを見つけ出した。

クリスタル・スカル(水晶ドクロ)
 
space

 
 アステカ王国の神話で死の世界を支配する神「ミクトランテクトリ」を体現
 
その時は取り外し可能の下顎部分が欠けていたが、三ヶ月後、わずか7m離れた場所から、同じアンナによってその部分も発見された。

この「水晶ドクロ」は、下顎部分も含めて全体が一個の大きなロッククリスタル(無色透明な石英結晶体)を加工研磨したもので、いわゆる頭部縫合線が示されてない点を除けば、あとはほぼ実物大の人間の頭蓋骨、それも恐らくは女性のを型どったと推測されるほど解剖学的に忠実に作られている。
 
クリスタル・スカル(水晶ドクロ) もともとアメリカ大陸の先住民アメリンド(インディアンやインディオ)の文化と芸術にとって、人間の頭蓋骨というのは貴重なモチーフで、死を通して生命の再生を象徴するものだったらしい。スペインが中米メキシコ最後の古代アステカ帝国を侵略した時、アステカ人は小さな水晶ドクロ類を製造していた。あるいは少なくとも祖先代々神聖に継承したとされる。
 
現在大英博物館の人類科学別館にはミッチェルヘイジスとほぼ同じサイズで、やはり精巧な造り(下顎部分が取り外しきかない)の水晶ドクロが展示されているし、フランスのパリ人類博物館(ムセエ・ド・ロム)にもサイズが1/2の小さいもの飾られており、いずれもミッチェルヘイジス以前にメキシコから持ち帰られたものである。
 
しかし、一時はミッチェルヘイジスが「これはもともとアトランティスから由来したものだ」と言う彼の主張もあったせいか、文化的にも、考古学的にも極めて価値の高い「水晶ドクロ」は無視され続け、アンナの所有物として、現在でも製造年代や起源も含め科学者の本格的な分析調査を受けないままに至っている。
 
だが一方では、水晶の持つド独特の神秘性もあるせいか「水晶のドクロ」を巡って怪奇事件や怪奇現象の話が評判になり、1960年代後半から頃から古代史や超常現象の研究家によってさかんに研究されるようになった。
 
 
 水晶ドクロを「人が手で磨くと制作に300年かかる」
 
「水晶のドクロ」の謎はまず非常に硬いロッドクリスタルをこれほど自在に切断して正確な頭蓋骨型に整形してのけた、高度の加工術である。
 
水晶は10段階のモーズ式高度基準で7ぐらい、ダイヤ、サファイヤ、ルビー、トバーズに次いで硬いので、マヤやアステカ時代に使われた銅製工具では歯が立たず、現代の鋼鉄製ポケットナイフでもほとんど引っかき傷もつけられない。といっても古代人ががダイヤなどの硬い宝石でを道具に使っていた証拠も全くない。
 
水晶と同じ化学構造と高度を持つ砂(二酸化珪素)で研磨すれば、整形加工は可能だが、長時間を必要とし更に仕上げの光沢だしには、古代人にも知られていた赤い顔料のペンガラで根気よく磨けば可能。これは現代でも鉄丹と呼ばれ、研磨用に使われるものである。
 
 
 アステカ・カレンダーで’は、2012年12月23日で終わっている。
 
 水晶ドクロは全世界に「全部で13個あり、それを2012年までにすべて一か所に集めないと世界が滅亡する」などのマヤ暦の伝説と言われるアステカカレンダーの迷信がある。
 

asteka_cal.jpg

 
このアステカ・カレンダーは、地球の公転速度(一年の長さ)=365.2420日と記されている。これは現代の科学がはじき出した1年が365.2422日と誤差0.002日しか違わない正確さを誇る。
 
マヤ暦では2万5640年をひとつの単位としたアステカカレンダーに記されている。現在は2万5640年を5等分した、5128年単位の第5サイクル期にあたり、現在の始まりは紀元前3114年8月11日を始まりとして、2012年12月23日に、今サイクルが最後の日となっている。
 
 奇しくも2012年12月23日は、フォトン・ベルト(Photon Belt)への突入の日と呼ばれている。
 
 
 「水晶ドクロ」の神秘的雰囲気も謎である。
 
 水晶に魔法的性質を見出すのは世界中に共通し、マヤの末裔は今日でも透明な水晶をザストゥン(まじない石)と呼んで珍重している。


恐らくこの水晶ドクロは、神殿内の暗い内陣に安置されて下から照明をあて、儀式の祈りや信託の言葉に合わせて下顎を動かす。そして占星術の水晶球と同じような超常的効果を発揮しただろうし、少なくても催眠効果や集中力を高めるには大いに役立つだろう。


 事実、この「水晶のドクロ」を所有者からかり受けて観察した研究家の何人かは、深夜に甲高いチャイムか金の音、猫の鳴き声あるいはひそひそ話の人声みたいな怪音が発されたとか、様々な臭いを出したとか、透明な内部が曇った虹のように色を変えたオーラを放ったりすのを見たという、色々なタイプの神秘体験の報告がある。
 

 水晶ドクロは19世紀独製
 
 中米マヤ、アステカ文明の遺物といわれる水晶ドクロ(クリスタル・スカル)をテーマに、日本でも公開される映画「インディ・ジョーンズ」シリーズの新作「クリスタル・スカルの王国」の封切りを記念して、パリの国立ケ・ブランリ美術館は5月から、所蔵する水晶ドクロを展示する。しかしこの所蔵品の調査の結果、19世紀のドイツ製の偽物と判明した。関係者を落胆させ、事実に驚かせている。
 
ooparts101a.jpg

 
水晶ドクロは、実物大の人間の頭蓋骨(ずがいこつ)の形に水晶を削ったもの。同館によると、世界で12個確認されている。同館所蔵の水晶ドクロは高さ11センチ、重さ2.5キロの透明水晶製。アステカ王国の神話で死の世界を支配する神「ミクトランテクトリ」を体現したものと言い伝えられ、同館の前身の博物館に19世紀、冒険家から寄贈された。
 
しかし、同館が昨年研究機関に依頼した調査で、表面に機械を使用した跡が判明。ブラジル産の石を使って1867〜86年にドイツ南部の工房で制作されたとの結論となった。同館は展示で、その経緯も含めて紹介する。

 
オーパーツ OOPARTS : アステカの暦石(アステカカレンダー)
オーパーツ OOPARTS : ピリ・レイスの地図
オーパーツ OOPARTS : ヴォイニック写本
オーパーツ OOPARTS : 水晶のドクロ
オーパーツ OOPARTS : 黄金シャトル
オーパーツ OOPARTS : 黄金に刻まれた文字
オーパーツ OOPARTS : 聖地バールベック
オーパーツ OOPARTS : コスタリカの石球
オーパーツ OOPARTS : 人工球体
オーパーツ OOPARTS : 0.3ミリの穴と黄金のマスク
オーパーツ OOPARTS : 古代電池
オーパーツ OOPARTS : アルミニウム製帯留め
オーパーツ OOPARTS : アンデスの細工技術
オーパーツ OOPARTS : アショカ・ピュラー

アイスマン殺人事件:5300年前の殺人事件を追え!
「ミトコンドリアのイブ」仮説
ナスカ文明と地上絵は何を示しているのか?
ノアの箱舟 洪水伝説は黒海だった!?
ムー大陸はどこにある?
アトランティス大陸はどこにあった?
宇宙の運命を握る「暗黒の力」
 
 2006-12-31 23:54:03
 

space
HOMENews BlogsMysterious | January 3, 2008 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
space


space Entries of this Category
space

  Next >> コスタリカの石球 : オーパーツ OOPARTS >> 

コスタリカの石球とは?スペイン語でラス・ボラス・グランデス(大きな玉)。中米の小国コスタリカの太平洋沿岸部、ディギス川のデルタ地帯を覆う鬱蒼たる熱帯雨林のジャングルから思いがけ...»この話題を見る…


  Previous << ムー大陸はどこにある?ムー大陸の存在と繁栄、衰亡の謎 << 

ムー大陸の存在は、ナーカル碑文とトロアノ古写本に記された痕跡を独自に解析したのがきっかけだとされている。1868年、チャーチワードがイギリス陸軍の援護活動に従事して、インドに駐... »この話題を見る…


space
space
Welcome to knowledgeBase  Blogs  ▲TOP